2週間ぶりのワンピース最新話を読んで、ワクワクとドキドキが止まらない昭和の乙女、ゾリラバです、こんばんは。
いやー、いよいよ鬼ヶ島上陸ですよ、皆さん!
真夜中にもう自分が討ち入りをかけるかの如く興奮しております。
早速、感想、いってみましょう!
以下、週刊ジャンプ掲載のONE PIECE最新話の内容を含みますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
20年生きた意味
読み違いとか勘違いとかいろいろあった錦えもんですが、今週はなんだかとてもカッコいい。
傳ジローではないですが、“さすがは我らのリーダー”という感じです。
腕はナマっておらんか!?傳ジロー!!
と気合いを入れる表情がいつになく凛々しいですね。
そしてその錦えもんの問に答える傳ジローのセリフがまたしびれます。
腕を上げてなきゃ20年生きた意味がない
“将軍の犬”居眠り狂死郎として、耐えがたきを耐えてきた傳ジローの、クールな台詞に隠された意気込みが感じられて、思わず鼻血が出そう。
鬼ヶ島入り口
とうとう鬼ヶ島入り口に到着した反カイドウ軍。
敵襲に気づいていないのか、はたまた気にも留めていないのか、中からは宴のどんちゃん騒ぎが聞こえてきます。
いきなり小ネタで恐縮ですが、入り口に立つ3本ののぼりは、橫綱浦島の相撲巡業の時と同様に、またしても尾田っちのスタッフさんの遊び心が垣間見られますね。
今回は“人魚しばり”でしょうか。
「衣尻明王」は、イシダイの人魚イシリーちゃん、「開連明王」は、カレイの人魚のカイレンちゃん(一見“開運明王”に見えてどこにでもありそうなのぼりっぽいのがミソ)ですね。
そして「真鈴明王」はシャボンディで客寄せにされていた、ひげのそりあとも麗しいなんちゃって人魚、マリンさん(笑)でしょう。
話がそれて緊張感が緩みましたが、こういう隠れキャラ探し、個人的には楽しい♪
ウソップの余裕
最前線で斥候的な役割も果たしている麦わらの一味ですが、中でも長距離ヒッターのウソップは狙撃手として見張りを眠らせる活躍を見せました。
いち早く敵を見つけてさりげなく眠らせ、“寝てるみてェだ問題ねェ!!”と言いながらひゃっひゃっと笑うウソップに、余裕と成長が感じられてなんだか嬉しくなります。
弱い犬ほどよく吠える、と言いますが、本当にウソップも強くなって余裕が出て来て、無意味に強がるだけの嘘やはったりをかます必要もなくなったんだろうなーと。
ま、“遠くの敵なら任せとけ”って自分でも言ってますけどね。
帰りの船など要らぬゆえ
錦えもん率いる侍達は、鬼ヶ島に上陸すると、乗ってきた船を全て沈めてしまいます。
隠す場所がないこともさることながら、錦えもんの台詞に込められた決意が一番の理由でしょう。
全て沈めてゆく!!帰りの船など要らぬゆえ!!!
くー、カッコいいね、錦えもん。
いよっ、待ってましたと大向こうから声がかかりそうです。
まさに背水の陣。
勝って鬼ヶ島を含めたワノ国を取り戻せなければ、帰る場所などないという、まさにブルックのいう“勝つか死ぬか”の覚悟です。
錦ちゃん呉服店
今週の錦えもんの頼れる感は、まだ続きます。
頭に葉っぱや小石を乗せないといけないのかと思っていたフクフクの実の能力には、葉っぱの絵を描いたゲートをくぐる者を次々と変装させるという大業もあったんですね。
なんと味方が次々とギフターズの姿に。
こりゃ便利ですな。
キッド海賊団はもともとハードコアな感じなので、ギフターズの衣装がよく似合いますね。
麦わらの一味はびみょーだけど、ナミさんだけは小悪魔っぽくて可愛い。
これは錦えもんの個人的な趣味ですな。
隣でハートを飛ばしているサンジとは、ホントに女性の服の趣味が合いそうです(笑)。
ゾロは変装しても腹巻きがちゃんと残ってるのが笑えます。
今回のサブタイトルにもなっている飛び六胞を含め、後半の敵サイドについては、ひとねむりしてからまた改めてじっくり語りますねー。
ONE PIECE magazine Vol.9 (集英社ムック)