早くも“春眠暁を覚えず”の効果が顕れる季節なのか、一日中眠くて仕方ないゾリラバです、こんばんは。
脳内が常春なので、季節関係ないかもしれませんが。
でもっ!
2週間ぶりのワンピースの感想を書くまでは寝落ちるわけにはいきません。
ちゃっちゃっといきましょう!
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
キリンガム聖の「夢の具現化」
今週、ようやくエルバフの子供達に起きている奇妙な出来事の顛末がわかってきました。
神の騎士団団長のシャムロックが去り際に、
お前達の能力なら…「ゲーム」にしろ…‼︎
と言った意味も。
まず子供達を眠らせ、その夢から恐ろしいMMA(ムーマ)を取り出していたのは、「夢を具現化する悪魔の実の能力」を持つキリンガム聖でした。
MMAというのは尾田っちの造語でしょうが、ネッシーなどの未確認動物を“UMA(ユーマ)”というので、それとかけてるんでしょうね。
しかもムーマという読み方は、夢に現れる悪魔の「夢魔」にもかけてるんだろうな。
ホント尾田っちのこういう言葉のセンス、大好きですし、尊敬しますわ。
この、他人を眠らせて思い通りの夢を見させ、更に夢に出てきたものを具現化できるというキリンガム聖はやはり、幻獣種“麒麟”でしたね。
これは人獣型の姿なのかな?
荊人間のソマーズ聖
そして子供達に手を差し伸べるものを傷つけるために、目に見えない荊のトゲで子供達を覆っているのはソマーズ聖。
登場時は、空手の島のボクシングチャンピオンのジェリー(分かる人は相当のワンピマニア)に似た、すっとぼけたオッサンだと思いましたが。
3人の中ではこいつが1番、胸くそかも。
子供達を抱きしめようとする親が、見えないトゲに刺されて死ぬのを見て、子供が泣き叫ぶのを「最高のゲーム」と呼ぶこの天竜人のこの鬼畜っぷりときたら。
ソマーズ聖や軍子が時折見せる無邪気さ、天真爛漫さが、彼らの異質な残酷さを一層際立出せますね。
昔、キャプテン・キッドがシャボンディで奴隷売買を眺めがら言ったセリフが思い出されます。
欲をかいた権力者の純心に比べたら世の悪党の方がいくらか人道的だ
軍子のアロアロの実の能力
そして、3人の中では最も早くから登場し、その能力もアロアロの実の矢印人間と明かされている軍子。
今回のエルバフの子供達の行進では、矢印で港まで子供達を誘導するよう、能力を使っていました。
今週は、夢からキリンガム聖が取り出した美味しい食事に思わずほわーっ‼︎となっていて可愛いんですが。
ロキを情け容赦なく拷問したり、アウルスト城の門番を問答無用で痛めつけたりしてるので。
やっぱり所詮は人を人とも思わない天竜人なのでしょう。
天竜人の立場を誇り下々民をとても見下しているのと、「〇〇宮」という呼ばれ方もしていないことから、もしかしたら天竜人といっても由緒ある苗字がない成り上がりなのかも?
“麦わらの一味”がトラブルメーカーだということはしっかり把握していて、それも織り込み済みの余裕を見せてますね。
3人の神の騎士団
ぶくぶくのダルダルで頭悪そうに「だえー」と言ってるチャルロス聖みたいな典型的なダメダメの天竜人に比べれば。
強力な悪魔の実の能力を使いこなす神の騎士団の3人は、確かに強いんだろうとは思うんですが。
なんかエッグヘッドで強烈な五老星の暴れっぷりを先に見たせいか、ちょっと小物感を感じてしまうんですよね。
能力も便利っちゃ便利だけどそこまで脅威という感じはしません。
だからこそ子供達を人質に取るという姑息なことするんだろうけど。
ルフィやゾロが本人達をぶちのめして気絶させれば子供達にかかった能力は全て解けるでしょうが。
そんな簡単にはいかないのかな。
後半の感想は、また明日!
キリンガムが子供たちに近づいた描写が無いから
遠距離から能力行使できるとなると脅威ですね
しかも夢の具現化なんてニカばりの何でもアリ能力ですね
編集者「尾田先生 ここの肉はこの高級塩で食べると絶品です!」
尾田っち「塩かぁ~どれどれ・・絶品だ~ 美味しい~」
絶対に漫画内で使おうと心に硬く誓う栄一郎ハタチの春であった
(ワンピース秘話 4巻73ページより抜粋)
確かに遠距離からあんな怪物達を取り出せるとしたら相当チートですよね。3人とも本来の肉体の力というか個人の戦闘能力が高そうに見えないせいか、今の麦わらの一味の敵としては物足りない感じがするんですけど…神の騎士団である以上、戦っても強いのかなぁ。