真夏だというのに景気の良い話が全くなく、つい二次元に逃避しているヘタレ夏のお嬢さん、ゾリラバです、こんばんは。
世界を覆う沈鬱な空気を吹き飛ばすかのように、ONE PIECE界隈では、原作第1000話とか、コミックス100巻とか、メモリアルな話題が続きますね。
アニメの♯1000話ももうすぐ。
早速今週の感想、いってみましょう。
キッドの怒り
アニメワンピースのサブタイトルと内容が一致していないのは毎度のことですが、今週はどう見てもサンジというよりキッドとその仲間達が主役の回。
先週の引きの、キッドが裏切り者のアプーに怒りの“磁気弦(パンクギブソン)”をお見舞いするシーンからスタートですが、すごい迫力のある描写ですねー。
BGMも、弦がうなるようなパンクロック調の曲で、キッドにピッタリ。
こういうとこがアニメの楽しみだな〜。
先週はちょっとキッドの顔が原作と違う感じがしましたが、今週はちゃんとワイルドで凶悪な顔に戻ってて、それも良かったし。
キッドにはロックしてて欲しいよね、常に。
ヒートとワイヤー
原作ではあまり出番のないキラー以外のキッド海賊団のメンバーも、今週はセリフ付きでかなり活躍していました。
キッド海賊団が登場するシーンではいつも描かれているのが、3番手、4番手のヒートとワイヤー。
水色のドレッドヘアで身体中に縫い目があり、口から火を吹くのがヒート。
ツノがついたフードと網目状の服を着て胸にキッド海賊団のマークがあるのがワイヤーですね。
どちらもパンクでロックなキッド海賊団らしいクルーです。
キラーとゾロの立ち位置
防御不能に思えたアプーの技の攻略法を知っていたのは、キラーでした。
耳を塞いで音を聴こえなくすれば良い、というコロンブスの卵的な対処法でしたが、そういう貴重な情報を持っているのはさすがNo.2のキラー。
だいたい副船長とかNo.2というのは、どこの海賊団もみんな賢くて情報通なんですよね。
レイリーさんとかマルコとかベン・ベックマンとかキラーとか…
ゾロとか…
ゾロとか…?
いやいやいや、ゾリラバのゾロだって賢いんですよ?(汗)
ルフィと同じで本質を見抜く力はあるんです。
でも他の海賊団のNo.2とちょっとタイプが違うんですよね。
強さがNo.2。
他の海賊団でいうと、カタクリみたいな立ち位置ですね。
だからジンベエの一味加入がほのめかされた頃、ゾリラバはちょっと不安になりました。
麦わらの一味のNo.2ポジを取られてしまうのではないかと。
ジンベエ、経験豊富だし情報通だし懸賞金もルフィの次だしね。
副船長ではなくて操舵手で良かった!
ま、懸賞金はワノ国編が終わったらゾロが抜くことでしょう(←ゾリラバ的確定事項)。
さて話がそれましたが、今週のアニワンでも、キラーがキッドより一歩引いてる感じなのに対し、ゾロはルフィやキッドと張り合って先陣争いをしてましたね。
ここにローがいると、ゾロも一歩引くのでしょうが。
今回の鬼ヶ島決戦では、いつもは主敵をルフィに譲るゾロも、カイドウと戦う気満々なところが珍しいですね。
ルフィ、ゾロ、キッド、キラーが4人並んで飛び上がるところとか、カッコいいなー。
ルフィが耳をふさいだまま「あんだって?」というシーンは、原作にまして可笑しかったわー。
志村か!
吸い込まれ吐き出され
錦えもん率いる東軍は、着々と迂回作戦を進行中でしたが、古い地図に載っていなかったブラックマリアの遊郭を発見。
掲げられた「女難」の額の「女」の文字に吸い寄せられるように引き込まれるサンジくん。
誰もいないことがわかって、あっさり暗い顔で出てくるのですが、結果的に偵察の役割は最低限果たしたようです。
原作にないアニメオリジナルもありました。
少数の敵に対するナミさんのお色気作戦としのぶちゃんの忍法金○つぶし作戦。
後者は、サンジくんが女性に対する新たな境地に目覚めるきっかけとなりそうですが、この一連のアニオリ、ウケ狙いの対象が「金○」の文字と描写に喜ぶ小学生向けかと思ったら、大人にしか理解できなそうなサンジの独白もあって、なかなか興味深いガネ(笑)
今回は、前回に続きルフィ側が描写された後錦えもん側が描写されました。
原作の時も思いましたが、やはり4人の中で唯一まともなのはキラーですね?後は、それぞれ責任をお互いになすりつけ合っていますし(^◇^;)。ただ、キッドはというと特にキラーとは親友ということでカイドウの部下達にキラーがスマイルの実を食べて笑うことしか出来なくなったことを馬鹿にされた時には、攻撃を仕掛けておりそこはカッコ良かったです!
そして、錦えもん達はカイドウ側へと進むグループとモモの助救出と二手にわかれることとなりました。
次回予告を見るに、どうやら来週はマルコ登場と引き続き錦えもん側に加えルフィ側とカン十郎側のアニオリが少しあるよう。
よく見ると、カン十郎の左手にはモモの助が掴まれているのが見えます。予告からは、見えていませんが次回以降に、顔がアップされた時はというと……カラーで描写された時が若干恐ろしいです