ボンボンジャーニーのスコア上げが楽しくて、二日もブログの更新をサボったゾリラバです、こんばんは。
いやー、ボンジャニ、シンプルだけど奥が深いですわ。
さて、2月4日発売のONE PIECE巻98の表紙が出ましたね!
スーロン化したイヌアラシとネコマムシも、金棒を振りかぶるヤマトもむちゃむちやカッコいいんですが、特に、おでん様と同じ二刀流の構えの錦えもんが超イケメン!
そして今日1月29日は、その錦えもんの誕生日です!!!
べべんっ!
そこで久々にキャラ語り、いってみたいと思います。
むしろワノ国編の重要キャラなのに、まだ錦えもんを語っていなかったことに自分でも驚きました。
原作でもアニメでも目下株価爆上がり中の錦えもんの魅力を、熱く語っていきましょう。
狐火の錦えもん登場
錦えもんが初めてルフィと読者の前に登場したのは、パンクハザード編。
なんと下半身のみ(笑)
そんなバカな、と思うような下半身コミュニケーション特技ともあいまって、どうみても最初はギャグ要員と思いましたよ。
しかし当時は息子と偽っていたモモの助ともども、何やらものすごく重たいものを抱えている様子は、当時から伺えました。
また、尾田っちがずっと書くのを楽しみにしていると言っていた「ワノ国」の侍ですから、パンクハザード編以降につながるキャラだろうとは思いましたけどね。
でも、ナミを見るエロい目付きや、ナミから“男尊女卑男”と呼ばれた封建的な発言からして、ゾリラバ的にはすぐに好きになったキャラではありませんでしたわ。
主君の敵討ちとカイドウ討伐
ドレスローザでもメインストーリーとは直接関係なく、ひとりカン十郎を探していた錦えもんの必死な事情の一部がようやく判明したのは、ゾウ編になってから。
モモの助は実は錦えもんの息子ではなく、今は亡き主君光月おでんの跡取りで、錦えもん達は、大名である光月家の家臣でした。
麦わらの一味が救ったミンク族を統べるイヌアラシとネコマムシは、錦えもん達の同志であり、同じ光月家の家臣。
いろいろなことが繋がっていくと同時に更に謎が増えていったこの時期は、あれこれ考察を巡らして本当にワクワクしたものです。
ルフィが錦えもんからカイドウ討伐への助太刀要請を受け、幼いながら主君であるモモの助と盟約を交わし、晴れて“忍者海賊ミンク侍同盟”が結成された時に、そのワクワクは頂点に達しました。
しかし錦えもんはまだ、何かを明かせないまま抱えていることは、モモの助の発言やイヌネコの言動で感じられましたね。
トキトキの実とタイムスリップ
あれこれと予想や考察を巡らしていても、そのはるか斜め上を越えてくるのがONE PIECEクオリティ。
あちこちに張り巡らされていた伏線の種明かしの最たるものは、なんと錦えもん達が悪魔の実“トキトキの実”の能力で、20年前からタイムスリップしてきたということでした。
いろいろなことが腑に落ちると同時に、なぜギリギリまで思い付かなかったかと、ゾリラバまたしても悔しい思いをしたんだよい。
錦えもんの苦労と忍耐と背負うものの重さを本当に理解したのは、この時が最初かもしれません。
主君を殺され、幼い跡取りのモモの助とともに、いきなり20年後の世界に放り出されたその不安たるや、相当なものだったと思います。
20年前に増して憎きカイドウと黒炭オロチのワノ国支配は磐石になっており、対する錦えもん達はモモの助を含めわずか5人の多勢に無勢。
そこから助っ人を求めて海へ漕ぎ出し、パンクハザードでルフィ達と出会うことになります。
ワノ国編を読んだ後に改めてパンクハザード編を読むと、錦えもんの必死さの意味がよくわかり、新たな感動を覚えますなー。
ルフィ達と出会えたことは、孤立無援の錦えもん達にとって、どれほど嬉しい奇跡であったことでしょう。
チンピラから侍へ
いよいよ来週から、アニメでも光月おでんの人生が始まりますね。
アニメ派の方のネタバレになるといけないので多くを語りませんが、錦えもんのおでん様から受けた恩と影響を知ると、錦えもんの忠義心の篤さがよく理解できます。
今でこそ武士の覚悟を語る錦えもんですが、おでん様と出会った頃はただのチンピラ。
若き日のお鶴さんにいつも説教されるような小悪党でした。
でもゾリラバが錦えもんを本当に好きになったのは、過去編を読んでからかもしれません。
改心系キャラに弱いというのもありますが、やっぱり少年少女に限らず大人でも「成長物語」というのは人を感動させます。
前後のギャップが激しいほどに。
だからワンピース界でもエースやヘルメッポやアシュラ童子あたりは応援したくなるガネー。
錦えもんも、紛れもなくおでん様がいたから立派な侍になれたくち。
本当に明後日からのアニメが楽しみです♪
死を覚悟した最終決戦
ワノ国編に入ってから、いよいよ20年越しの敵討ちを成し遂げんとする錦えもんの覚悟が高まっていくにつれ、「うおー、錦えもん、かっこええー!!!」と思う機会も増えました。
例えば第978話の鬼ヶ島上陸シーン。
5000人以上の侍達が乗って来た船をすべて沈め
帰りの船など要らぬゆえ!!!
と言う錦えもんの覚悟にしびれます。
(以下、最近の原作の内容に触れるのでコミックス派、アニメ派はスルーして下さい。)
いよいよカイドウとの最終決戦を迎え、赤鞘九人男がカイドウに一矢報いた時の“おでん二刀流”“桃源十拳”がまたカッコいい!
来週発売されるワンピース98巻の表紙の錦えもんは、まさにこの“桃源十拳”のポーズですね。
錦えもん達が、このおでん様の流儀の継承者の座を争った回想シーンが胸熱です。
錦えもんは赤鞘九人男のリーダーなのに、そこはみんな譲れないのね(笑)
それだけみんなおでん様が大好きだったんだろうなぁ。
しかし、そのおでん様直伝の“桃源十拳”をもってしても、カイドウにダメージは通ったものの、倒すことはできませんでした。
でも錦えもんの無念は、ルフィにしっかりと伝わっています。
ルフィにとってカイドウは、海賊王への夢の前に立ち塞がる倒すべき相手ですが、その拳には錦えもん達の“想い”も間違いなく乗っているでしょう。
赤鞘九人男は全員戦闘不能になってしまいましたが、ルフィがカイドウを倒した後に、モモの助を補佐してワノ国を開国するという重要な役割を錦えもんは負っています。
まだまだ退場ではないでしょうね。
少し気が早いですが、カイドウとの戦いが終わったら、錦えもんがチンピラの頃から尻拭いをし20年信じて待っていた妻のお鶴さんとの再会も、ぜひ描いて欲しいと思います!
錦さん、あんたはよくやったよ!
あとはルフィとゾリラバのゾロがなんとかしてくれるから!
あ、ゾリラバのって野心出ちゃった。