ONE PIECEの各種ゲームで一番ハマっていたボンボンジャーニーが4月6日でサービス終了するというニュースに、衝撃のあまり寂しさがとどまるところをしらないゾリラバです、こんばんは。
シンプルながら奥が深く、攻略マインドをくすぐられるスマホゲームだったので、とっても残念です。
さて、今日は日曜日なので、ボンジャニではなくアニメのお話。
今週もアニメスタッフさんの気合を感じる美しいアニメオリジナルシーンがありましたねー。
早速感想いってみましょう。
今日の放映分は、原作でいうと第995話の一部と第996話の前半に当たります。
美しいワンキャロと夜明け
ペドロの仇であるペロスペローを発見して、悲しみと怒りに身を任せそうになるキャロットでしたが、「ペドロの無念を晴らす」というのはちょっと違うんじゃないかな、と思ったら。
ワンダがちゃんと諭してくれました。
ペドロは(ロジャーから言われた)「自分の出番」をずっと待っていて、ミンク族が何百年も待ち望んだ「夜明け」をもたらす者と信じたルフィを生かすために、自分の出番を命懸けで果たしたのだと。
だから「ペドロの無念」などと言うなと。
さすが、ワンダ姉さん。
自らも悲しいでしょうが年若いキャロットの想いを受け止めてあげています。
“月の獅子(スーロン)”と化したキャロットとワンダも美しいですが、「世界の夜明け」をイメージさせる絵が綺麗ですね。
このあたりのアニメオリジナルシーンは、ワンピースという作品へのアニメスタッフさんの深い理解が感じられて良き。
ペドロって誰だったっけ?というライトなファンには、キャロットがなぜペロスペローに特別な執着心を持っているかの復習にもなるし。
ぼくはおでんだから
今週もヤマトの格好良さがヤバいですねー。
動けない自分を置いてモモの助を連れて逃げて欲しいというしのぶの懇願を、キッパリ拒否するヤマト。
その理由は、「光月おでんならそんなことはしない」から‼︎
べべんっ‼︎
最初は父の名をかたるヤマトを不審に思っていたモモの助ですが、自らを砲弾の盾にしてモモの助達を守るヤマトに、父の影を見たのではないでしょうか。
わずか8歳で偉大な父親を亡くし、家臣達の期待を背負って前に進まなくてはならなかったモモの助こそ、常に迷ったら「父ならどうする」と考え続けていたことでしょう。
それをお手本のように生きて体現してくれるヤマトに、モモの助はいろいろな感情を抱いているのではないかしら
愛しさと切なさと心強さと〜
みたいな(古い)
そしてアニオリで気になったのは、キャロットとワンダが見た夜明けを、今度はモモの助を肩に乗せたヤマトが眺めるシーン。
もちろんモモの助が世界を夜明けに導く上で重要人物だというシーンで、綺麗だしエモいのですが。
これってなんか世界を夜明けに導くモモの助をヤマトが支えるみたいな構図で、ヤマトはルフィと海に出る‼︎と信じたいゾリラバにとっては、ちょっとモヤっとするシーンでした。
「ヤマトが麦わらの一味の仲間になるか問題」は、ONE PIECEファンにとって2022年の最大級の関心事ですからね。
モモの助を肩に乗せて夜明けを見ているということは、ヤマトはワノ国に残ってモモの助を支えていくっていうほのめかしなの?とか。
アニメスタッフさんがどこまで今後の展開を尾田っちから知らされているかわかりませんが、つい、いろいろ勘繰ってしまいますわー。
フランキーとの選手交代
モモの助としのぶさんを守りながら一人で装甲部隊を相手にするのは、ササキに言われるまでもなく厳しいとヤマトは分かっていたでしょうが、一歩も引かないところがめちゃめちゃ男前ですよね。
ササキが剣を抜いて本気モードになった時には、一瞬、歯が牙になり「何か」に変身しかけたヤマト。
ここはアニメ派にネタバレにならないよう、これ以上触れないでおきたいと思います。
そんなヤマトのピンチに登場したのは、なんと囮となって八茶を誘導してきたフランキーです。
フランキー将軍を見て目を輝かせるヤマトがかわゆす。
ONE PIECE世界では、ロボや忍者に目を輝かせるのは「男の子」というお約束で(一応女子だけど戦隊モノや忍者モノが好きなゾリラバはちょっと心外なんですが)、アニメではヤマトは男の子ということかなー。
女の子でもおでんになるために「男になった」から男子の心を持つに至ったという整理でしょうか。
もしこれが、カッコいいものに目を輝かすのは、男の子も女の子も関係ないというメッセージなら、なんかちょっとこのアニオリ、嬉しかったかも(笑)
さて話はそれましたが(通常運転)、フランキー。
誰だか知らないヤマトの「ルフィからこの二人を任されている」という言葉を1秒くらい噛み締め、受け入れ、すぐに「スーパー任せろ」というアニキが素敵‼︎
ホント、いて欲しいところにタイムリーに現れ、多くを語らずとも察することができる大人なフランキーの頼れる感が半端無いっす。
変態だけど。
ルフィを「ずっと待っていた」ヤマトですから、当然、麦わらの一味のことは情報を集めていたでしょうが、なんせワノ国は鎖国国家の上、ヤマトは鬼ヶ島に軟禁状態ですからね。
手配書がフランキー将軍であるフランキーを見て、本人だと思うのも無理はありません。
懸賞金額まで覚えてるのに、「ホントにこんな人いるんだ」と目を輝かせるヤマトの天然っぷりがいとをかし。