今週はワンピースに関して、読むものも書くこともたくさんあって、睡眠不足ながら心は大いに満たされているゾリラバです、こんばんは。
今日は6月4日に発売された4冊のONE PIECE関連書籍のうち、初のワンピース扉絵集、“ONE PIECE DOORS!①”について、感想を書きたいと思います。
チキンなゾリラバは、著作権侵害を恐れるあまりにブログに画像をほとんど貼っていないので、扉絵集の素晴らしさを伝えるのはかなり無理があるのですが、そこはまぁ適当にゾリラバが信じる「言葉の力」をもって、面白さを伝える努力をしてみようと思います。
なお、どの扉絵が好きかとかを語り始めると、今夜中に書き終わらない可能性が大なので、それはまた別の機会に譲るとして、今日は純粋にこの本の概要説明と感想に終始したいと思います。
扉絵の種類
ワンピースファンなら良くご存知のとおり、ONE PIECEの扉絵には、以下のような種類があります。
①アニマル劇場
②短期集中表紙連載
③「あの人は今」シリーズ
①のアニマル劇場は、連載初期からあって、擬人化された動物たちが、麦わらの一味の誰かとコラボしたシリーズです。
動物たちの表情は豊かで、麦わらの一味の意外な一面を見ることもでき、笑わせられたりほのぼのしたりする絵柄が多いですね。
②の短期集中表紙連載は、これぞワンピースの扉絵の真骨頂といえるもので、本編に登場した人物(敵役だったキャラが多い)のその後が描かれます。
ただし単なる余興の後日譚かと思ったら大間違い。
本編と同じ時間軸で進んだ別のストーリーは、ずっと後になって本編に合流したりするから油断なりません。
第35話で初めて、まさかのバギーが主役で第1弾が始まりました。
本編では宝にしか興味のない残虐な雑魚敵だっただけに、なぜバギー???という感じで、当時はあまり扉絵を真剣に読んでいなかったような気がします。
その時点で既に尾田っちの術中にはまっていたわけですね。
まさに扉絵自体が壮大な伏線。
そして③の「あの人は今」シリーズは、更に後から登場するので、コミックス32巻までの扉絵を集めた今回の“ONE PIECE DOORS!①”にはまだ出てきませんが、麦わらの一味にゆかりのある懐かしいキャラ達の微笑ましいシーンが多いために、ゾリラバは短期集中表紙連載に負けず劣らず大好きなシリーズです。
今回は、①、②のタイプの扉絵を中心に、計249枚の扉絵が掲載されています。
ワンピ通も納得の解説
掲載されている扉絵を改めてパラパラ一気読みするだけでも楽しいのですが、そもそもこんな扉絵だけを集めた本を買おうなんていう輩は、変態レベルのワンピヲタワンピースにおける扉絵の重要性を知り抜いた通ばかりでしょう。
それを意識してか、そのマニアをも唸らせるような解説が、所々に挿入されています。
扉絵アニマルとミンク族の違いとか、コビメッポとジャンゴ&フルボディペアの共通点とか、モーガンとジャンゴのニアミスとか。
マニアック過ぎて笑えるレベル。
なお、最近のワンピース本編で革命軍に救われたかわいいお姉さんは、エースの短期集中表紙連載シリーズに登場したミルク売りのモーダではないか、というゾリラバのマニアックな予想は、どうやら当たっていたようです。(“ONE PIECE DOORS!①”P244)
ONE PIECE DOORS!②は7月4日発売
今回の扉絵集は、「エースの黒ひげ大捜査線」(唯一の重要キャラ)までですが、来月にはもう、第2弾が発売になるようですね♪
謎だらけのエネル、インペルダウン篇に繋がるバロックワークスの友情劇、新シリーズ「あの人は今」などが収録されているようで、今から楽しみにしてまっしゅ!!!
ONE PIECE DOORS! 1 (ジャンプコミックス)