7月も終わるというのにスッキリしないお天気への不満と現代の流行り病への不安が充満する日本社会を、ONE PIECEを語って少しでも明るくしたいと思うゾリラバです、こんばんは。
早いものでもう8月ですねー。
明日、8月1日は、ワンピースファンの間で謎の人気を誇る最年長の超新星(スーパールーキー)、怪僧ウルージさんの誕生日です。
それほど登場回数は多くないのに、なぜか熱心でコアなファンが多く、ウルージさんが登場した週は、ひざまずいてジャンプを拝読する“ウルジスト”が日本全国のコンビニで観察されるという、嘘かホントかわからない都市伝説もあります。
ゾリラバは特に熱心なファンではありませんが、つい「さん付け」で呼んでしまうのは、ワンピース界広しといえども、ナミさんとウルージさんとマキノさんとアイスバーグさんくらいです(結構いるな)。
今日はそのウルージさんのお誕生日をお祝いして、その謎の人気の秘密に迫ってみたいと思います。
謎に包まれた出自
ウルージさんは、背中の羽からもわかるとおり、空島の出身のようですが、ほとんど空島とは往来のない青海にわざわざ降りてきて海賊をやっている理由は、未だ謎に包まれています。
この時代、多くの海賊がONE PIECE=海賊王を目指して航海していますが、今のところウルージさんがONE PIECEを狙っているような描写はありません。
でもビッグマム海賊団に挑んで幹部である将星スナックを打ち破ったりしているので、ポーネグリフを手に入れようとしている可能性はあるかなぁ。
また、ウルージさんは、羽が下を向いているので空島出身者の中でもシャンドラ系かと思っていましたが、尾田っちが書いた子供のころのウルージさんは、髪型がスカイピア系の住人と同じ天アド(天然アドバルーン)で、羽も上を向いています。
天アドは一種の天パーだそうですから、単に出家して切り落としただけかもしれませんが、羽の形って変わるものなのかな?
系統不明な空島出身という謎めいた出自と、狙いの読めない行動は、ウルージさんのミステリアスな魅力を構成する要素のひとつでしょう。
未だよくわからない能力と実力
2年前には、ダメージを負った状態から巨大化し、パシフィスタに反撃を開始したものの、さすがに大将黄猿には手も足も出ませんでした。
当時の懸賞金は、かろうじて億を越える1億800万ベリー。
破戒僧海賊団の船長でありながら、副船長格のゾロやキラーよりも下の、超新星では最も低い懸賞金額でした。
ところが2年後は、先ほど触れたとおり、四皇ビッグマム海賊団の幹部であり懸賞金6億ベリーの将星スナックを打ち破るという大金星をあげています。
こうした成長性、打たれ強さ、意外性、まだまだ底が知れない強さなども、ウルージさん人気の秘密かもしれませんね。
逞しい肉体と穏やかな語り口
巨大化する前から388㎝もある上背と盛り上がった逞しい僧帽筋(僧だけに)を持つ偉丈夫であり、空島出身者独特の羽を背負ったウルージさん。
筋骨隆々の体に天使の羽という、見た目からしてもかなり個性的で、一度見たら忘れがたいビジュアルです。
そしてその穏やかならぬ肉体とは対照的に、おっとりして人格者にすら聞こえる独特の語り口こそ、ウルージさんのファンを狂喜させるものではないかと推測しています。
ふふ、命を拾いなすったな…マスクの人(第498話)
とか
おーおー好き勝手やりなさる…!!(第499話)
とか
さっきまでの私とは思いなさんな!!(第509話)
といった、これっぽっちも敬意なんてないクセに渋い敬語を使うところなどは、(破戒)僧らしくて魅力的です(そうか?)。
空島から飛び降り自殺しようとしていたカイドウを静かに見送った姿も、(破戒)僧らしくて印象的でした(そうか?)。
ウルージさんの今後の活躍
ルフィ、ゾロ、キッド、キラー、ロー、ドレーク、ホーキンス、アプーと、2年前にシャボンディに終結した超新星11人のうちなんと8人が、現在ワノ国で敵味方入り乱れて決戦の火蓋を切っています。
ワノ国にいないのは、ルフィとの共闘後、ホールケーキアイランドから命からがら逃げ出して現在ドレスローザ滞在中のギャング・ベッジ、世界会議が開催されたマリージョアに潜入していたジュエリー・ボニー、そして空島バロンターミナルで闘いの傷を癒していたウルージさんだけです。
ルフィの「同期」とも言うべき超新星達は、黒ひげティーチを除いて全員いずれは麦わらの一味の味方になると予想していますが、果たしてウルージさんの再登場はいつでしょうね。
ゾリラバは特にウルージさん欠乏症になる恐れはないと思いますが、熱狂的ウルジスト達がしびれを切らして暴れださないうちに、尾田っち、再登場よろしくお願いしますわ。
なんならワノ国で、うるティVSウルージのうるウル対決なんてどうっすか?