今週のアニメワンピースが、作画もBGMも最高だったので思わず正座して2回観てしまったゾリラバです、こんばんは。
ほんと劇場版かと思うハイクオリティ。
いやー、最近のアニメはすごいねー(←昭和のおばさん)。
作画って好みがあると思うんですが、今週の絵はゾリラバの好みど真ん中だわー。
絵の他にも神曲BGMの惜しみない垂れ流しとか(言い方‼︎)、中の人の素晴らしい演技とか、「べべんっ!」ポイントがたくさんあったので、順番に見ていきましょう。
今週のアニワンは、原作でいうと巻102の第1026話の後半から、第1027話の前半に当たります。
必ず勝つ!!!
鬼ヶ島屋上に戻ったルフィの自信と力に満ちた宣言がまず最高でしたね。
右腕に覇気をまとわせる時のエフェクトもカッコいい‼︎
おれに勝てる可能性でもあんのか⁉︎
と問うカイドウにルフィが答えたセリフは、原作を読んだ時も、小さなコマながらめちゃくちゃ感動したんですよね。
生きてんだから無限にあんだろ‼︎
きやーっ‼︎
ほんとルフィがごく稀に見せるこういう本質をついた賢いセリフは大好物。
しかも中の人の田中真弓さんのセリフ回しが最高なり。
原作の感動を越えましたわ。
先週から大人モモの助の声を担当している下野絋さんのインタビューを読んだんですが、田中真弓さんの覇気が凄くて「気絶しないように」気合いを入れ直してアフレコに臨んだそうです。
士気を取り戻した討ち入り組
ルフィの堂々たる勝利(予定)宣言で、士気が上がる反カイドウ軍。
さっきの決め台詞から名曲「追いつめられた」が流れて、麦わらの一味や同盟仲間がウォーってなるところは、懐かしいアーロンパーク討ち入りを彷彿とさせますねー。
ここからしばらくアニメオリジナルのシーンが続くんですが、原作にあっても違和感ないカッコいいセリフと、アニオリとは思えないワンピ度の高さに、ゾリラバ感動の嵐でしたわ。
「ルフィはやると言ったらやる男だ‼︎」というウソップも、嬉し泣きしながら叫んでいるお玉ちゃんも、二人を見て「まったく…」と呆れながらも、「やっちゃえ、ルフィ‼︎」と笑うナミさんも。
気絶したロビンを抱えて走りながら、「やだもうルフィさん、カッコいい‼︎ワノ国の夜明けはもうすぐですね、ロビンさん」と笑うブルックにも全力で共感したわー。
「それでこそ未来の海賊王じゃ‼︎」と大人のジンベエが嬉しそうにつぶやくとこも良き‼︎
全員がルフィの勝利を確信して揺るがないところが、もう泣きそうですわ。
ゾロとサンジの夢の背中合わせ
これもね。
テンション上がりまくったゾロとサンジの背中合わせですよ。
原作ではひとコマだけだったんですけど、アニメスタッフさんが、最強のオリジナルシーンに仕立ててくれましたね。
いやもうなんかどのシーンも作画に気合い入りすぎてて、大丈夫かと心配になるレベル。
キングとクイーンをそれぞれ相手にしていたゾロとサンジが、弾き飛ばされて背中合わせになるシーンもエモいし。
ゾロの嬉しそうな「いよいよだな」というセリフに「あァ」と答えるサンジくんという掛け合いもエモいし。
サンジくんのタバコから立ち昇る煙が一瞬止まったタイミングで、同時に攻め込む二人の描写もエモい‼︎
麦わらの一味の誇る両翼を文句なしにカッコよく描いてくれて、もはや感謝の言葉もないでござる(誰?)。
ヤマトは名チューター
カイドウの攻撃のダメージが響いて頭から血を流すヤマトに気づいてか、モモの助をヤマトに託すルフィが男前です。
もちろんヤマトが言うように、カイドウとサシで戦りたいというのもあるんだろうけど。
花の都に落ちそうな鬼ヶ島は、モモの助しか止められないと分かっているから。
戦略とか戦術とかとは無縁のようでいて、ちゃんといつもやるべきことの優先順位を本能で理解できるルフィは、かつてロブ・ルッチが喝破したとおり、やっぱりボスの器なんだよなー。
そしてなんとかルフィを鬼ヶ島まで送り届けたものの、再び飛び立つ勇気が出ないモモの助をヤマトに託したルフィの判断は正しかった‼︎
単に叱咤激励するだけではなく、ちゃんと「龍の飛ぶ理屈」を知っているヤマトは、流石カイドウの息子と言うべきか。
ひたすら恐怖に駆られて落下していくモモの助にヤマトが必死で追いつき、「龍とは焔雲を生み出し、それを掴んで空を駆ける」という知識を教えてあげたおかげで、ようやくモモの助はコツをつかんだようです。
モモの助は賢い子なので、根性論だけでなく、ヤマトみたいにちゃんと丁寧に理屈を教えてあげれば出来る子なんだと思います。
落下中の修羅場にそれができるヤマトも、相当賢い名教師だと思うわー。
今週は感動のあまり長くなりましたが、この辺で‼︎
(もいっかい観よ…)