猛暑の屋外を走るのに耐えかねて、24時間制のジムに入会したゾリラバです、こんばんは。
歌って踊れて走れるヲタクを目指しています。
さて、すっかり忘れてスルーしていた今週のアニメワンピース、読者の方から「アニワンの感想は?」という督促、もとい激励をいただいたので、お昼休みにあわてて見逃し配信で観ました!
け、け、決してゾロが登場しない回だからとサボろうとしたわけではなくってよ。
では早速、チョッパーのチョッパーによるチョッパーのためのチョッパー活躍回、感想いってみましょー。
今週のアニワンは、原作だと第1007話に当たります。
ヒョウ五郎大親分と親分衆の絆
かつては花の都と各地の郷を治める侠客だった花のヒョウ五郎と親分衆。
そのうちヒョウ五郎と大政の親分が、クイーンの“氷鬼”ウィルスに感染し、何とか気力と体力で鬼化に抵抗しつつ敵を倒していたものの、いよいよ限界が訪れました。
自分が鬼となって同志達を傷つけたくないからと、蛇の目の弥太っぺ親分に介錯を頼むヒョウ五郎親分ですが。
各郷の親分達にとっては、花のヒョウ五郎は、親同然の存在。
鬼になって暴れられたら自分達では手に負えないと頭では分かっていても、自らの刀で大親分の首を切ることはなかなかできません。
でもその逡巡が、結果的にヒョウ五郎親分と大政の命を救いました。
Dr.チョッパー危機一髪
弥太っぺが涙ながらに刀を振り下ろそうとした瞬間、チョッパーが間一髪で“氷鬼”対抗ウィルスを持って駆けつけました。
いやー、間に合って良かった、良かった。
20年間、兎丼の囚人採掘場での奴隷のような生活に耐え、信念を貫き通した親分さん達ですからね。
全員無事に生きてワノ国の「夜明け」を見てほしい。
そして抗体ウィルスをライブフロアにいる何千という人々に一気に行き渡らせるためにチョッパーが考案したのが、大砲で発射し霧状にして噴霧する“チョッパーファージ霧砲(ネブライザー)”。
nebulizerというのは、「霧状にして噴霧するもの」という意味で、薬剤の吸入器などを指す英語です。
ちなみに元々のnebulaという言葉の意味は「星雲」。
これも霧ですね。
舐めてもらっちゃ困る
クイーンが自ら傑作と呼ぶ“氷鬼”ウィルスを、一瞬で無効化するウィルスを短時間で開発し量産することに成功したチョッパー。
クイーンは「お前らのような田舎海賊団の船医がどこでそんな技量を身に付けた⁉︎」と罵倒していますが、正直かなり驚いているんでしょうね。
しかし将来の海賊王の船医を舐めてもらっちゃ困ります。
チョッパーは医療大国ドラム王国改めサクラ王国の出身で、名医Dr.くれはから医療の基礎を叩き込まれた上に、チョッパーが言うように優れた文明と医療を持ったトリノ王国で2年間みっちり修行をしてますからね。
部下すら使い捨てのゴミ以下だとのたまうクイーンなんぞに、「どんな病気でも治せる医者になる」ことを夢見るチョッパーが医学で負けるはずがありません。
そしてチョッパーが敵味方分け隔てなく“氷鬼”から救ったことで、敵が大勢寝返りそうです。
これが熱い‼︎
ルフィやゾロのように圧倒的な戦闘力を持つ者達が敵の主力を倒し、チョッパーやお玉ちゃんのような「腕力」はそれほど強くない者が圧倒的に不利な数の差をひっくり返していくこの快感!
なんかごめーん
「腕力」はそれほど強くないとお玉ちゃんと一緒に括ってはチョッパーに失礼だったかもしれません。
医者としての重要な仕事を終えてランブルボールで巨大化したモンスターチョッパーは、大看板クイーンに平手打ちの一撃を決めました。
決め台詞は「たぬきじゃねェ‼︎」
原作の第1007話のサブタイトルにもなっているこのセリフ。
敵も味方もみんな「タヌキ!」「たぬきさん‼︎」と連呼する中で、解毒を最優先させていたチョッパーが、会心の一撃に乗せてやっと言えた訂正案件ですね(笑)
「なんかごめーん」となるマルコの表情とかドレークの手つきが原作だとめっちゃ笑えるんだけど、アニメだと一瞬だからちょっと残念。
ヘブンリーボンボンの時もそう思ったんだけど。
最近のアニワンは、迫力とか殺陣の美しさ(特にゾロ)とか原作の意を汲んだアニオリとか最高なんだけど、原作の爆笑ポイントは少し空振っている気が…
あくまで個人的な感想なんですけど。
単に原作を先に読んでしまって期待値が高すぎるから、すんなり笑えないだけかもしれないんですけど。
おでん様???
満身創痍の錦えもん達の前におでん様が登場した驚きの最終シーンについては、あまりコメントしないでおこうと思います。
今後の展開を知っていて書くと、白々しくなるかネタバレになるかのどっちかだと思うので。
初めて原作でこのシーンを読んだ時の驚愕と考察についてはこちらからどうぞ〜。
予測が当たったかどうかも言わないよ〜(笑)