夏の風物詩ワンピースプレミアショー@USJのチケットを今年も無事にゲットし、夏に向けて胸がふくらむ6月のゾリラバです、こんばんは。
しかし。
いつもはUSJでの夏の狂騒が終わってから、本格的に勉強に取り掛かる秋のナレッジキングが今年は7月に早まりましたからね。
遊んでばかりもいられないなー。
また明日から、ナレキンの勉強を兼ねてコミックスのまとめ記事をアップしようと思います。
とりあえずまず今日は、ワンピース最新話の前半の感想の続き、いってみましょう。
以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
伝えられたルルシア王国の悲劇
今週も続くベガパンクの懺悔と告発の配信。
ベガパンクが世界平和のために発明した“マザーフレイム”が、最近何者かによって使用されたことが、ついに世界に伝えられました。
ルルシア王国の消滅という衝撃的な出来事は、まだ世界に知られていなかったようですね。
知っていたのは、その凶行の犯人であるイム様と五老星、そして目の前で故郷の消滅を目撃したモーダちゃんらルルシア王国の革命軍志望者と、サボから伝え聞いたドラゴン達革命軍幹部のみということですね。
これまでのベガパンクの話は、800年前に存在したジョイボーイの伝説にしても、海に沈んだ世界の話にしても、今を生きている一般の人々にとっては遠い昔の出来事でした。
しかし、一気に「今そこにある危機」になったわけです。
実際にルルシア王国の悲劇を目撃していなくても、世界中が大地震と水位上昇を経験しているので、ベガパンクの配信はにわかに信憑性と注目度を増したのではないでしょうか。
ルルシア消滅を知った各国の反応
ベガパンクの衝撃的な暴露に対する各国の反応も興味深いです。
策略家で情報通のダガマがいるプロデンス王国も、ルルシア王国消滅の情報は全くつかんでいなかった模様。
ベガパンクの故郷バルジモアでは、マザーフレイムによる悲劇を謝罪するベガパンクに、「アンタのせいじゃない」との言葉が。
そして、古代兵器プルトンを隠し持つワノ国では、うっかりその名を口にしたモモの助に、錦えもんが頭突きをくらわしています(笑)
錦えもん、ジョイボーイのことは知らされてなかったのに、古代兵器については知ってるのね。
元将軍の光月スキヤキから聞いたんでしょうか。
海軍中枢の反応
そして何十年にもわたり海軍最高位の元帥を務めたセンゴクと、現元帥のサカズキは、古代兵器について知っていることが確定しましたね。
ルルシア王国の消滅についても、通信を傍受していた海兵から情報が上がっているのかもしれません(五老星は揉み消す圧をかけていましたが)。
ベガパンクの暴露を苦々しく聞いています。
そして忘れてならないのは、消滅したルルシア王国に近い場所にある海軍G-2支部のトップ、コーミル中将。
とりあえず無事だったのが確認できてよかったですが(中将クラスでも古代兵器の存在自体は知ってるようですね)。
ルルシア王国からミルクが買えなくなって、また苦いコーヒーに逆戻りですね…(←扉絵連載“エースの黒ひげ大捜査線”のエピソード)。
“欲(ヨーク)”の葛藤
サブタイトルのダブルミーニング、トリプルミーニングは、尾田っちの得意とするところですが、今週の“葛藤”というサブタイには、三重、四重の意味が込められていますね。
まずはクローンでありながら、仲間を救いたいと涙するステューシーの葛藤。
そして平和のために発明したエネルギーが大量殺戮に使われたベガパンクの葛藤。
古代兵器について知りながら悲劇を止められなかった海軍首脳部の葛藤。
もしかしたら、因縁のリリィの肖像画の前で物思いするイム様にも葛藤があるのかも。
そしてベガパンクの裏切り者“欲(ヨーク)”も、想定外のベガパンクの配信内容に混乱し、葛藤しています。
時系列が合わない、という今週のヨークの発言や、配信の中で海面上昇に関するベガパンクの時間軸がぶれているから、ゾリラバは改めて「ベガパンクの自我や意識は生きている」説を推したいと思います。
配信が録画と言うセリフ自体、五老星を欺くためのフェイクなんじゃないかと。
今回、ヨークが「鉄の巨人」に注意を向けたのも、ステラ生存の可能性に気づいたからかも?
海賊王のクルー達は何を思う
ベガパンクの話は、マザーフレイムから、“空白の100年”に移ります。
“空白の100年”については未だ謎が多いが、海賊王の一団、すなわちロジャー海賊団のクルー達は、その謎の全てを知っていると。
ロジャー海賊団の船医としてラフテルに到達した双子岬のクロッカスさんは、無言で配信に耳を傾けています。
そして海賊王ロジャーの相棒にして我らがルフィの師匠レイリーは、配信を聴きながらひどく酔い潰れています。
久々にレイリーさんが登場したのは嬉しいけれど、こんな泥酔した姿を見ると心配ですね。
レイリーさん、ベガパンクが次々と世界の秘密をバラしてしまうことに腹を立てているようです。
自身が今や「じじぃ」であることを嘆きつつ(これももうひとつの“葛藤”ですね)
そして喋りすぎだベガパンク
じじぃがペラペラと
若者から奪い取るなバカモノめ……‼︎
なぁロジャー、“楽しみ”をよ…
このセリフを聞いて思い出すのは、2年前、ルフィ達がシャボンディで初めてレイリーに会った時のこと。
ウソップがレイリーに「ワンピース」のことを聞こうとした時、ルフィは
宝がどこにあるかなんて聞きたくねェ!!!
宝があるかないかだって聞きたくねェ‼︎
何もわかんねェけど
みんなそうやって命懸けで海へ出てんだよっ!!!
ここでおっさんから何か教えて貰うんなら
おれは海賊やめる
つまらねェ冒険ならおれはしねェ!!!!
(ONE PIECE第507話)
レイリーさんは、ベガパンクが次々と世界の秘密をバラしていくのを聞きながら、ルフィのこのセリフを思い出していたんじゃないかな。
だから若者の“楽しみ”を奪うな、と憤っていたんだと思います。
まる。
アトラスは頭部破壊されてもアンパンマン方式で
新しい顔で復活したのにシャカとピタちゃんは復活しないのが
腑に落ちませんでしたが もしかしたら ステラ共々生存してるかもですね
死の概念がすでに別次元なのかも! アトラス初登場時に概念破壊を強調してたし!
アイスバーグさんマルハラです。
私もそんな気がします。存在とか死の概念が別次元ではないかと。肉体の活動停止が即ち死ではない感じですよね。