アニメワンピースの感想をリアルタイムで書けることが何だか嬉しい日曜午後のゾリラバです、こんにちは。
ようやく1ヶ月の遅れが取り戻せました。
今日11月1日放映分の#948は、原作も同じ第948話に当たります(ちょっと次の話に食い込んでますが)。
週刊少年ジャンプ掲載時の原作のリアルタイム感想はこちらから。
河童の河松の参戦
前話でその姿が明らかになった赤鞘九人男の一人“横綱河松”が、手錠の鍵と愛刀「外無双」を奪ってきた雷ぞうのファインプレーにより、とうとう解放されました。
13年ぶりに手錠がはずれ河松が披露したのは…
張り手!
愛刀カンケーねェ!
ま、さすがは最強の横綱、ということでしょうか(汗)。
愛刀を用いた“河童流”のお披露目は、“滅南無川(めなむがわ)”。
急に現実に戻りますが、そういえばこの技名、去年の第1回ナレッジキング頂上決戦決勝戦に、問題で出てましたな。
赤鞘の侍、並び立つ
河松が解放され、ルフィを囲むように、残雪の菊の丞(お菊)、雷ぞう、河童の河松、そして花のヒョウ五郎親分が並び立ちました。
赤鞘九人男(の一部)と仲間の揃い踏みですね。
侍のほっかむりに対する信頼にチョッパーが以前ツッコミを入れていましたが、今回は皆がその素顔を晒し、正体を明かさなくては信頼を得られないということで、ほっかむりを取りました。
菊の丞は、般若の仮面がむしろトレードマークだったようです。
ヒョウ五郎親分も、数時間前までは今にも死にそうな老囚人だっのに、めっちゃ強い!
希望の力が身体に与える影響!(笑)
いいんです。
だって。
人は心だろうが。
そして、みんなが揃い踏みしても一人だけスルーされて気の毒なチョッパーですが、ルフィの「行くぞ、チョッパー!」というアニオリのかけ声とともに、珍しいルフィとのコンビ技、“ゴムゴムのヘビースタンプ”を披露してくれました。
ゾロと日和の逃避行
いやー、もう紅葉の林を行くゾロがカッコ良すぎる!
(ゾリラバ的には悔しいけど)日和との道行きが美しすぎる!
尺八の音色も林に注ぐ日差しも、日本情緒たっぷりで良いですねぇ♪
尺八を吹く虚無僧とすれ違いざまに一戦交えるところとか、日本の時代劇っぽい演出が本当にゾロには絵になるなー。
もうね、こういうアニメオリジナルなら大歓迎ですよ、東映さん(←完全に個人のシュミ)。
花の都から逃げてきたゾロと日和の現在地は、舞い上がる紅葉が美しいので、秋の白舞あたりでしょうか?
クロネコクイーン
今週は、鬼ヶ島にビッグ・マムというお荷物を絶賛配達中のクイーンのアニメオリジナルシーンもありましたね。
こちらは絵的には美しくないけど、クイーンが面白いキャラだし、原作の背景ではいかにも起きてそうなエピソードで楽しめました。
普通の人間なら、頭を強打した直後にイビキをかいて爆睡したら心配になりますが、怪物ビッグ・マムは、猛獣用の麻酔100本を射たれても、うたたね程度の効果しかないようです。
でも原作を読んだときも思ったのですが、よく注射針刺さったなー。
マザーカルメルの写真が割れて我を失った時以外は、擦りむくことすらない鉄の皮膚なのに。
キッドとキラー
原作でキラーの正体が明かされ、そのあまりの変わり様を見た時には、大きな衝撃を受けました。
そして、キッドの呼び掛けにも答えず涙を流しながら笑い続けているキラーに、拷問で心まで破壊されてキッドのこともわからなくなってしまったのかと心配になったものです。
東映アニメスタッフさんも同じ疑問を抱いたのか、今週のラストシーンでキッドがキラーに呼び掛けるオリジナルのセリフがありました。
本当はもうおれのことわかってんだろ
立てよ!!
キラー!!!
いやー良いアニオリでしたね。
廃人にはなっていなくとも囚人達と同じように心を折られていた相棒のキラーを叱咤し立ち直らせるための、船長としての激しい檄が、キッドらしくてとても良かったですわー。
今週のアニワン、いろいろと秀逸でした。
Portrait.Of.Pirates ワンピースシリーズ NEO-MAXIMUM ユースタス・キャプテン・キッド