すっかり涼しくなった東京の空を見上げながら、まだ秋になった気はしないものの「風の音にぞ驚かれぬる」という古の歌人の気持ちを実感している長月のゾリラバです、こんにちは。
あれよあれよという間に9月。
休載を挟んでの久々のワンピース最新話です。
前話は、ルフィとハイルディン・ロキ兄弟が渾身の“三将轟国”を不死身のイム様にお見舞いしたところで終わりましたね。
早速今週の感想いってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
混沌剣と虚無剣
以前、イム様のまとめ記事で混沌剣(トーフー)と虚無剣(ボーフー)のことを書いた時、「これは元ネタは旧約聖書に出てくるtohuと bohuではないか」と書きましたが。
どうやら予測は当たったようで。
旧約聖書のいちばん最初の創世記。
更にその一番最初の、まだ神様が6日かけて世界を創造する前のこと。
世界はこんな状況でした。
地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり(創世記1章2節)
まさにこの「形なく、むなしく」に当たるヘブライ語の表現が、“tohu wa bohu”
なんと今週のワンピースでは、この“トーフー・ワー・ボーフー”という言葉がそのまま登場しましたね。
「空虚の盾」というイム様の武器の名前として。
これは重要ワードかも。
ワンピース知識王決定戦に出るんですか?(聞いちゃったよ)
それにしても、現在の世界を“創った”イム様の武器の名を、創世記から引っ張ってくるとは。
さすが尾田っち。
こういうネーミングセンスが大好きです。
“海賊王の左腕”が考える最善
ルフィとロキとハイルディンの渾身の“三将轟国”すらもイム様にとってダメージにはならないのを見てとったロキやルフィは、攻撃の手を休めず畳み掛けますが。
左腕を失い戦線離脱したヤーさんことスコッパー・ギャバンは、ルフィをエルバフから逃すようハイルディンに言います。
ルフィ本人にはきっぱり断られたけれど。
ヤーさんがそう考える理由は、主に3つ。
第一に、ルフィが戦えるはずのないほどの深手を負っているから。
なんせ剣2本で貫かれましたからね。
第二に、ルフィ自身が、イム様と命をかけて戦うことの意味を、(ギャバンが理解しているような形では)理解してないから。
そして第三に、“ニカ”の姿のルフィは、エルバフが、世界が何百年も待ち望んだ“神”に等しいから。
つまり、そのくらい大事なニカ・ルフィの命だから、意味もわからず、無謀な戦いで無駄に散らすなと。
海賊王とともに“世界のすべて”を知った大人の真っ当な意見ではあります。
しかし。
その“海賊王の左腕”の正論に真っ向から異を唱えたのがアイツです!
ルフィを誰より理解する男の啖呵
合理的な理由や損得など関係なく、ただ友達のために命をかけられるのが、ルフィクオリティ。
ドレスローザで、ハイルディン達が持ちかけた親子盃を「窮屈」という理由で断ったルフィは
お前らが困ったらおれ達を呼べ!!!
必ず助けに行くから!!!
(“ONE PIECE”第800話)
と言ってました。
ルフィが今戦っているのは、まさにそれ。
説明も言い訳もしないルフィに代わってそれを代弁しているのが、我らがウソップですね。
全部引用したいくらいかっこいいんですが。
「伝説」⁉︎
「偉大な戦士」⁉︎
ルフィに期待するのは勝手だが‼︎
それであいつの“自由”を奪うことはおれ達が許さねェ!!!
さすがウソップ。
ルフィにとって大切なものを心底理解していますね。
ましてウソップは、ルフィ以上にエルバフの戦士の誇りに憧れて、この地を訪れるのを楽しみにしていたわけですから。
ウソップの啖呵を聞いて嬉しそうに口角を上げるハイルディンが良き。
“白い雷神弾丸”
自由な発想の赴くままに戦うニカ・ルフィが、ピンチで閃いたのは、味方もびっくりの超過激な特攻技。
ロキが振り下ろす雷を帯びたラグニルで、自分をイム様に向けて撃たせて飛ばすというね。
雷も打撃も効かないゴムの身体のルフィだからこそできる技でしょうね。
しかしいくら打撃が効かないといっても、ルフィは既に瀕死の重傷なわけで。
更にロキの強力な覇気が乗ってるので、その衝撃は相当なものでしょう。
ルフィの目も飛び出し、味方も唖然とする捨て身の攻撃ですが。
だから今度こそイム様に効くと思いたい。
倒せるとは思わないまでも。
そろそろイム様のカラータイマーが点滅して、引き上げる頃合いでしょう。
©️ゾリラバ
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ギャバンの中でのルフィ評価が余り高くない感じがします。
海賊王候補でニカの再来の可能性を考慮すると鬼ハードルですからね~
これまで共に旅をして来た なおかつタイマンバトルまでしたウソップなら
たとえ瀕死の状態でも何とかしてくれると絶大の信頼をおいてますからね~
ここが地獄じゃあるまいし! かしこ
ギャバンにとっては、ロジャー船長が偉大すぎるのかもしれませんね。それと「四皇」という肩書きと、シャンクスやハイルディンから聞いたルフィの話だけでは、まだ半信半疑なのでしょう。ここでイム様を撃退すれば、ギャバンの評価も変わるのではないでしょうか。