昨夜のワンピースプレミアショーを思い出しながら、大阪から帰宅途上のデイドリーム・トラベラー、ゾリラバです、こんにちは。
今週のワンピース第917話は、新キャラの登場はあったものの、割とサクサクと話が進みました。
ホーキンス以外の真打ちが、奥深さと言いますか得体の知れない強さのようなものをあまり感じさせないこともあって、今週は考察マインドが疼く回という感じではなかったので、感想も1回目の記事だけでサクッと終わらせようかとも思いましたが、やはりゾロラブのゾリラバとしては今週のゾロについて熱く語らないわけにはいかないだろうと考えなおしました。
ルフィとゾロのあうんの呼吸
前回は、丸腰で裸の相撲取りにお菊が連れていかれて、ルフィに「なに連れてかれてんだ!!!」とツッコまれていたゾロですが(ゾロはそもそもお菊の強さを分かっていてあまり助ける必要性を感じていないと思われ)、今週は、ルフィとのあうんの呼吸を見せてくれました。
ルフィの「ゾロ!!あっち頼む!!」だけで、“食糧宝船を奪ってお菊を連れて逃げる”ということだと即座に理解するゾロ。
やはり副船長の呼び声高い(バルトロメオとゾリラバの声)ゾロだけあって、ルフィの“思い”(思考過程とか戦略とかではなく)を即座に察する能力は、他の追随を許さない感じ。
背中の傷は剣士の恥であるゾロにとって、「逃げる」という選択はあまり好きではないでしょうが、こういう時のルフィの指示はゾロにとっては絶対で、なんらゾロを躊躇させるものではないようです。
神速のゾロ
ルフィと並んで首をコキコキしたかと思うと、シャッと目にも止まらぬ速さで次の行動をとる二人がかっこよすぎです。
尾田っちがこういう描き方をするのは、麦わらの一味の中でもゾロだけですよね。
ゾロはルフィがまだ無名の海賊だった頃から、東の海ではルフィよりはるかに有名でしたし、ザンバイ達には「なんであいつが船長じゃないんだ」とも言われてました。
今ではサンジと共にルフィの両翼という感じですが(しかもサンジに懸賞金額を越えられてしまいましたが)、ルフィの相棒的な描かれ方をするのはゾロだけです。
ビッグ・マム篇で長いことおあずけをくらっていたゾロファンとしては、心が震えますなー♪
お菊とのやりとり
あいつは怒るだろうがブッ飛ばさねェだけマシだと思え
というゾロ。
お菊は「いつ?」「え?」と混乱してます。
だいたいルフィもゾロも、ここ一番では饒舌になることもありますが、普段は言葉が足りないタイプ。
平凡な奥さんなら「あなたは何を考えてるかわからない!」とキレられそうなタイプです。
「あいつじゃわからないわよ!」みたいな(笑)
素直に読めばあいつってのは、ホールデムのことだと思います。
お菊が直前にルフィに怒らせないよう頼んでるし、ゾロが「ぶっ飛ばさねェだけマシ」と言った直後にルフィにぶっ飛ばされてるから(笑)。
でも“食糧宝船”を奪われることになるスピードのこととも読めないことはないし、わざわざ傍点がふられているので、深読みすれば、この場にいない錦えもん(おとなしくしてろと言われたのにまた騒ぎを起こすから)とも読めないことはないかなー。その場合、「怒る」の主語と「ぶっ飛ばす」対象は別人ということになりますが。
ローVSホーキンス
ローが自分達の顔を知っているホーキンスを消そうとしていますが、それって意味あるのかな。
どうせカイドウには既にワノ国に来ることもバレバレだし、手配書で顔も知られているし。
真打ちレベルは知らないようなので多少の時間稼ぎにはなるのでしょうが、コスパ的には疑問ですねぇ。
むしろこれはベッジ同様、腹に一物ありそうなホーキンスとの共闘に繋がっていく前フリでしょうか。
そういえば、キャプテン置いてかないでーと泣いていたベポは治ったのかな?
回復が早いミンク族のべポでさえこれだけ苦しんでいるのに、何も知らずにこのあたりの動物を食べて「そういえばちょっと腹が痛ぇな」で済ませているゾロ、恐るべし。
ゾロに始まりゾロで終わった今週の感想、おあとがよろしいようで。