昨晩のONE PIECEエピソードオブ空島の興奮も冷めやらぬままに、今朝もアニワンを観て1日が始まる幸福を噛み締めている週末限定の自由人、ゾリラバです、こんにちは。
新機軸のストーリー構成による空島篇もなかなか面白かったですが、なんといっても“GOLD”に続くワンピース新作映画が2019年夏に公開されるという告知には、リアルタイムで観てて良かった(もちろん録画もしてますが)と思わされました!
アニメの方も盛り上がっていきたいと思います。
いよいよルフィとあの男とのタイマン勝負が始まりますね!
今週のアニワンは、原作でいうと、87巻の最後、第879話(の途中まで)です。
ジンベエの叱咤
ペロスペローによってキャンディマンにされていたために、ペドロの死を知らなかったブルックとチョッパー。
雨の降るサニー号の甲板で、ナミがペドロの死の経緯を語ります。
アニメならではの悲しくも美しいシーンですね。
自分がもっと強ければ、最後までサニー号を守りきれていれば、と嘆くブルックの悔しさと、長く行動をともにしたペドロを失った悲しみが強く響いてきます。
だからこそ、「心を乱すな」と警告するジンベエについ言ってしまったブルックらしからぬきつい言葉。
よく吐けましたね、そんな薄情なセリフ!!あなた一番ペドロさんとの付き合いが短いから
それに対するジンベエさんのセリフは、圧巻でした。
絶体絶命の海岸じゃった
ここはそういう場所だと
常に身を挺する覚悟を決めておった
これは…!!ペドロの“勝利”じゃ!!!
(中略)
お前達の中のペドロは言うておらんか?
「進め」と!!!
ルフィは瞬時にそれを察知し敵を一人で請け負う策を講じた!!
(中略)
ビッグ・マムの覇権の轟くナワバリを抜けるまでは緊張の糸を緩めるなと…!!
ペドロは言うておらんか!!?
はぁ、ジンベエさん、最高です。
付き合いが短くてもペドロの覚悟を誰よりも感じ、その行動の意味を正しく理解した上で、ペドロの死はブルック達の非力などに起因する“敗北”ではなく、彼の覚悟ゆえの“勝利”なのだと。
理性で諭した上で情をもって動かす、まさに大親分の風格ですね。
さすが理想の上司ランキングトップなだけあります!
そしてジンベエの叱咤が心の底に響いたからか、ジンベエに詫びて(このアニワンオリジナルのセリフも良かったです)、動きだすブルック。
チョッパー、ナミ、そしてキャロットも持ち場につきます。
ここで名曲“ルフィ猛攻”を流すなんて、東映さん、ほんま良い仕事してくれはりますなー♪
カカオ島までのハネムーン
ウェディングドレス姿でサンジと並ぶことが恥ずかしいプリンは、ラビヤン(空飛ぶ絨毯)にくるまって、相変わらず心にもない悪態をつきながら、カカオ島へ移動中です。
トットランドから小舟で脱出中だったとおぼしきシフォンの父、パウンドが呼び掛けますが、3人とも気づきません。
それにしてもシフォンが生まれてすぐ捨てられたパウンド父さん、一瞬で娘と分かるなんて大したものです。
ずっと会いたがってましたからねー。
ゴムがモチに負けるか!!
拳を交える時に、相手が格上だとか勝てそうかなどということを斟酌しないのがルフィクオリティ。
戦う理由があるから戦う。
友達を守るためとか。
自分の海賊王への夢の前に立ちはだかっているとか。
仲間を泣かせたとか。
四皇ビッグ・マムにさえぶつかっていくわけですから、カタクリが最強の3将星だろうが懸賞金10億越えだろうが、なんのためらいもなく向かって行きます。
おれは負けねぇ!!!
というのは、自己暗示でも負け惜しみでもなく、ルフィにとっては、「この闘いは負けられねぇ」と「おれは負けねぇ」は、イコールなんだと思います。
たとえ理論的でなかろうと。
来週はカタクリとのタイマン勝負が更に盛り上がりそうですね。
いよいよ原作のコミックス88巻分に突入です!