今年はあまりセミの声を聴いていない気がして、セミの生態をググり始めたらハマってしまい、ワンピースの感想を書くのが遅くなったムカシ虫取り少女のゾリラバです、こんばんは。
夏の終わりの風物詩のツクツクボウシは、まだ暑すぎて出てこれないんでしょうか…
さて、ゾリラバの夏休み自主研究はさておき、今週もひとコマひとコマ全てに感想を書きたいくらい、情報量が豊富なワンピース最新話。
早速昨日の前半の感想の続き、いってみたいと思います。
以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
次の目的地はエルバフ
ステューシーの偵察能力、ナミの航海士としてのセンス、ベガパンクの知恵、そしてサニー号の飛翔能力のおかげで、早くもこの窮地を脱する計画ができたようです。
全然関係ないけどサンジくんはやはりステューシーを様呼びすることにしたみたいですね。
女性崇拝が徹底しているサンジでも、これまで様付けで呼んだ女性っていない気がするので、ちょっと意外で。
話が脱線しましたが(通常運転)、エッグヘッドの北東にあるというエルバフ。
なるほどエッグヘッドのログが溜まらないうちは、一つ手前の島であるワノ国で定まった指針が使えると。
エルバフといえば、ワノ国を出航する際にルフィと共に「真ん中(東)」を選び、ジャンケンで勝ったキッド達がたどり着いた島です。
ジャンケンに負けたルフィ達は南東に進み、エッグヘッドに着いたので、エッグヘッドから見れば、エルバフは北東になるわけですね。
なるほど(一人で納得)。
そしてついに。
ルフィとウソップが2年前にリトルガーデンでドリーとブロギーに会って以来、ずっと訪れるのを楽しみにしていたエルバフが、いよいよ次の目的地ですよ!
ルフィとウソップが肩組んで歌っているエルバフの歌(笑)も、当時と全く同じ。
なんかこういう尾田っちが仕掛ける過去とのシンクロが、とっても涙腺を刺激するのよねー。
ついにここまで来たかと。
しかもエルバフといえば、シャンクスがキッド海賊団を完膚なきまでに壊滅させたばかりです。
ルフィ達がたどり着く頃にはもう赤髪海賊団はいないだろうけど、ドリーとブロギーとの再会や、キッド達の消息を聞いた時のリアクションが楽しみだガネー。
同期してない欲(ヨーク)の脳
ベガパンク本人(ステラ)と分身の“猫(サテライト)”達の関係性はだいぶ分かってきましたが、未だによく分からないことがいくつかありますねー。
なぜサテライトのうち欲(ヨーク)だけが、パンクレコードを通じて他のベガパンク達と共有しているはずの脳の同期を外せているのか。
なぜベガパンク本人(ステラ)さえ知らない暗証コードでフロンティアドームをバリアできているのか(ベガパンクなら誰でもバリアを作動させ暗証コードを自分で設定できる仕組み?)。
そして昨日の記事にいただいたコメントにありましたが、そもそもベガパンク本人とは別々の人格を持ったサテライト達は、クローン?サイボーグ?
暗証コードは教えないとうそぶいて余裕を見せているヨークに、「ベガパンクをナメるな」とお怒りモードで暗証コード解読に取り組む本人(ステラ)、アトラス、重傷のはずのエジソンが笑えます。
必死なのに笑っちゃ悪いけど。
ステラの中では一番賢そうなシャカを亡くしたのは痛いけれど、3人がかりなら、遅かれ早かれ、コードは解除されるでしょう。
サニー号発進準備組
それを見越して、出航の準備に走るのは、ルフィ、ジュエリー・ボニー、フランキー、そして“悪(リリス)”
この4人の人選の基準は何だろう(笑)
サニー号のことだからフランキーは分かるとして。
ベガパンクの中でも暗証コード解読に向いてなそうなリリスと、ずーっと食べ続けていたんだから少しは働けと追いたてられたルフィとボニーって感じ?(笑)
空白の一日の間に何が起きたのか分かりませんが、ボニーはすっかり機嫌が直っています。
父親のバーソロミュー・くまの記憶をのぞいて動揺していたボニーは、その日の夜も泣いていたようですが。
何か吹っ切れたのか、もうベガパンクも殺さないと言っているので、ベガパンクがくまに施した人格手術について、納得せざるを得ない何かを知ったんでしょうね。
それから、サンジのことを「あいついいよな」というボニー。
そのセリフを聞いたらサンジはメロメロになりそうです。
評価されているのが料理の腕と強さだけだとしても、サンジの誇りはまさにそれですからね!
黄猿は意外に骨があった
元帥サカズキを含め、現在、過去の大将の中では最も世渡り上手で世界政府の言うなりと思っていた“どっちつかずの正義”を掲げる黄猿ことボルサリーノですが。
今週、五老星に堂々と意見を述べて主張を通したのを見て、ゾリラバちょっと黄猿を見直しました。
立ち塞がる男の覚悟
潰しゃ…こっちも格好つきません
筋くらい通させてくださいよ
五老星ジェイガルシア・サターン星は、正直言ってそういう浪花節にほだされる良い人ではないと思いますが。
自分が乗る艦隊を率いる海軍大将の意見を、頭ごなしに否定するのは得策でないと思ったのでしょうか。
あるいは戦術レベルのことで言い争うまでもないと考えたか。
恐らく彼が守りたい3つのものさえ守れれば、あとは些事ということなんでしょう。
海軍大将を止める戦桃丸の覚悟
エッグヘッド編では、戦桃丸のカッコ良さがストップ高ですね。
子供の頃からボルサリーノを知り、正式な海兵になる前からオジキと呼んでいた訳ですから。
その強さも十二分に分かっているはず。
それでも黄猿を迎え撃つ戦桃丸に、一切怯む様子はありません。
普通に考えたら絶対に叶わない相手かもしれないけど。
戦桃丸にも、「腹にくくった一本の槍」があるんだよ!
くあー!
わいのガードは世界一ィ!!!
という戦桃丸の決め台詞がこれほどカッコ良く聞こえたことはありません。
パシフィスタ50体もいることだし、何とか黄猿を足止めして、麦わらの一味とベガパンクの脱出の時間を稼いで欲しい!
そう思う一方で、黄猿の到来を感知してゾクッとしたルフィが、2年前は手も足も出なかった黄猿を相手にどのくらい戦えるのかを見たい気持ちも少しあります。
ファンは贅沢なのだー。
ワノ国で進路を選択する時に そこがエルバフと解っていたら
迷わず行ってたでしょうね!
運命恐るべし!
ホントにそうですね。考えたら世界政府もワノ国にルフィ達がいたのを知っていたんだから、3分の1の確率でエッグヘッドに来てることを予期してても良さそうなものなのに、ルッチとかめっちゃ驚いてましたよね(笑)