公式のワンピース.comで、ONE PIECEの次回の「チラ見せ」がなぜかここ数日、3ヶ月前の第1081話が掲載されているのが気になって仕方ないゾリラバです、こんにちは。
単なるミスだと思うんですけどね。
誰か気づいててもお盆休みで修正できないのかな。
そういうわけでお盆です!
お盆といえば、我らがボンちゃんこと“荒野のベンサム”!
盆暮れの異名にふさわしく、今日8月15日のお盆が誕生日です。
ボンちゃんのキャラ語り、なんとまだやってなかった!!
ゾロの次に好きなキャラなのに。
インペルダウン編以降登場していなくても、ONE PIECEの世界人気キャラ投票でいまだに第22位という根強い人気を誇るボンちゃんなのに。
理由は唯一、お盆は例年、遊ぶのに忙しくて、つい気づくとボンちゃんの誕生日が過ぎてたから。
いやー、スワンスワン。
そういうわけで、再登場が誰よりも待ち遠しい熱くて篤いオカマ、ボン・クレーのキャラ語り、いってみましょー‼︎!
麦わらの一味との出会い
ボンちゃんことMr.2ボン・クレーが、初めて登場したのは、巻18第156話でした。
サブタイトルもずばり“オカマ日和”(笑)
麦わらの一味との運命的な出会いは、偶然が重なった結果でしたね。
すなわち、
①海底火山の蒸気で視界不良の海で、メリー号とMr.2ボン・クレーの船がすれ違った
②釣りのエサまで食べ尽くした空腹のルフィ達は、超カルガモのカルーをエサに釣りをしていた
③ボン・クレーが出会いがしらのカルガモにうっかり飛び付いた
④思わず手を離したボン・クレーはそのまま海に落ちた
ビビを乗せてアラバスタに向かっていたルフィ達は、まさかこの海から救い上げた変なオカマが、敵であるバロック・ワークスのMr.2とは知る由もなく。
それはボン・クレーの方も同様で。
命を助けてくれた「見ず知らずの海賊」に、お礼の余興でマネマネの実の能力を披露して、大喜びのルフィ達と肩組んで踊っちゃったりしたのでした。
ジョーダンじゃないわよう!(笑)
サンジとの激闘
このボン・クレーとの出会いの時、甲板に出ていなかったために唯一、ボン・クレーと顔を遭わせなかったのがサンジくんでした。
そしてアラバスタでのタイマンバトルで、ボン・クレーが対決することになったのがサンジくん。
ナミさんの顔をメモリーしていたボン・クレーに攻撃できず、苦戦したサンジでしたが、最後はマネマネの実の弱点を攻略して勝利。
敗れたボンちゃんの方は。
トドメを差さなかったサンジに小さな友情が芽生えたみたい(笑)
最初にルフィ達と出会った時にもボンちゃんは、
友情ってやつァ…付き合った時間とは関係ナッスィング‼︎!
という名言を残していますが、まさかその後もずっと「友情」がボンちゃんのキーワードになるとはね。
友達(ダチ)のためなら命懸け
性別もあやふやなら、善悪の基準もあやふやっぽいボンちゃんですが。
ひとつはっきりしているのは、友情に篤いこと。
友達(ダチ)と認めた相手は、命を賭けても助けること。
そこがボンちゃんの最大の魅力です。
最初にその友情の美しさを見せたのは、ルフィ達がバロックワークスとの闘いを終えて、アラバスタを出航しようとしていた時。
海軍に取り囲まれても、仲間のビビを約束の場所に迎えに行こうとするルフィ達に心を打たれ、ボンちゃんは自ら海軍を引きつける囮となりました。
この時のボンちゃんのセリフもしびれます。
命を賭けて友達(ダチ)を迎えに行く友達(ダチ)を…
見捨てておめェら明日食うメシが美味ェかよ‼︎!
(“ONE PIECE”巻23第215話)
サブタイトルは“Last Walz”
いったんは敵として死闘を繰り広げたサンジまで、ボンちゃんの自己犠牲に涙した別れでした。
扉絵連載でも活躍
麦わらの一味の身代わりとなって、“黒オリ”のヒナの精鋭部隊の攻撃を受け、海の藻屑と消えたかと思ったボンちゃん。
生きていたのが判明するまで、実時間で4年を待たなくてはなりませんでした。
扉絵連載「ミスG・Wの作戦名“ミーツ・バロック」ですね。
巻40の第385話の扉絵で「踏み外せぬは人の道」のサブタイトルと共に再登場したボンちゃんがカッコ良過ぎて、生きてたのが嬉し過ぎて、思わず叫んだよね。
これだから扉絵連載はあなどれません。
結局、この時もボンちゃんは、かつてのバロック・ワークスの仲間を助けるために、因縁のヒナ嬢に捕まってしまい、インペルダウンに送られてしまうんですが。
それがインペルダウン編でのルフィとの再会につながるんですよね。
いやー、扉絵連載あなどれません(大事なことなので二度言いました)。
ルフィとの“地獄”での再会
時計はグッと進んで、エース救出のために海底監獄インペルダウンに単身乗り込んだルフィは、バギーやらMr.3改めギャルディーノやら、かつて闘った敵達と出会い、共闘していくわけですが。
真のルフィの味方としてボンちゃんが再登場した時は、思わず快哉を叫んだよね。
扉絵連載でインペルダウンに送られてたとか、すっかり忘れてたからね(おい)。
本当にボンちゃんがいなかったら、ルフィはインペルダウンで何度命を落としていたか分かりません。
監獄署長マゼランの毒を浴びた瀕死のルフィを連れて、極寒のレベル5をゆくボンちゃんの友情には涙を禁じ得ない!!
それが、オカマ界の神にして“奇跡の人”イワンコフの心を動かしました。
ルフィが死の淵から救われたのも、ボンちゃんの命懸けの闘いと嘆願と声援によるものでした。
本当に熱い男、いやオカマですよね、ボンちゃん。
海底監獄脱出の立役者
ルフィ達全員がインペルダウンから脱出できたのも、一人監獄に残り、マネマネの実の力で署長のマゼランに化け、「正義の門」を開いたボンちゃんの自己犠牲のおかげでした。
誰かが残らなければ「正義の門」を開けられないという状況で、ジンベエにだけそれを打ち明け、門が閉じるまで誰にも言うなというボンちゃんの男気、何カラット⁉︎
オカマだけど!
自己中なバギーやMr.3までが真相を知って大泣きするほど、ボンちゃんの行為は尊いものでしたね。
241名が脱獄というインペルダウン史上最大の失態に、怒りに震える署長マゼランから「残す言葉はあるか!!!」と問われ、一言
本望
と答えるボンちゃんが最高なり。
あんた男の中の男だよ!
オカマだけど!
このシーンは、去年のナレッジキングでも出題されましたね。
待たれる再登場
大脱獄劇によるマゼランの怒りを一身に受け、さすがに今回ばかりは助からなかったかもと心配していたボンちゃんですが。
再び扉絵で無事な姿を確認できたのは、新世界での冒険もだいぶ進んだ巻67第666話の扉絵。
なんとボンちゃん、無事だっただけでなく、脱獄したイワンコフの跡目を継いで、インペルダウンLEVEL5.5番地ニューカマーランドの新女王になっていました。
これを見た時はゾリラバ、それこそ盆と正月が一緒に来たような喜びを感じましたね。
なるほどその手があったかと。
尾田っちは何というストーリーテリングの天才かと。
歴史上、2回しか脱獄を許していないインペルダウンなので、今後もそう簡単にボンちゃんが出て来れるとは思いませんが、いつかきっとまた、ルフィと再会できる日が来ると信じて待ちたいと思います。
ルフィは絶対に、一人インペルダウンに残って脱出させてくれたボンちゃんを忘れていないはずたから。
必ずアニキ救ってこいやァ!!!
というボンちゃんの願いには応えられなかったけれど、ルフィにとっては忘れ得ぬ親友のはずだから。
ボンちゃん改め、新女王ボン様、ハッピーバースデー!!!
ボンちゃん大好きです。 冗談じゃないわよ~う
明日 食べるご飯が美味しい生き方をします! ド派手にね!
バギーラバさん、コメントありがとうございます。本当にボンちゃんをはじめとするONE PIECEのキャラって、笑いながら見ているうちにハッとするような人生に大事なことを教えてくれますよね。