今週も懐かしいキャラが続々と再登場し、いくつかのピースが集まって新たな絵が見えてくる予感にゾクゾクしているゾリラバです、こんばんは。
いや、ダジャレではなく。
これがもしや…ワンピース!?(ハンコック風)
ここから先は最新のワンピースの内容に触れますので、アニメ派、コミック派の方はお気をつけ下さい!
ジュエリー・ボニーとバーソロミュー・くま
なんとここでまさかの再登場を果たしたのは、最悪の世代のジュエリー・ボニーと、元王下七武海で現在は世界政府の人間兵器と化した(はずだった)バーソロミュー・くま!!
マリージョアで登場したことも驚きですが、その二人の正体は、ソルベ王国の王太后と国王ですと!?
つまり我々が知っている海賊ボニーは能力で年齢を操作していた仮の姿で、実はあのヨボヨボの王太后コニーが真の姿、すなわちかつてソルベ国王だったくまの母親、ということなんでしょうか。
ボニーについては、自由に年齢を操れる能力から、その正体について様々な憶測を呼んでいましたが、誰がこの展開を予測したでしょう。
もしくまが実の息子だとすると、頂上戦争の際にボニーが泣いていたのは、白ひげやエースのためではなく、戦争の直前に完全に心を持たない人間兵器にされた息子くまのためだったということになります。
なんという巧みなミスリード!!!
そうだとすると、くまが世界政府のいいなりになっていた原因、くまの弱みというのは実の母親ボニーだったのかもしれません。
赤犬とボニー
だからこそ、赤犬は、ボニーが政府から逃げ出したときはヒヤリとしたと。
でもその直後にはくまの改造が完全に終わって人格まで奪うことに成功したから、「だがもう全て終わった」と言ったのではないでしょうか。
お前が政府から逃げたと聞いた時ァひやりとしたがのう…だがもう全て終わった。
(ONE PIECE 第595話)
うぉー、凄すぎる!
ゾクゾクします!
つまり、ざっくりまとめると
まず、世界政府加盟国ソルベ王国の国王だったくまが、世界政府に逆らった(革命軍に入った)。
→母親のボニーを世界政府が捕らえた。
→くまを脅して王下七武海入りさせ、少しずつ改造した。
→ボニーが逃げ出して政府はヒヤリとしたが、くまの完全改造(人格まで奪うこと)が間に合った。
→頂上戦争でそれを知ったボニー(くまの母親コニー)が絶対に許さねぇと涙を流した。
→赤犬の「もう全て終わった」発言。
→ボニー、再度脱走。
→今回、くまを取り戻すために、レヴェリーを利用して王太后としてマリージョアに潜入。
とこういう流れでいいんでしょうか。
“暴君”くま
くまに関して気づいたことがもう一つ。
くまについては以前から、“暴君”という二つ名が気になっていました。
王下七武海入りする前は革命軍の一員に過ぎなかったのに、なぜ“暴君”なのかと。
でも、くまが元々国王で、当時は横暴な君主(=暴君)であったなら納得です。
その暴君だったくまが、サボの知る「優しいくま」になったのは、いつも手に聖書を持っていることから、信仰に目覚めたからとも考えられるし、革命軍に入ってドラゴンに感化されたとも考えられます。
いずれにしても、想像力が大いに刺激されますね。
実は今週のワンピースについては、もう一つ全く別の読み方もできるかな、と考えています。明日は伏線魔王の尾田っちが二段構えのミスリードを仕掛けている可能性を考えたいと思います!
今週も、感想・考察が一回や二回で終わらなそうですが、来週は残念ながら休載のようなので、じっくり考えられそうです。
尾田っちが、先週、今週と、休載前に読者にまとめて謎を投げつけている気がするのは考え過ぎでしょうか。
そう、まるで古典的推理小説にある「読者への挑戦」のように!