日曜の夜は録画しておいたワンピースを見ながらまったりすることが何よりの贅沢と感じるちょっとお疲れ気味のゾリラバです、こんばんは。
今週のアニワンは、ほぼ原作の第868話“KXランチャー”に相当します。
「ほぼ」というのは最後の2頁、ルフィが目を輝かせるベッジの「アレ」が来週に持ち越されたからです。
その分、オリジナルシーンが盛りだくさんで、迫力ある映像が楽しめました。
シュトロイゼンとの出逢い
今でこそすっかり好好爺の料理人で、歌いながら感極まって涙を浮かべていた初登場時はいい人だなぁとさえ思っていたシュトロイゼンは、若い頃はかなりの曲者。
リンリンが引き起こした「そして誰もいなくなった」事件を面白がれるって相当な曲者です。
しかも好々爺どころか、ビッグマム海賊団創設の立役者だというじゃありませんか。
アニメでは、シュトロイゼンが「ククククの実」の能力で空腹のリンリンにゴージャスなケーキを作ってあげるオリジナルシーンが挿入されていました。
また、マザーカルメルが海軍にリンリン達を引き渡す前日に、リンリンのバースデイパーティー&「そして誰もいなくなった」事件が起こったというのが、アニメオリジナルの設定になっていたため、迎えにきた海軍をリンリンが蹴散らすというシーンもありました。
ビッグマムの夢の国
なぜビッグマムが人間の巨大化にこだわるのかという伏線が今回ようやく回収されましたね。
マザーカルメルの言う“みんなが同じ目線で暮らせる平等な夢の国”を作るには、“みんなが自分と同じくらい大きくなって同じ目の高さになればいいんだ”と幼いリンリンは解釈してしまったわけですね。
まぁ、まだ6歳になりたてですからね、無理もないですけど、69歳になった今も勘違いし続けてるってどうなの???
そして四皇へ
巨人族の英雄を一撃で倒す持ち前の破壊力に、マザーカルメルから受け継いだ(!?)「ソルソルの実」の能力が加わり、シュトロイゼンという参謀がついたビッグマムは向かうところ敵無し。
初頭の手配から5000万ベリーの懸賞金がつき、瞬く間に5億の賞金首です。
それにしても、ビッグマムに関してゾリラバが一番不思議に思うのは、ビッグマムの夫になろうという勇気ある男が43人もいたことです。
でもこの謎はきっと、「そして誰もいなくなった」事件と同じで、深く掘り下げちゃいけないんだと思う。
疑問を疑問のまま気づかないふりをする、そう、きっとそれが大人になるということ…