ワンピース第1000話“麦わらのルフィ”感想・考察(その3)四皇VS最悪の世代!新時代の幕開けのゴングはギア3業火拳銃(レッドロック)!

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ワンピース第1000話“麦わらのルフィ”感想・考察(その3)四皇VS最悪の世代!新時代の幕開けのゴングはギア3業火拳銃(レッドロック)!

投稿日:2021年1月6日 更新日:

緊急事態宣言を控えて緊張感が増している東京で、ONE PIECEの登場人物達から困難に立ち向かう勇気をもらっているゾリラバです、こんばんは。

3回にわたった今週のワンピの感想も今日が最後です。

でも。

Last, but not least.

最後に第1000話のサブタイトル“麦わらのルフィ”にふさわしい胸熱のシーンが残っています!!

早速、見ていきましょう。

以下、今週の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意ください。

 

欲しい首ばかり

ルフィがとうとう屋上で待つカイドウとビッグ・マムの元にたどり着きました。

しかし既にそこには、直前にマルコに飛ばされたゾロのほか、同盟相手のロー、キッド、キラーの面々が!!

いやー、もう最高に胸が高鳴る展開ですね。

以前、ルフィとゾロの共闘も見たいし、キッド、ローとの揃い踏みもまた見たいと贅沢なリクエストをしたゾリラバですが、なんと叶ってしまいそうです。

強く願えば夢は叶う!

尾田っち、ありがとう!!

 

2年前にシャボンディ諸島で“超新星”と呼ばれていた5人の“億越えルーキー”達は、今や世界最強の四皇二人を前に一歩も引かない海賊へと成長を遂げました。

まさに既成の王者への新興勢力のチャレンジです。

20年前に光月おでんが航海日誌にしたため妻トキに宛てた遺書にも記したとおり、新世界に押し寄せた若い勢力であるルフィ達が、カイドウを倒しワノ国の支配を終わらせる時がやって来ました!

 

5番目の皇帝

ホールケーキ・アイランドでの活躍で、今や“5人目の皇帝”と称され、四皇の地位に最も近いルフィ。

本人はそんな肩書きに全く興味は無いでしょうが、カイドウとビッグ・マムの間を全く物怖じせずスタスタと抜けていくルフィに、四皇並みの風格を感じるのはゾリラバだけではないでしょう。

ルフィのこの威風堂々の男振りと言ったら!!

そしてルフィが無防備な背中を敵に晒した瞬間に、万が一に備えて、「カチャ」と刀の鯉口を切るゾロの頼れる感と言ったら!!

この小さなひとコマで、ルフィとゾロの互いへの信頼と阿吽の呼吸が伝わってきますね。

 

友達の国

正面に立ちはだかるカイドウとビッグ・マムを無視して、ルフィがまず向かったのは、力尽きて倒れている錦えもんの元。

虫の息で、あの世でおでん様に会わせる顔がないと男泣きに泣く錦えもんに胸を打たれます。

“背負っでくれんか…!!ワノ国を!!”と嗚咽しながら頼む錦えもんに、戦い敗れて地に伏せる赤鞘九人男を見回してルフィが答えた言葉は

当たり前だろ!!

友達の国だ!!

 

本来ルフィは、政治や体制には無頓着で、国だの歴史だのを背負うなんてことはしたくない人間です。

これまで結果的に多くの国を救ってきましたが、それは仲間や友達の国だからであり、そこに死なせたくない奴らがいたから。

アラバスタしかり、魚人島しかり、ドレスローザしかりですね。

今回も、ルフィの脳裏に浮かんでいるのは、拷問され国が滅びようとも仲間をかばい通したミンク族であり、命を投げうって討ち入り計画を守った霜月康イエであり、力不足を嘆きながらもカイドウを討ちたいと泣くモモの助です。

友達だから。

海賊“麦わらのルフィ”にとって、命を賭ける理由はそれだけで充分。

 

ローのサポート

ルフィと錦えもんにカイドウが金棒を振り下ろそうとするのを見て、とっさにローに赤鞘九人男の移動を頼むところもルフィらしくていいですねー。

映画“スタンピード”でも、ルフィとローのコンビネーションにシビれましたが、ローのサポート能力、半端ない。

ローも、もうルフィにはいちいち“おれに命令するな”とか言わないですね(笑)。

ローの能力は使うほど体力を消耗するから、ホントは決戦前にあまり使いたくないだろうけれど、何も言わず瞬時に錦えもん達を移動させました。

ゾロとはまた違った意味で、ルフィと息がぴったり合ってますよね。

 

力を出し尽くし起き上がれない赤鞘九人男は、ここでいったん退場です。

みんな、良く戦ったよ、うん。

恥じることなんて何もない。

おでん様だって、“良くやったな、お前ら”と言うでしょう。

まだ錦えもん達にはおでん様のところに行かれては困るけれど。

 

反撃の狼煙

大勢の仲間や友達の思いを乗せて、対カイドウ戦開戦のゴングを鳴らしたルフィの一発は、ギア3からのゴムゴムの“業火拳銃(レッド・ロック)”。

ギア2からの“火拳銃(レッド・ホーク)”の進化系の技ですね。

“火拳銃”はエースを彷彿とさせるエモい技ですが、ホーディやホールデムあたりは吹き飛ばせても、ドフラミンゴやカタクリのような強敵には、威力が足りてない感じでした。

それを進化させたのが、今回の“業火拳銃”ですね。

 

レッド・ロックのロックは、伝説の怪鳥、ロック鳥でしょうか。

アラビアンナイトに出てくるメチャクチャ大きくて力の強い鳥ですよね。

シンドバッドの船に巨石をぶつけて沈めようとしたという。

ホーク(鷹)から、より強いロック鳥に進化したってことでしょうかね。

 

カイドウにダメージが通っているということは、流桜を使っているのかなぁ。

それとも新たに修得した流桜の奥義は、ギア4系の技として、あるいは全く新しいギア5系として、まだ使わずにとってあるんでしょうか。

うん、どっちにしても楽しみだよい!!

 


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