昨年に引き続きどこにも行けない夏が早くも終わりに近づいていることに一抹の寂しさを覚えながらも、おうち時間をかなりエンジョイしているゾリラバです、こんばんは。
これもアニメやらゲームやら電子コミックスやら、幅広く展開されているワンピースのコンテンツのおかげ。
つい夢中になりすぎて週末は昼夜が逆転してしまうのが日曜夜の悩みですが、ゾリラバの個人的な葛藤はさておき、本日放映されたアニメワンピースの感想、早速いってみましょう。
今週はスピーディな展開と懐かしいシーンで最初から最後まで目が離せませんでしたよ。
ゾロとキラーの世間話
図らずも実現したルフィ、ゾロ、キッド、キラーの4人の一瞬の共闘状態の中、ゾロとキラーがお互いの船長の話をするアニメオリジナルシーンが挿入されていました。
「喧嘩っ早い船長を持つと苦労するな」とねぎらうゾロに、「最高だ。キッドは。」と答えるキラー。
キッドとキラーの幼なじみの絆と、キラーのキッドへの傾倒っぷりがさりげなくぶっ込まれましたね。
これ自体はとても良いシーンなんだけど、この段階でゾロとキラーがこんなに馴れ合っちゃうと、のちのカイドウ戦での原作のセリフとつじつまが合わなくならないかと、原作を読んでいる者として心配。
アニメ派にネタバレにならないようこれ以上はやめときましょう。
ま、キラーと世間話しながら、背後からの矢を適当に弾くゾロがカッコ良かったからいいか(いいの?)。
マルコ参上
ネコマムシの誘いを断っていたので、てっきり鬼ヶ島合戦には参戦できないと思われていたマルコが、最高にカッコいい形で登場しましたね。
ビッグ・マム海賊団からの集中砲火を空中でヒラリヒラリとかわす不死鳥の華麗さといったら。
原作を読んだ時にはマルコの登場自体にコーフンしてましたが、こういう動きある美しいシーンはアニメの独壇場ですね。
1度目はカイドウの右腕キングによって滝壺に蹴落とされ、今回は元白ひげ海賊団の1番隊隊長マルコに足蹴にされて再び落下していくビッグ・マム海賊団。
この四皇の幹部たちの関係性もまた興味深いですね。
昔から四皇同士で小競り合いをしていたでしょうから、お互いいろんな因縁がありそう。
あいつもキター!
落ちていくビッグ・マム海賊団と対称的に滝を登ってきたのはネコマムシの船。
そしてかねてよりワノ国関係者と噂され、カイドウ戦に参戦するかもと期待されていた「あの人」もネコマムシの旦那とともに船に乗っているようです。
今週はまだシルエットのみの登場とはいえ、オープニングの声優欄に出てるので、もう名前言っちゃっていいかと思いましたが、ある理由からまだ控えておきます。
でもあの声とセクシーな唇でワンピースファンなら予想がつきそうですね。
頂上戦争の回想
今週、ネコマムシとともに登場した「あの人」がマルコを懐かしむ回想として、頂上戦争で白ひげ海賊団が赤犬からルフィを守るシーンがありました。
マルコのキャラ語りでも言及しましたが、マルコの賢さを感じさせるこのセリフ、好きなんですよねー。
お前が今殺しておきたいと思うあいつの“危険度”とおれ達が生かしてやりたいと思う大層な“期待値”は同じじゃねェのかよい!!
実はこの白ひげ海賊団の回想シーンに先ほどから言及している「あの人」も登場するので、「声の出演」欄に名前が出ていたからといって名前を明かして良いものか迷いました。
でも元白ひげ海賊団関係者で、ワノ国関係者と言えば、一人しかいませんよね。
そう、元白ひげ海賊団16番隊隊長にして、元赤鞘九人男のイゾウです。
イゾウ、キター‼︎(←結局言ってる)
わちゃわちゃが楽しいアニオリ
その他、久々にハートの海賊団船長として部下達から愛されているローとか、キッド&キラーと別れて早々に道に迷ったらしいルフィとゾロの掛け合いとか、ペーたんにお姫様だっこしてもらって御満悦のうるティとか、笑える小ネタがいろいろありました。
特にウケたのが、ルフィとゾロのアニメオリジナルなやりとり。
中の人(田中真弓さんと中井和哉さん)の息がぴったりなところとか感動するレベルですね。
道がいきどまりになって、「また迷ったんじゃねェか」というルフィに、「道がなければ作りゃいい」というゾロ。
静かにな、と妙なところで作戦に律儀なルフィですが、行き止まりの壁を無理矢理ぶった斬ったら敵がたくさんいて、「道にはこんなのが付き物だ」とうそぶくゾロに思わず吹き出しました。
常に(道に迷いながらも)迷いなく道を斬り開いて進むゾロにとってはそうなんだろうなと。
個人的に、目玉だったのがカン十郎側!
改めて、”超ムカつく!このドクズ、クズ十郎、クソ十郎、クソ野郎!幼子に何してんだ!”と言いたくなるくらいでした。
やはり、原作の時よりもカラーで見るとより残酷な感覚となりました。血まみれかつ変形さがハッキリと表されていて!!
次回も、そこからまた始まっていく所にて感想を続けていくので今回のカン十郎側の感想はここまでにしておきます。