連休最終日、頭にちらつく明後日からの海外出張(再び)の重圧を振り払い、今日までは楽しいことだけ考えようと決意を新たにしている束の間の自由人、ゾリラバです、こんにちは。
今日はとうとうげとした“アレ”をべべんっ!と紹介したいと思います。
そう、「ワンピースマニアが本気でプロデュースしたらこうなった!!」シリーズのルフィとエースのフィギュア!
てぃらりらったらー♪
ルフィとエースがやって来た!
思い起こせば、昨年秋、ワンピースマガジンVol.4で、『ワンピースマニアが本気でルフィをプロデュースしたらこうなった!!』というルフィのフィギュアの特集記事が組まれていました。
そのルフィを一目見た瞬間、これまでフィギュアに縁の無かったゾリラバでも
これは欲しい!!!
と思いましたが、ゾリラバの家は狭いので、どんなにワンピース愛が高じても、フィギュアにだけは手を出すまいと思っていたんですよ。
そっちの世界に嵌まるとお金もかかりそうだし。
また、その時は、ゲーセン経験に乏しくクレーンゲームをやったことのないゾリラバには、とても入手は困難だろうと諦めていました。
ところが…
…
…
普通に売ってるじゃん!
先月、エースのフィギュアも登場して、どうにも我慢できなくなったゾリラバの家に、こうしてやってきたのが、こちら。
べべんっ!
マニアの本気ルフィ
フィギュアにこれまで手を出さなかったゾリラバが、このシリーズはどうしても欲しいと思ったのは、やはりワンピースマニア達が知恵と愛を出し合ってプロデュースしただけあって、“らしさ”が詰まっているから。
例えばルフィらしさって何だろうと考えた時に、確かにバトルシーンはカッコいいけど、ルフィは戦闘がしたくて海に出た訳ではありません。
ルフィが目を輝かせるのは、ワクワクする未知の冒険に出かけるとき。
このフィギュアには、これまでルフィの冒険を一緒にワクワクしながら体験してきたファンの心をわしづかみにするルフィらしいディテールがてんこ盛りです。
まずは正面。
草履の裏まで手が込んだ作りになってますが、ポイントは、胸元のリュックのひもに着いているフォクシー限定ピンバッジ!
デービーバック編の第313話で、ルフィとウソップが買ってた“フェッフェッ”ていうあのバッジですよ(笑)。
なお、このシーンを探していたら、ついデービーバック編を最初から最後まで読んでしまって、気づけば1時間が経過していました。
ルフィが腰にぶら下げているのは、たぶんウォーターセブンの水水肉ですね。
かつてゾリラバの食べてみたいものランキングにも登場しましたが、原作では本当に美味しそうに食べている描写がありましたから、肉付きのルフィにとって大好物の筆頭なのでしょう。
そしてルフィの手には冒険の必須アイテム、「木の棒」。
これは、空島編の第255話で、黄金探索に向かうルフィが持っているのをチョッパーが羨ましがっていたあの「いい雰囲気の棒」に違いない!
なお、このシーンを探していたら、つい空島編を最初から…(以下、同文)。
うーん、この調子だと記事を書き終わるまでに今日は何時間かかるだろう。
なんといっても泣かせるのは、ルフィが麦わら帽子の上にエースとサボの帽子を重ねて被っていること。
ここだけは、「ルフィが持っていることはあり得ないアイテム」として、制作会議のマニアの間でも取り入れるかどうか、意見が分かれたそうです。
確かにあり得ないアイテムを持たせるのはどうなんだ、という疑問も一理ありますが、“ファンの夢を詰め込んだルフィらしさを追求したフィギュア”っていうコンセプトなら、ありかな、と思います。
ルフィが冒険に心踊らせる時にはいつも、二人の兄の思いが一緒にいるだろうから。
リュックの中身
次に後ろ姿はこんな感じです。
一つ一つ確認していきましょう。
まずリュックはたぶん、コミックス第82巻の表紙からとってますね。
服装やポーズも同じだから、これがこのフィギュアの原型かな。
今回のフィギュアの表情は、コミックスの表紙以上に“絶賛冒険準備万端病!”という顔をしていますが、このルフィの目にもマニア達が1ミリ単位までこだわったそうです。
リュックからルフィの好物の骨付き肉がのぞいているところもコミックスと同じですが、フィギュアのリュックには更にいろんなものが詰め込まれています。
上述のフォクシーピンバッジや木の棒もそうですが、アイテムの解説のようなものはついてないし、ワンピースマガジンの特集でも全ては語られていなかったので、これ何だろう、と記憶力と想像力が試されるところも、このフィギュアの魅了ですねー。
まずは、丸めた紙。
これは宝の地図の可能性もあるけど、なんとなく手配書のような気がするんですよねー。
エースとサボの手配書。
帽子と同じ理由でルフィは大切に持ち歩いてそう。
仲間との宴が大好きなルフィにとって欠かせない乾杯ジョッキもありますね。
リュックの後ろにくくりつけられている服は、ドラム王国でナミから借りて着ていたコート。
ワポルの砲撃で片袖がもげたところもちゃんと再現されています!
赤い羽のついた兜は、ドレスローザのコリーダコロシアムで“ルーシー”が被っていたもので、ファンの記憶にも新しいですね。
コミックスを開くとまた時間がいつの間にか経過してしまうので、このあたりはさくさくいきます(笑)。
そして、ゾリラバが最も想像を膨らまして笑いが止まらなかったのは、リュックにくくりつけられたハンドル。
これ、シャボンディのボンチャリのハンドルですよ。
以前も書いたけど、ルフィ、ナミやはっちゃんに諭されても、絶対、ボンチャリの誘惑を我慢できなかったと思うんです。
お小遣いで買ったよね、きっと。
そして案の定、シャボンディを出たらシャボン割れたわけだけど、ハンドルだけ冒険の想い出として大事にとってると。
うん、ありそう。
さすがにヲタク、じゃなかったマニアの人達が知恵を出し合っただけありますね!
そして最後に、帽子、手配書(たぶん)と並んで、ASLの絆を示すものとして欠かせない兄弟盃。
これについては多くを語る必要はないでしょう。
サボがエースの墓参りをした時も、盃を見ただけで涙腺が緩みそうになりましたが、ルフィのリュックについているのを見るとなんかもうね。
ホントにこの企画に加われたマニアの人達が羨ましいっ!
この記事でエースのフィギュアについても語る予定でしたが、既に書き初めてから6時間が経過したので(主にコミックスを必要以上に熟読したせいで)、エースのフィギュアについては明日、語りたいと思います。
こちらも凄いクオリティなので、お楽しみに!
ワンピースマニアが本気でルフィをプロデュースしたらこうなった!!フィギュア 全1種