固い木の実を踏んづけて脚を骨折するという漫画でもあり得なそうな怪我でどこにも出かけられず、師走の喧騒と無縁な静かな週末を過ごしているゾリラバです、こんにちは。
初めての土地で迎えるクリスマスや年末年始を楽しみにしていたのですが。
ま、長いwithコロナ生活のおかげで在宅での趣味も増えたので、退屈はしなそうですけどね。
そんな失意のゾリラバを元気づけてくれる重要なコンテンツがONE PIECE。
早速、今週もアニメワンピースの感想、べべんっ!といってみましょー!
今週のアニワンは、原作だとコミックス巻98の第991話の後半から第992話の前半に当たります。
イヌネコvsジャック
頂上戦争編でもそうでしたが、大規模な闘いになるとテンポを重視する尾田っちなので、原作では、スーロン(月の獅子)化したイヌアラシとネコマムシが、ジャックを倒すシーンは詳しく描かれませんでした。
でもこの対戦カードは、ゾウを滅ぼしたジャックと、ミンク族の2人の王との因縁のバトルなので、もう少し見てみたい気もしたんですよね。
今日のアニメワンピースでその願いが叶いました。
スーロンと化したイヌネコの攻撃は、20年間顔を合わせれば死闘に成りかねない仲違いをしていたとは思えないほど、息がピッタリですね。
ジャックの左目に傷を付けたのはネコマムシで、右の牙を折ったのはイヌアラシだったのね。
ふむふむ。
納得のスッキリ感(笑)
ちなみに原作ではいつの間にか倒されていた屋上のナンバーズ七鬼ですが、アニメオリジナルでは、イヌアラシ三銃士の1人“全力のシシリアン”が倒してましたね。
全力で(笑)
逃げる?笑わせるな
イヌネコの猛攻に倒れたジャックを見て、割って入ったカイドウ。
大事な部下が殺されんのを黙って見てる道理はねェよな
というカイドウはやはり、百獣海賊団を率いている四皇だけのことはあります。
幹部達は仲が悪く、隙あらば下剋上も辞さないような海賊団ですが、やはり覇王色の覇気を持つカイドウの強さとカリスマ性でなんとかまとまってるんだろうなぁ。
そのカイドウに対し、一歩も引かぬ構えの赤鞘九人男が痺れました。
原作の感想で書いたので繰り返しませんが、一人一人の短い啖呵に、彼らの20年間の苦悩と忍耐が偲ばれます。
特にアシュラ童子の
おでん様の侍として!!!もう死なせてくれ!!!
という言葉は、元の盗賊に身を落とし絶望の淵から立ち上がったアシュラの悲痛な叫びですね。
改悛系ヒーローが好きなゾリラバ、心を揺さぶられますわー。
マルコの“自由”
そして今週も脚本の素晴らしさが光ったアニメワンピース。
ペロスペローの「鬼退治」の誘いに乗って、ビッグ・マムと対面したマルコですが、白ひげの「残党」と揶揄されます。
マルコがもう亡くなった“オヤジ”の言葉に縛られていないと言った時に、ビッグ・マムが
ああ…死人に口なし
と言うセリフは、原作を読んだ時に“ちょっとそれは意味が違うよね”と思ったのですが、アニメではマルコが
ちょっと違うが
言ってくれました(笑)
NICEアニオリ👍
こういうオリジナルのセリフが最近、すごくハマってると思うことが多く、脚本を書く方々のONE PIECE愛を感じます。
他方、絵の方は最近ちと崩れてない?と思うこともあるのですが。
今週もアニオリシーンでのジャックやワンダやキャロットの顔、ところどころ変じゃありませんでした?
原作と同じシーンは違和感無いんだけどね。
それにしてもマルコって、登場するだけでめちゃめちゃ頼もしいわぁ。
四皇ビッグ・マムを前にしても、全く気負いもなく、世間話するみたいに反論ができるマルコの貫禄と賢さに、改めて感心します。
マルコ…恐ろしい子…