劇場版ONE PIECE“STAMPEDE”公開から一夜明けた今日も、興奮がおさまらず、次はいつ観に行こうかとソワソワしているゾリラバです、こんにちは。
いやー、もうね。
最高か!!!
ホント凄かった!
前売りチケット2回分買ってあったけど、とても2回じゃこの熱は冷めそうにありません。
ワンピース愛が加速した勢いでルフィのクレジットカードを作って渋谷で買い物しまくってしまうほど、昨日のゾリラバの狂乱っぷりはすさまじいものがありました。
その「一人STAMPEDE状態」も一晩寝て少し落ち着いたので、感想いってみたいと思います。
これから観る方の興を削がないよう、極力ストーリーのネタバレを避けつつ書きたいと思いますが、多少は内容に触れますので、観るまでは一切知りたくないという方は、回れ右をお願いします。
疾走感とフェスティブ感
なんといっても今回、最も印象的だったのは、スピード感。
これまでの映画にあった、麦わらの一味を一人一人紹介するプロローグのようなものがなく(あれはあれでカッコいいのですが)、最初からテンションが上がる展開で一気に海賊万博の世界に引き込まれます。
次々に登場するキャラの特徴的な見せ場がちゃんとありつつも、無駄に感じられるシーンがないってスゴいことだと思うんですよ。
テンポのいい展開のせいか、一時間ほどにしか感じられなかった101分でした。
サニー号のフライングモデルのシーンもかっこよくてゾクゾクします。
コアなファンも楽しめる!
今回はアニメ20周年記念のお祭り映画だし、「一度離れてしまったファンも楽しめる作品」とどこかで読んだので、逆にガチガチの原作信者ヲタクには物足りないか…との心配は杞憂でした。
公開前夜の一昨日、ゾリラバは「みどころ」予想として、①懐かしキャラ同士のクロスオーバー、②主敵バレットの強さと背景、③ロジャーの残した宝、の3点を挙げました。
ここに説得力があるか否かが、コアファンを満足させ感動させられるかどうかの要だと思ったから。
ダグラス・バレットという男
特に、気になっていたのは主敵バレットの来歴です。
ワンピースが、単純な勧善懲悪の物語ではなく、信念と価値観のぶつかり合いだと知っている我々ファンとしては、敵キャラにも強さに裏付けられた確固たる信念があることを期待します。
そこが、フィルム三部作シリーズ以降と、それ以前のワンピース映画の違いでもあると思います。
また、キャラの性格付けはどうとでもできるにせよ、今や15億の賞金首となったルフィが苦戦するほど強い相手が、四皇にも王下七武海にもなっておらず、今までどこに潜んでいたのか。
そこが映画を観る前の気になるポイントでした。
だがしかーし。
…なるほどそう来たか!!
そういう手があったか!!
いや、お見事。
そりゃ強いはずだわ。
今まで名前も出てなかったはずだわ。
ゾリラバ、いきなり映画の冒頭でガツンとやられました。
海賊王の残した宝
もう一つ、海賊王ロジャーが残したお宝探し、という海賊万博のコンセプトを聞いてなんとなく不思議に思ったのが、「ロジャーがワンピース以外にお宝なんて残す?」ということ。
海賊王が“この世のすべてをそこに置いてきた”と言ったのが物語のはじまりでありゴールでもある“ONE PIECE”ですから、それ以外の財宝や珍品なんてどうしても霞んでしまいます。
それで一昨日はワンピースに繋がる何かかと予想したのですが…でも映画で原作の肝の肝であるストーリー展開をやるだろうかと…。
いや、もう、100%納得ですわ。
やっぱり尾田っちが深くコミットしてて、そういうところを疎かにするわけないですよね。
少しでも不安を感じたゾリラバが愚かでしたわ。
ロジャーはとてもロジャーらしく、ルフィはとてもルフィらしくて最高。
しかも劇場で配布された“ONE PIECE”巻壱萬八拾九(バンパク)によると、バレットのキャラと海賊王の宝については、尾田っち自身が深く関わった部分のようで、なんだかゾリラバ、とっても嬉しくなりました。
尾田っちに対するリスペクトがとどまるところを知りません。
ルフィとウソップの絆
予告編映像が公開された時にも書きましたが、ウソップがバレットにボコられます。
ルフィの闘志に瞬間点火するには、最も近道です。
にわか子供キャラとか無理に出さなくていいのにと前から思っていたので、今回はそこも良かった。
「射撃手は援護が花道」というウソップの決め台詞も、非常に効果的に使われていました。
ワンピースファンならみんな知っているウソップの強さとカッコ良さがうまく描かれていて、ルフィとの信頼関係に胸が熱くなります!
豪華過ぎるキャラ勢
初見の昨日は、ストーリーを追うのに忙しくて、画面の隅々まで注意を払いきれませんでしたが、それでも相当数の懐かしキャラを発見しました。
特にエンドロールはファンサービスかと思いますが、
何であんたがここにいるの!?(笑)
というキャラがたくさん。
劇場で2、3回観たくらいでは、壱萬八拾九巻の巻末リストに載っている何百ものキャラを見つけられそうもありません。
ゲダツ様とかどこにいたんだろ…(笑)
パンダマンは何度も見かけたんですけどね。
映画の作画スタッフさん、楽しんでるよね、絶対♪
その他、サボは相変わらずスマートにカッコいい(ラスト近くでのルフィへのエールには涙しかない!)し、ローは血を流しまくってカッコいいし、スモーカーは相変わらず猟犬だし、ハンコックはルフィとその他への対応のギャップが相変わらずだし、ホント楽しかったわー。
バギーはほぼ一人でお笑い部分を担当していて、中の人(千葉繁さん)の偉大さが伺えます。
クロコダイルとロビンの邂逅シーンもちょっと期待とは違うシチュエーションでしたが、社長の納得のカッコ良さと抜け目なさは遺憾なく発揮されてました。
尾田っちが監修しているから当たり前といえば当たり前なんだけど、キャラがみな「らしい」というか、違和感なく動くので、観ていてテンション上がりますね。
主敵バレットとのバトルシーンや、ゾロと藤虎のバトルシーン(あの人も絡みます!)もカッコ良すぎて、まだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、ゾリラバはこれからまた、大阪USJに向かうので、ひとまず、筆を置きます。
興奮冷めやらぬうちに、続きを書きたいと思います。
それにしても帰って来たら、もう一度映画を観るか、ワンピースリアル脱出ゲーム@東京ドームに行くか悩むなー。
うん、迷った時は両方だ!
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