ワンピース第944話“相棒” 感想・考察(その1) 人斬り鎌ぞうの正体はキッドの相棒キラー!

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ワンピース第944話“相棒” 感想・考察(その1) 人斬り鎌ぞうの正体はキッドの相棒キラー!

投稿日:2019年6月4日 更新日:

一晩明けても今週のワンピース最新話の衝撃が収まらない二次元トラベラー、ゾリラバです、こんばんは。

悲しみよ、こんにちは。

久々に、「ま~じ~で~!!?」と叫んでしまった今週。

尾田っち、本当にやってくれます。

康イエの処刑のショックも冷めやらないうちに、超ド級の衝撃、来ました。

ここから先は、週刊ジャンプ掲載のONE PIECE最新話の内容に触れますので、アニメ派、コミックス派の方は、ネタバレご注意下さい。

 

人斬り鎌ぞうはキラー

長年謎だったキッドの相棒キラーの素顔が、まさかここでこんな形で明らかにされるとは!

コロンブスの卵ですが、確かにあの豊かな特徴ある髪はキラーですよ!

カラー版で読んでたら金髪でわかったかも!(←負け惜しみ)

キッドがワノ国にいる以上、キラー達もどこかにいるはず、と思っていたのに。

しかも鎌ぞうは、キラーの得物である「鎌」を使っていたのに!

 

でもまさか、オロチの手下のクレイジーな笑い方の侍が、あの常にクールで知的な億越えルーキーだったとは、思いもしませんでした。

 

尾田っち、天才か!?

 

それにしても、キラーまでもがSMILEの犠牲になっていたとはね。

確かにキラーなら、ゾロをして、強ェなコイツ、と言わしめるはずです。

ゾロの戦闘を牛鬼丸に見せるためだけにあの場面に登場したとは思えなかったのですが、まさかあれがキラーだったとは。

 

思えば2年前のシャボンディ諸島で、船長以外で億越えルーキーにカウントされたのは、ゾロとキラーだけでした。

日和とおトコを巡る二人の戦いは、ある意味、因縁の対決だったわけですね。

 

キッドの慟哭

今週のサブタイトル“相棒”が示すように、キッドとキラーは単なる船長とその右腕ではありません。

子供の頃から一緒に育ち、同じ少女に初恋をし、苦楽を共にしてきた相棒です。

これまで、直情径行型のキッドとは対照的に、キラーは常に冷静沈着で、アプーやホーキンスとの海賊同盟を立案したりする頭脳派というイメージでした。

 

あまりに変わり果てた相棒の姿に、キッドが半狂乱になるのも無理はありません。

 

しかも、キラーの態度が変です。

SMILEを強制的に食べさせられて、悲しくても悔しくても笑うことしかできなくなったとしても、キッドの呼びかけに反応も返事もせずに笑い続けているのはなぜなのか。

あの常にクールだったキラーが、と思うと、戦慄を禁じ得ません。

キラーは涙を流しているので、キッドの声は届いている気がしますが、まるで拷問を受けて心が壊れてしまったかのような。

 

気になるのは、クイーンがキングのことを

拷問好きの変態野郎!(第925話)

と呼んでいたこと。

もしかしたら、キッドやルフィはカイドウから強さを認められたために、クイーンが仕切る兎丼に連れてこられたけれど、その他の仲間はキングに拷問されたってこと?

 

もしそうなら惨すぎる。

拷問で廃人になるなんて、少年漫画、しかも“ONE PIECE”にしては惨すぎる展開なので、本当は壊れてなんていなくて、キッドの安否を気遣って恭順してたフリをしてるのかも、と思ったりもするけれど。

二人して捕まった今になっても芝居を続ける意味はあまりにない気もします。

ホントに壊れちゃったのかなぁ。

ゾロと闘った時はちゃんと会話が成立していたのに。

キラー、知的で結構好きなキャラだったから、何とか元に戻ってほしい!

 

それにしても、カイドウやオロチのゲスっぷりは、本当に止まるところを知りませんね。

クイーンのことをもしかしてちょっといい人かもと思ったのは甘かった。

 

康イエの安否

今週、処刑された康イエの遺体について、しのぶちゃんがわざわざ回収に言及し、フランキーが実際に奪還したことで、もしかしたら康イエさん、生きているのでは、という希望が逆に湧いて来ました。

尤も、白ひげとエースが死んだ時も、シャンクスが二人の死を晒しものにしたくないという理由で遺体を引き取るというくだりがあったので、根拠としては弱いのですが。

人間だもの、夢見たっていいジャナイ!

 

よしっ!わかった!

キラーは元に戻る!

康イエは生き返る!

理由は、キッドとおトコちゃんが可哀想過ぎるから!

どんっ!

 

はい、情に流されて知的作業を放棄しました。

でもキッドやゾロの対カイドウの戦意を煽るだけ煽ったら、元に戻りそうな気がするんですよねー。

どんっ!

 

狂死郎の正体は謎のまま

今回、ゾロが怒りに任せてオロチめがけて放った七百二十煩悩鳳を、あっさり弾いてみせた居眠り狂死郎。

いったい何者なんだってばよ!

 

未だ登場していない赤鞘九人男の最後の一人、傳ジローである可能性はあるのかなぁ。

シルエットの髪型と全然違うし、赤鞘九人男にしては若すぎるように思うんですけどねー。

でもゾロの飛ぶ斬撃を易々と弾けるなんて、どうみてもただのヤクザの親分であるはずがない。

 

傳ジローにせよ別人にせよ、これまでの小紫=日和との関わりを思うと、間違いなく味方だと思うのですが。

今回の登場に、日和が微妙な表情を見せていますし、自分で「将軍の犬」という自虐的な言い方をしているのも、本当は反オロチなんだろうと思わせます。

きっと最後の最後まで正体を明かさず、本当にピンチ(もしくはチャンス)になったら味方する流れではないかな。

 

ナチュラルボーンデストロイヤー到着

先週まで、ちょっと甘いところも面白いところもあるおちゃらけた人物のように描かれていた、クイーン。

今週、ルフィを一蹴し、キッドとキラーを水責めにして、四皇の大幹部としての実力と残忍さを垣間見せましたが、その勢いは長く保てそうにありません。

なぜなら、そう、いよいよ兎丼に歩く食欲魔神にして生まれながらの破壊者、ビッグマムが到着したから。

 

ルフィとヒョウ爺が食べ尽くしたので、ビッグマムがようやくたどり着いても、期待していたおしるこはありません。

間違いなく食い患いが発症する流れだ、これ、と思っていたら

もう食い患いになってるっぽい!

目が…

既に記憶喪失でいい人っぽくなってた“おリンちゃん”ではなくなっています。

 

記憶喪失は治ってしまったのでしょうか。

また、チョッパー達は無事なんでしょうか。

あー、1週間が長い。

そしてゾリラバは日曜からまた海外出張です…orz


Portrait.Of.Pirates ワンピースシリーズ NEO-DX キラー

 

 

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