さてアニメワンピースでも観るか、と昼近くにのそのそ起きてきて、若い頃のお鶴さんの勤勉さと愛らしさに目を奪われ、怠惰な休日の午前中の過ごし方をちょっと反省した日曜のゾリラバです、こんにちは。
誰も彼も一生懸命生きている“ONE PIECE”を観ると、“よし、がんばろう”と素直に思えますなー。
さて、今日放映のアニワンは、原作と同じ第961話。
“山の神事件”と呼ばれる、まだ光月おでんも錦えもんも十代の頃のエピソードと、それをきっかけに花の都を出るおでんに付き従う錦えもんら未来の赤鞘九人男のお話。
最近どういうわけか、アニワンのペースが早く(しばらく新型コロナのせいで止まってたから?)、今週も原作の丸々一話分を越えて、第962話の途中までテンポよく進みました。
ストーリーに関する詳細な感想・考察は、原作のジャンプ掲載時の感想に譲って、今日もアニワンオリジナルシーンや、アニメならではのエモいシーンを中心にお送りします。
錦えもんとお鶴
冒頭にも書きましたが、おきゃんな若お鶴ちゃんがかわいいですねー♪
幼なじみの錦えもんのヤクザな生き方を諌め、
おれが死んで悲しむ奴なんかいねェ!!
という錦えもんの言葉にぶんむくれて、石で殴るお鶴が愛らし過ぎです(そこ?)
ゾリラバの“ワノ国編好きなキャラランキング”をやったらまず間違いなく5本の指に入ると思われるお鶴さん、アニメで観たらますます好きになりましたガネ。
チンピラ錦えもんが立派な侍になれたのは、絶対お鶴さんの内助の功も大きかったと思うのです。
カイドウを倒してワノ国に平和が戻った暁には、20年待ったお鶴さんと錦えもんの再会をアニメでがっつり描いてほしいよい。
光月おでんという男
先週、その全容を初めて現した光月おでん。
今週もあいかわらず、弱冠18歳にはとても見えない貫禄です(笑)
ま、それを言ったら錦えもんもとても15歳には見えませんが。
その若おでん様、一攫千金を狙った錦えもん達のせいで花の都を襲ってきた巨大猪を、“桃源白滝”の技で一刀両断。
屋根の上で見栄を切る歌舞伎役者のような姿のカッコいいこと。
しかも、都の人々が事件の犯人と誤解しても何一つ弁明しないどころか、真相を告白しようとする錦えもんを(腕づくで)止めるというね。
元々おでんのファンだった傳ジローはもとより、錦えもんまでもが一生この人についていこうと思うのも、納得の伊達男ぶりです。
おでん様はイヤそうですが(笑)
小間使いオロチ
タイミング良くか悪くか、父である将軍スキヤキから絶縁を言い渡されたおでんがまず身を寄せたのは、白舞の大名、霜月康イエの元。
なんとここで、若かりし頃のオロチの登場です。
若い頃から、目的のためには手段を選ばないというか、企みのためには卑屈にも周到にもなって平気で嘘をつく嫌な奴という感じですねー。
人格者の康イエが情けをかけて拾ったのでしょうが、人の好意や善意を踏み台にしてのしあがっていくタイプ。
霜月康イエの今後の人生を思うと、ここでオロチが登場したことは、嫌な予感しかしないですよね。
早速お金を盗んで、おでんに罪を擦り付けているし。
赤鞘九人男との出会い
ワノ国漫遊を思い立ったおでん様が、後の赤鞘九人男になる腹心の家来達と出会っていく様子も、原作に忠実でしたね。
ちょっと前のアニメワンピースだったら、この出会いのシーンだけでも1話くらい作りそうですが。
イゾウとお菊の兄弟との出会いには、アニメオリジナルシーンが使われていました。
雪が降り積もる鈴後で、追い払われても家々で踊りを披露しようとするイゾウ達が健気~。
でも、ちょっと気になったのは、おでん様はそれほどイゾウ達を真剣に追い払ったり何度も「喰うな」とは言ったりしないんじゃないかと。
おでん様の日誌って、後々の記述でもそうなんですが、決して事実をありのままには書いてないんですよね。
ツンデレ気味というか。
だから日誌には「おれ達のおでんを図々しくも勝手に食い」と書き、“喰うなクソガキ!!”と言ったとしても、本気で追い払おうとはしてなかったんじゃないかな。
傳ジロー達が、イゾウ達におかわりをよそってあげたり世話をやいてあげるアニオリシーンは、実際あったことに近そう。
だからそのシーンを引き立たせるために、おでん様に何度も「食うな!!」とか「よそるな」って言わせたなら、まあ納得かな(何様?)。
先週は、コミックス98巻の発売もあって書くことが多くまだ手付かずですが、同時に発売されたONE PIECE magazine vol.11の感想も早く語りたいです。
サブタイトルが“言葉のチカラ”とあっては、自他共に認める語学ヲタクのゾリラバ、語らないわけにいきません!
超面白かったし。
あー、でも明日の第1003話の感想が先かなー。
嬉しい悩みだなー。
ONE PIECE magazine Vol.11 (ジャンプコミックスDIGITAL)