Netflixでの配信がついに始まった実写版ワンピースを一気観して、寝不足の極致のゾリラバです、こんにちは。
先週は、日曜のアニメワンピースがルフィvsカイドウを特集した“バルトロメオの部屋”シリーズで、月曜の原作も休載だったため、だいぶブログの方はご無沙汰してしまいました。
実写版の感想はまた改めて書くとして。
とりあえず、オープニング曲も新しくなった今日のアニワンの感想、いってみましょう。
原作だと、第1047話“都の空”に当たります。
最近は、原作と同じ区切りで、原作に忠実な流れでアニワンも作られている感じですね。
それでいて、アニメならではの迫力ある描写や、オリジナルと感じさせないワンピースへの深い理解を感じさせるセリフがとても良き。
新OPはセカオワの“最高到達点”
9月に入り、アニメワンピースのオープニング曲が新しくなりました。
新たなOP曲は、SEKAI NO OWARIの“最高到達点”!
いやー、“太陽の神ニカ”として覚醒したルフィが、ギア5を「おれの最高到達点」と呼んだことを想起させるそのものズバリのタイトルも良いし。
「立ち止まってたら無くしたものが輝かない」という最近のワンピースのストーリーを反映した歌詞もグッとくるし。
穏やかで力んでいないのに、なぜか元気が湧いてくるセカオワらしい曲も良いし。
ワノ国編の苦しかった20年を総括し、この後の笑顔にあふれた新生ワノ国を予想させる作画も素晴らしいし。
控えめに言って最高です‼︎
モモの助を奮い立たせる母の言葉
花の都に向かって空中を進む鬼ヶ島を止められず、つい口癖の「無理でござる!」が出てしまうモモの助。
花の都では、人々が年に一度の火祭りの名残りを惜しんでいます。
また明日からはカイドウとオロチの圧政に耐える日々が始まると思っているから。
自分が口にした「無理でござる」という言葉と燃える鬼ヶ島から、20年前(モモにとっては数ヶ月前)の母との別れを思い出すモモの助。
ここは母トキとモモの助の涙の別れのシーンなんですが。
ゾリラバは、燃えるおでん城で火に包まれながら、母トキと別れたくないと駄々をこねるモモの助を、涙ながらに諌める忠臣錦えもんに、涙腺をやられましたねー。
8歳にしてワノ国の運命を背負わされたモモの助もさることながら。
錦えもんが背負うものの大きさは、はかりしれません。
主人を守るべき臣下なのに、光月おでんの犠牲で生き延びてしまったことへの悔しさ、申し訳なさ、責任感などが胸に迫るアニメオリジナルなセリフも良かったわー。
将軍家の光月おでんの妻としての想いと、幼いモモの助を未来に送る母親としての想いに揺れるトキの葛藤も、モモの助の背中に思わず伸ばされた手でたくみに描写されていましたね。
ほんとハイクオリティ作画だわー。
母から最期に託された「20年後の未来できっと光月家を再興するのです」という言葉を思い出し、「無理でござる」を封印したモモの助は、果たして残された少ない時間に更なる進化を遂げられるでしょうか。
覇気は能力を凌駕する
これは原作の感想でも書きましたが、カイドウのセリフでようやく、海賊王ゴール・D・ロジャーが悪魔の実の能力者ではなかったことが確定しました。
そして、覇気だけが全てを凌駕する、すなわち、どんな凄い悪魔の実の能力を持っていても、圧倒的な覇気の持ち主には敵わないことも。
ロジャー以外でも、シャンクス、ミホーク、ガープ、光月おでんなど、非能力者と推定される名だたる強者達を見ると、さもありなん、という感じですね。
特にゾリラバのゾロのような剣士は、何となく非能力のまま「最高到達点」を目指して欲しいので、これは嬉しい設定なんですよ。
あ、またゾリラバのって野心出ちゃった。
それぞれの覚悟
覚悟を決めたのはモモの助だけではありません。
鬼ヶ島に討ち入った侍達も、ヒョウ五郎親分から、カイドウが倒され落下して死ぬのと、カイドウが勝って無事に着陸して生き延びるのとどっちが良いかと問われると。
皆一様に笑って何の躊躇いもなく、ルフィがカイドウを倒すことを選びました。
そんなこと問うまでもないと。
カイドウがいなくなれば、残された家族が幸せに暮らせると。
ワノ国がいい国になるだろうと言い切る侍達の覚悟、熱いぜ‼︎
侍達とは対照的に、最初から最後まで覚悟が決まらないのは、卑怯者のオロチ。
全身に火が燃え移っても、日和を道連れにしようと悪あがきをしています。
でもきっとこの日和のピンチには、これまで出番の少なかったあの男が現れるんだろうなー。
全部終わらせる
そしてついに。
ルフィの超巨大な拳が。
カイドウの上空から振り下ろされようとしています。
カイドウの更に下に位置する鬼ヶ島が邪魔だから退かせと、モモの助に呼びかけるルフィ。
モモの助の覚醒は、もう待った無しの状況になってしまいました。
「おまえを信じる」というルフィの期待に応え、母トキの信頼と祈りに応え、将来のワノ国将軍としての意地を見せてくれ、モモの助‼︎
原作でもありましたが、侍たちの『死んでもいい』覚悟を決めたシーンのすぐ後に
ウソップの『何がなんでも生き延びて見せる!!!!』と覚悟を決める
シーンが意図的に挿入されてますよね。
どちらの生き方が良い悪いということではないですが、
侍と、外から来た人間の考え方の違いというか、
同じ覚悟だけど違うというのが、良く表現されていると思います。
コメントありがとうございます。全く同感ですね。多様な価値観を肯定し、それぞれをとってもカッコよく描くワンピースらしいシーンだと思います。
今晩は(‘◇’)ゞ 控えめに言って最高!と云ってらっしゃるゾリラバさんに歯向かう(←?)篠村…えぇ…この日が来るのは分かっておりました…いずれは、と。原作の扉絵でほのぼのした姿を見たばかり、と云えば。ばかりなのに、この仕打ち(←?)えぇ…内容は最高でございました…ルフィはカッコ良いし、モモの成長も。トキさんの母としての思いも(>_<) 一般人的なウソップも良きかな。しかし!!! オープニング…歌は良いです。勿論、画像も…ですが…あそこに1カットで良いからエースが居てくれたら…きびだんごやってるお玉ちゃんの後ろに、幻でも良いから~( ノД`)シクシク…失礼しました…ワの国編が終われば、もう誰かの回想ぐらいにしか出て来ないのかと思うと…取り乱しました…(/_;)
篠村さん、コメントありがとうございます。確かに前のオープニングのエース、カッコよかったですもんね。エースファンとしては、新しいOPになってエースを観られなくなったのは悲しいですよね。