三連休でだらだらしすぎて、気づいたらブログの更新を3日もサボっていた刹那的デカダント、ゾリラバです、こんにちは。
しかし、今日のアニワンは凄かった。日曜の朝に惰眠を貪っていたゾリラバは、一気に目が覚めました。
昨日から東京は雪がぱらつくくらいの寒さでしたが、ルフィとカタクリの熱いバトルで心は燃えました。
今日のアニワンは、原作でいうと第893話の途中から最後までと、第894話の途中の一部。
最近のアニワンは、無駄に尺を引き延ばすのではなく、うまく前後を入れ替えたり組み替えたりして、30分番組を作っているようですね。
男カタクリの矜持
ルフィの気迫が一瞬途切れたのがフランペの毒矢のせいだと気づいたカタクリは、フランペと部下達に素顔をさらして一喝します。
男の勝負に…!!!
薄っぺらい援護などするな!!!!
しかもあろうことか、自分がルフィに負わせた腹の傷と同じところをえぐって!
いやー、ホントに敵ながらあっぱれ。
真の強者のみが持つ、カタクリの誇りと覚悟にしびれます。
ルフィがフランペの吹き矢のせいで足を滑らせたことに気づかず、その瞬間を攻めて致命傷を負わせた自分に対する怒りもあってか、カタクリの一喝、凄い迫力です。
クールな男が見せる熱い叫びには、本当に魂が消えそうになりますね。魂消るとはよく言ったものです。
表面的なかっこよさに憧れていただけのフランペは、カタクリの素顔を見て掌を返したようにカタクリを罵りますが、お子ちゃまには大人の男の格好良さはわからんでよろしい。
ルフィとの覇気対決
ドレスローザで首領チンジャオが、この先の海には覇王色の持ち主などいくらでもいる、と言っていましたが、当然のようにカタクリも覇王色の覇気の持ち主でしたね。
ルフィとカタクリの覇王色の覇気の激突に、フランペその他大勢の外野は気絶してしまいます。
超人(パラミシア)系の覚醒した能力者で覇王色の覇気の持ち主となると、どうしてもドフラミンゴと重なりますが、並外れた見聞色の分、カタクリの方が強い感じでしょうか。
だいたい四皇の幹部は、王下七武海より少し強いくらいというイメージですかねー。
そういえばハンコックも、パラミシアで覇王色の覇気の持ち主ですが、メロメロの実の能力が覚醒したらどうなるんだろう???
…
…
…はっ、いかん、また話が逸れかけとる。
スムージーのシボシボの能力
今週のアニワンでは、スムージーのシボシボの実の能力による巨大化に関して、アニメオリジナルなシーンがありました。
スムージーが巨大化できるのは、他人の水分を搾って自分に蓄えているからという説明が、SBSで尾田っちからされていましたが、それを踏まえてのアニオリでしょう。
なんとサニー号を追う巨大スムージー、水分が足りない、と言って甲板にいる部下達に剣を刺し、水分を搾りとって干からびさせてどんどん巨大化しています。
さすがに三つ子の姉妹シトロンとシナモンに諌められていますが、こういう勝利への冷徹さが、スムージーが3将星たる所以なのでしょう。
でも勝つ!!!
自らの腹を抉り、武器の“土竜”も顔を覆うマフラーも上着も捨てたカタクリは、
おれはもう…お前を格下とは思わねェ
と静かに宣言し、ルフィに向き合います。
先ほどからのカタクリの行動を見ていたルフィの台詞がまたいいんですね。
ほんとか!!
嬉しい!!ありがとう
でも!!
勝つ!!!
敵にでも素直にありがとうと言えるのがルフィ。
カタクリの、圧倒的に強いだけではない、そのフェアな男気は、読者だけでなくルフィにも少なからず感動を与えたと思います。
そのカタクリがようやく自分を対等と認めて向き合ってくれた喜びがストレートに表れたこの台詞とそれに続く“でも勝つ!!!”という勝利宣言は、原作でもぞくぞくさせてくれました。
いよいよルフィとカタクリのタイマンバトルも最終局面。あとは気迫と勝利への執念が上回った方が勝ち、という感じですね。