渇いた心をワンピースで潤し、また明日からがんばろうと自分を叱咤している日曜午後のゾリラバです、こんにちは。
今日のアニメワンピースは、いよいよワンピースという物語でも重要人物と思われるワノ国の光月おでんについて語られる回。
原作では、話を聞くルフィ達の表情やリアクションからしか、その内容を推し測るすべはありませんでしたが、果たしてアニメはいかに!?
原作では第920話“おでんが好き”の前半に当たります。
原作を初めて読んだ時の感想・考察はこちらです。
光月おでんという男
楽しみにしていたおでん語りですが、結論から言うと、原作で「ルフィ達には語られたけれど敢えて読者には明かされなかったおでんの最期の部分」を、今週のアニメでは「なかったこと」にしたため、ルフィ達の反応がかなりオーバーリアクションに感じられてやや違和感がありました。
だって既にルフィ達はゾウで、モモの助の父おでんがカイドウやオロチの手にかかって処刑されたことは聞いているわけだから、今更そこだけを聞いても、一同が号泣したり怒りで柱を叩き折ったりするリアクションにはならないでしょう。
やはり原作のような「読者にはまだ明かされないけどルフィ達はあれこれ聞いた」ことがわかる描写がないと、反応が不自然な感じがします。
アニメでそれをやるのはとても難しかったのだろうとは思いますが。
逆に今回のアニメが良かったのは、既に現在は原作でおでん様やアシュラ童子のビジュアルが明らかになったせいか、おでん様の表情やアシュラとの戦闘がよりリアルで生き生きとしていることですね。
サブタイトルでは“ロジャーが惚れた男”となっていますが、今週はおでんとロジャーとの絡みはありません。
イヌアラシの口からその言葉が出てくるだけです。
トキトキの実の能力
なんとなく期待はずれだった「おでん語り」と比べて、後半のおでん城炎上のくだりは見ごたえがありました。
燃えるおでん城の迫力もさることながら、死地を切り抜けてなんとかモモの助達を救わねばと城へ走る錦えもん達が熱い。
途中捕まったイヌアラシとネコマムシを見捨ててでも城にたどり着かなければならなかったこともそうですが、トキ様の覚悟を聞いて自分達も運命を共にしようとするアニメオリジナルの錦えもん、熱いです!
中の人の熱演が光りますね。
ところでトキ様はもう少しミステリアスで華奢で儚げな美人を想像してたけど、これもアニメだとシルエットというわけにもいかず、仕方ないのかな。
ちょっとケバい年齢不詳のおばさんみたいと思ったのはゾリラバだけ?
ま、年齢不詳といえば確かにトキ様ほど年齢不詳の登場人物はいませんが。
シャッキーやステューシーなんて目じゃありません。
なんせ800歳越えてる可能性だってあるからね…
トキ様は800年前の空白の歴史を知っているのではないかというのは、あくまでゾリラバの推測ですが。
あくまで我が道を行くゾロ
先週、ゾロが狛犬から飛び降りるきっかけとなった虎ですが、アニオリかと思ったら、今週のゾロのシーンの原作で隣に倒れた虎がいますね。
なるほど、これを使ったわけですか。
あいつらどこに行った?と言いながら、船着き場を見つけて“ははーん”という顔をするゾロ。
いや、ゾロよ、明らかにその選択は迷子状態を悪化させる結果にしかならないでしょ。
なぜそこで“ははーん”という顔をするのか!?
可愛すぎる!(←ファンのバイアス)
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