生きているうちに週休3日制が実現しないかなーと今日も遠い目をして夢を見ているゾリラバです、こんばんは。
さて、先週ウォーターセブンまでで中断していたワンピースに出てくる地名、国名のネーミングについて、続きを見ていきましょう!
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エニエスロビー
麦わらの一味が、幻の海列車ロケットマンでロビンの救出に向かった先は、世界政府の裁判所があるエニエスロビーでした。
これは難物です。
各国の辞書を調べても、グーグ○先生に聞いても、ネットサーフィンをしてもなかなか「エニエスロビー」という言葉でピンと来るものがありませんでした。
そこで、いったん地名を離れて、エニエスロビーの特徴を、いろいろと思い浮かべてみました。
裁判所、大きな穴、審判員、不夜島、正義の門…
…門?
そういえば、ダンテの『神曲』に、「地獄の門」というのが出て来ます。
正義と地獄では真逆ですが、正義は立場によってその姿を変えるもの。
世界政府にとっての正義の門は、ロビンや犯罪者にとっては、まさに地獄に続く門でした。
しかも『神曲』に出てくる門には、
この門をくぐる者、一切の希望を捨てよ。
と書いてありました。
エニエスロビーでのロビンの状況に似ていませんか。
そして、ダンテの『神曲』の中で、ダンテを案内するのは、古代ローマの国民的詩人、ヴェルギリウス。
…!!!
このヴェルギリウスの代表作といえば、『アエネイス(Aeneas)』です。
これか!?
早速、ラテン語の発音をネットで探して聞いてみたところ(便利な世の中になったものです)、かなり「エニエス」に近いような。
そうすると、残る「ロビー」はなんでしょう。
これはちょっと思い当たるものがありました。
昔読んだイギリス関係の本に、議会で賛成か反対かの票を投じるための部屋のことをlobbyと呼ぶと書いてありました。
裁判所か議会かの違いはありますが、賛成(有罪)か反対(無罪)かを決める場所、ということでlobbyなのかな、と。
ここまで考察を重ねてきて、ふと、エニエスロビーって、某ブランドの「アニ〇ス・b」に響きが似ているなーと感じました。
まさかそっち?(笑)
真相は、尾田っちのみぞ知る、ですね。
スリラーバーク
マストが3本ある帆船のことをbarkというので、これは素直に「スリルいっぱいの船」の意味でしょうね。
シャボンディ諸島
これも素直に、シャボン玉が発生する島ということでしょう。
ちなみに、〇〇番グローブのグローブは、野球のグラブ(glove)でも地球(globe)でもなく、木立(grove)から来ているものと思われます。
ヤルキマン・マングローブのマングローブもスペルは、mangroveですからね。