明日から3連休と思うと、今日起きる大抵のことは笑って許せるゾリラバです、こんばんは。
さて、地名シリーズも今日で7回目。5回くらいで終わるかなと思っていましたが、調べては書き、書いては考え、ということを繰り返しているとなかなか楽しくて、ついつい長くなってしまいます。
インペルダウン
今日は、まず、海底の牢獄、インペルダウン。
「インペル」という言葉からは、英語だけでも
impel (強制する、追いやる)
inferno (地獄)
imperial (帝国の)
などの単語が浮かびます。
インペルダウンは、海中深くに伸びた牢獄で、下に行くほど凶悪な犯罪者が収監されており、環境も拷問も下がっていくほど過酷になるような場所ですね。
一番素直な解釈は、impel + down で「強制的に下へと追いやる」でしょうか。
イメージ的にはぴったりです。
パンクハザード
「2年後」に最初に訪れた島、魚人島は、難解な地名がほとんどないので飛ばしまして、新世界最初の島、パンクハザード、いってみましょう。
「ハザード(hazard)」は、ハザードランプとかバイオハザードのハザード、「危険」という意味そのままだと思うのですが、「パンク(punk)」はどうでしょう。
パンクロックというときのパンクは、もともと「若造」とか「ちんぴら」とか「イカれた危ないやつ」という意味の俗語ですが、「役立たず」とか「くだらない人間」という意味もあります。
したがって、パンクハザードは「役に立たない危険な場所」ということかもしれません。
ただ、punkという単語を調べていたら、「火をつけるとくすぶるもの」という意味もあったので、何か危険な、火をつけたらやばいものが眠っている、という意味では、シーザーが毒ガスの化身スマイリーを隠していたパンクハザードのイメージに合いますね。
パンクハザードという響きも語感も良いけれど、両方の意味をかけているとしたら、ほんとにすごいなぁ。
ドレスローザ
ドレスローザは、スペインをモデルにした国。
Dressは英語ですが、Rosaはスペイン語で、二つの言語を無理やりつなげると「ピンクのドレス」ですね。
メラメラの実の争奪戦が行われたコリーダコロシアムの「コリーダ(corrida)」は、スペイン語で「闘牛」、「コロシアム(colosseum)」は英語で円形闘技場ですから、これまた英語とスペイン語のカップリングです。
ちなみに、ロビンが想像した「ドレス老婆」は、日本語(笑)。
また、ドレスローザにあった町セビオ(Sebio)は、おそらくスペインのワインからとったのでしょうね。
かようにドレスローザ篇は、地名もスペインの香りがいっぱいです。
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