連日の寒さとワンピース欠乏症で、今ひとつ執筆意欲が盛り上がらない2月のゾリラバです、こんばんは。
夏に公開予定のONE PIECE映画“RED”もなかなか追加情報が出ないし、今週は週刊ジャンプの最新話も休載だし、ボンボンジャーニーも4月でサービス停止だというし、ちょいと淋しい気持ちで過ごしておりますよ。
昨年の1000話パーリーの頃の狂騒が懐かしい…と思いながら先週後半を過ごしていましたが、ようやく日曜を迎え、アニメワンピースが供給されたので、早速感想いってみたいと思います。
原作でいうと、コミックス巻99の第997話に当たります。
尾田っちが描きたかったアレ
尾田っちがワノ国編で描きたいとSBSで語っていた“良いではないか”“あーれー”が、アニメでも登場しましたね。
時代劇ファンにはお馴染みですが、野暮を承知で解説すると、女好きの殿様や悪代官が“おやめ下さいまし”と抵抗する女性の着物を脱がそうと帯を引くと女性が“あーれー”と回転するというお約束のシーンですね。
「着物に長い帯」というワノ国ならではの文化?あってこそなので、サンジに言わせればまさに「侍の国のセクハラ」www
そのサンジが見事にひっかかったこの罠は、その名もアーレートラップ(笑)
尾田っちのネーミングセンスが光ります。
それにしても帯、長いな…
どんだけ回転するの⁉︎
ジンベエのつぶやき
ちなみに、ゾリラバが印象的だったのは、サンジが一人だけアーレートラップの方に引き寄せられて行くのを見て、ジンベエがつぶやいたアニメオリジナルのセリフです。
それぞれが勝手なことをやってるようで、きっちり仕事をする…それが麦わらの一味…わしも慣れなくてはのう
確かに魚人島で共闘した時は、麦わらの一味の「自由」っぷりに戸惑っていた感のあるジンベエですが。
しんがりとしてホールケーキ•アイランドからルフィ達を逃したのはまさに、「勝手なことやってるようできっちり仕事をする」麦わらの一味らしい行動だったと思うよ、ジンベエ‼︎
ジンベエはどちらかというと、しっかり計画を立てて、それぞれの役割分担を決めて、ついでに「作戦名」も付けたい(笑)タイプだと思いますが、大丈夫、ちゃんと一味に馴染んでるよ‼︎
残念過ぎる真打ち達
百獣海賊団のSMILEの能力者達が残念です。
2階でジンベエとサンジにワンパンされたフォートリックスとハムレットに続き、3階で登場したのはガラガラ蛇のSMILEのポーカーとゴリラのSMILEのミゼルカ。
SMILEを食べて能力者になれるのは1/10の確率を勝ち抜いた勝者のはずですが。
ミゼルカはちょっと気の毒過ぎる。
ゴリラのゴリ四郎がバナナを頭上にこぼすのはご愛嬌としても、自分の手がないって…超不便そう‼︎
二人はルフィを待ち受けながら15億の懸賞金をどう分けるかという取らぬ狸の皮算用をしています。
蛇とゴリラなのに。
ルフィ達に近道されて対戦すら出来なかった二人なのに、このやりとりってまさに「蛇足」じゃない?(笑)
鬼ヶ島の飛翔
天井の穴から落ちてきたお菊の腕を見て、クイーンのゲーム感覚の“氷鬼”攻撃に怒りを爆発させたゾロ。
同時に起きた大きな揺れに周囲は、すわ、ゾロの覇王色か⁉︎とコーフンしますが、真相は、なんとカイドウが鬼ヶ島を浮かせた音でした。
オロチを切り捨て「新鬼ヶ島計画」を発動したカイドウの次のステップは、鬼ヶ島をワノ国本土の花の都に移すことだったんですね。
なぜこのタイミングでカイドウが、20年以上手を組んだオロチを斬って「新鬼ヶ島計画」に乗り出したかについては、原作を読んだ時に考察しましたが、島ひとつ軽々と浮かせて空中を移動させられるカイドウの能力恐るべし。
モモの助達を海へ脱出させようとしたヤマトの目論みも潰えてしまいました。
来週は、マルコの活躍が観られそうだよい。