新世界でのキッドの軌跡とシャンクスへの執着

ジャンプ

ワンピース 第928話 “花魁小紫登場” 感想・考察(その2)

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クリスマス・イヴも自宅でのんびりワンピースを読めるだけでリア充を実感できる脳内お花畑女、ゾリラバです、こんにちは。

先ほど配信された「グランドライン通信」によると、これまでの“エピソードオブワンピース”シリーズが、元旦に、公開YouTubeサイトで一挙無料配信されるそうですね!

お正月の楽しみが増えました♪

ま、どれも録画してあるので観ようと思えばいつでも観られるのですが、元旦にリアルタイムで観てこそのリア充です!(そうか?)。

さて、昨日のアニワン感想を挟んでの、今週のジャンプ掲載最新話の続き、早速いってみたいと思います!

アニメ派、コミックス派の方はネタバレご注意ください。

今週の第928話の感想・考察(その1)はこちらから。

キッドの2年

新世界に入ってからの「キッドの冒険」が、今週、本人の口から語られました。

我々読者が知っていたのは、頂上戦争後に新世界に入って早々、グランドライン前半の海に帰ろうとしていた同業者をシメていた(第594話)ことと、アプーやホーキンスと海賊同盟を組んで、シャンクスの首を狙っていた(第677話)こと。 

今週、新たに判明した情報とこれまでのビジュアルの変遷を踏まえて、新世界でのキッドの軌跡を時系列順にまとめると、

①新世界で雑魚海賊をシメる。

②「赤髪海賊団」との抗争で左腕を失う。

③「ビッグ・マム海賊団」の「将星」を手負いにして奪うべきものを奪う。

④アプー、ホーキンスと同盟を組み、シャンクスの首を狙う

⑤空からカイドウが降ってくる。

⑥カイドウに敗れ幽閉される。

⑦ワノ国兎丼の採石場でルフィと再会。

 

さすがに2年前ルフィの懸賞金を超えていただけあって、わずか2年で早くも四皇のうち3人と事を構えています。

ま、ビッグ・マムとカイドウは、キッドの方から狙ったわけではなく、狙いはあくまでシャンクスなんでしょうけどね。

アプーやホーキンスと組んだのも、単独ではシャンクス達に敵わず、左腕を失うはめになったせいでしょうか。

 

キッドの左腕

キッドは、新世界初登場時には既に機械の左腕になっていました。

最近発売されたビブルカードでも、尾田っちのメモに「片手失い機械化」「左手ひじから下失う」と書いてあったので、ゼファーやゴッティやフランキーのように機械の義手を着けているのかと思っていましたが、今週の絵を見ると、肘から下は何もない。

つまり、あの機械の腕は恒常的にある義手ではなく、悪魔の実の能力によるものだったのか。

フィルム『Z』に出てきた青キジがヒエヒエの実の能力で氷の脚を作ってましたし、最近ではペロスペローがキャンディで腕を作ってましたが、あれと同じようなものですかねー。

 

奪うべきもの

ビッグ・マムに挑んできた“最悪の世代”として、誘惑の森でブリュレが真っ先に名前を挙げていたのが、キャプテン・キッドでした(第837話)。

ブリュレは、

 

ママの顔を見る事もなく…

一言の声を聞く事もなく!!

ハジキ出されたよ!!

 

と言っていましたが、

キッドに言わせれば、始めから狙いはビッグ・マムの首ではなく、奪うべきものを奪っただけ、つまりルフィ達と同様に、当初の目的は果たしたとのこと。

いわゆるどちらも嘘は言っていないけど、パーセプションギャップ、認識の相違ってやつですね(笑)

2年前からルフィ同様に海賊王を目指しているキッドですから、ビッグ・マムから奪ったものとは、順当に考えればポーネグリフの写しでしょうか。

キッドはまっとうに(?)海賊王を目指して情報収集していそうなので(No.2のキラーも賢そうだし)、ビッグ・マムがポーネグリフを持っていることを知っていてもおかしくないでしょう。

 

気になるのは、ゾウとシャンクスです。

 

ペドロの話では、ゾウにロードポーネグリフがあることが知らされたのは、ミンク族と光月家以外で、ロジャーとルフィのみ。

元々、ログポースが効かない島でたどり着くことさえ至難の業ですが、ペコムズのように四皇の配下になったミンク族もいるし、現にカイドウの部下ジャックもたどり着けています。

 

また、4つのロードポーネグリフのうち、ひとつだけ所在がわからない石があるというのも気になりますね。

キッドが執拗にシャンクスを狙うのはなぜなのか、もしかしたらシャンクスと残りのひとつのポーネグリフが関係しているのかと考えざるを得ません。

ただ、シャンクスはカイドウやビッグ・マムのように1ヵ所に長く拠点を構えるタイプでも、ポーネグリフを隠し持つタイプでもなさそうな気はしますが。

 

今日もキッドの考察だけで長くなってしまったので、小紫の話はまた次回に。

こちらも考察し甲斐がありそう。

 


P.O.P “LIMITED EDITION” ユースタス・“キャプテン”キッド

-ジャンプ

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