少し春めいた風が吹いたと思ったら冷たい雨が降る最近の気候を、まだ三寒四温と呼んでいいのかということを調べるだけで、30分を費やしてしまったゾリラバです、こんばんは。
ブログはいつも書き出しが一番苦労します(←あっさり始めればいいのに)。
さて、今日2月26日は、最近のおでん様の過去編で注目度が花丸急上昇中の赤鞘九人男のひとりであり、「モテ期」は来ねェが「無敵」の忍者、霧の雷ぞうの誕生日です。
ティラリラッタラー。
ゾリラバのキャラ語りは好きなキャラの誕生日を狙って満を持して書くこともあれば、ネタを探していてたまたまその日が誕生日だったキャラを語ることもあります。
雷ぞうは後者です(ごめんよ)。
でもおでん様の過去編が終わろうとしている現在も、いろいろとまだ回収されていない伏線が残っている赤鞘九人男なので、モテない雷ぞうの誕生日を祝いつつ、考察してみたいと思います。
雷ぞうはダシです(ごめんよ)。
これまでのキャラ語りはこちらから。
Contents
雷ぞうのモデル
ゾウ編では、麦わらの一味の男子勢だけでなく超クールな大人のローまでもが会うのを楽しみにしていた憧れの忍者。
雷ぞうの2.5頭身のビジュアルは、ちょっとルフィ達のイメージと違ったようですが、その忍術は、口の悪いおでん様をして「天才」と言わしめるほどです。
雷ぞうの額の月の印は光月家の逆さ三日月でしょうが、古い映画が好きな尾田っちですから、もしかしたら昔の映画の「旗本退屈男」から着想を得たのかもしれませんね。
そして、「霧の雷ぞう」という名前は、「真田十勇士」のひとりである忍者の「霧隠才蔵」と、有名な昭和の歌舞伎役者「市川雷蔵」から取ったのではないかと思います。
ちなみに市川雷蔵の代表作には「眠狂四郎」や「忠臣蔵」があり、霧隠才蔵は石川五右衛門の兄弟弟子ということになってます。
このようにワノ国編は、作者の尾田っちが「趣味全開」と語っているとおり、日本の歴史や文化の息吹がそこかしこに感じられます。
思わずゾリラバも世界のファンに向けてワノ国編に見る日本文化を英語で解説したくなったほどに。
雷ぞうという人物
雷ぞうは、かつては将軍光月家のお庭番として天才忍者と呼ばれながら、女にフラれて御庭番衆を抜け森でやさぐれていたところを、通りかかったおでん様に拾われ(勝手に付き従って)、赤鞘九人男のひとりとなります。
おでん様亡き後は、錦えもん達と共に20年後に飛ばされ、同志を募るために海へ出て誰より早く目的地のゾウにたどり着きました。
自分を匿ったために、カイドウの部下のジャックに壊滅させられたゾウの町を見て
拙者コレに…!!
報いる働きを致すゆえ!!!……許せ!!!
許せよ!!!
と男泣きに泣く熱い男です。
また、忍術は芸ではないと言いながら、ガッカリするルフィ達を見て、忍法を披露してくれるサービス精神旺盛な良い奴でもあります。
雷ぞうをめぐる謎
雷ぞうがゾウに匿われていたことが判明した第816話は、鳥肌もののサプライズでしたが、なぜ雷ぞうがゾウにいることを、ジャックは知っていたのでしょう。
この謎については、4年近く経った今でもまだ判明していません。
ワノ国編もおでんの過去編が終わり、いよいよカイドウとの決戦間近ですが、敵側への内通者が誰なのかという超気になる謎と共に、ジャックがゾウにたどり着けた理由も明らかになりそうです。
それからもうひとつ、どうでもいいといえばどうでもいいんですが、ルフィ達と初めて会った時に雷ぞうは、忍者はニンニンなどとは言わん!!!と言ってたくせに、兎丼の採掘場ではニンニン言いまくっていたのが地味に謎で、ゾリラバ、気になります。
ま、何はともあれ、雷ぞうさん、お誕生日おめでとうございます。
鬼ヶ島への討ち入りでは、光月家を裏切りオロチに与したお庭番頭の福ロクジュを、かつてライバルといわれた雷ぞうさんがギッタギタにしてくれるものと信じております。
無事に主君の敵をうち、ワノ国を取り戻した英雄のひとりとなった暁には、モテ期が来るかも!?
いっそしのぶさんがお似合いのような気もしますけど(笑)