タイムリーなブログ更新を心がけていても、いつも微妙に時期を逸する時代遅れな女、ゾリラバです、こんばんは。
いやー、これホントは父の日のタイミングでやりたかったんですけど。
理想の母、兄、姉、妹のランキングはこれまでやったのに、父はやってなかったので。
でも気づいたら4日も過ぎてました。
たっはっは!(トムさん笑いで誤魔化すの巻)
ま、「遅くてもやらないよりはよい」という格言もありますしね。
それではONE PIECEに登場する素敵なパパ特集、行ってみましょう。
なお、ワンピース世界では、オヤジといえば白ひげ、白ひげと言えばオヤジというくらい、エドワード・ニューゲートがカッコいい「オヤジ」として君臨しています。
ですが、白ひげをはじめとする「父親的存在」を入れると、もうランキングやる前から上位独占確定なので、今日は実の血のつながりがある父親に限定しようと思います。
第5位
まずは第5位!
ドロドロドロドロ…
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ビビのパパ、コブラ王!
まだビビが幼い頃に妻に先立たれ、やんちゃな娘を心配して変装して尾行したりしていた偉大な王にして親バカなパパです。
王女である娘が一般の国民と仲良くなることを喜び、殴り合いの喧嘩も温かく見守り、誘拐されそうになった時だけは自ら娘を救うカッコいい父親でもあります。
ビビが強く優しく常に国民を想う王女に成長したのは、なにより「国とは人なのだ」と国民を救うために4000年の歴史を持つ宮殿の破壊さえ厭わなかったコブラの王たる資質と想いを受け継いでいるからでしょうね。
第4位
続いて第4位!
ドロドロドロドロ…
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コニスの父パガヤ!
父です、すみません。
なぜかいつも謝っている良い人のパガヤ父さん。
天使の羽を持ちエンジェルビーチに住むのにふさわしい「ザ・善人」という感じの方です。
他人はもちろん、娘のコニスにも常に敬語を使う丁寧で実直なエンジニアでもあります。
低姿勢過ぎて一見頼りない感じもするけれど、エネルの「神の裁き」がコニスを襲った時は電光石火の早技で娘を突き飛ばし自ら盾となりました。
誰もが死んだと思っていたら、生きててすいません的に再登場して爆笑しつつホッとしたものです。
パガヤさんみたいに圧を一切感じさせないお父さん、いいなぁ。
第3位
そろそろ甲乙付け難くなってきました。
第3位!
ドロドロドロドロ…
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ローラとシフォンの父、パウンド!
パウンド父さんはもうね、父性の塊のようなヒト。
ビッグ・マムの夫は、子作りの道具としか見なされていないために、子供が産まれると追い出されてしまいますが、パウンド父さんも例外ではありませんでした。
でも2人の娘と対面した新生児室から蹴り出される直前に必死で写真を撮り、大切にロケットペンダントに入れてましたね。
そしてビッグ・マムの夫の地位を追われても、我が子会いたさにホールケーキアイランドに留まって(なぜか地面に埋まって)いました。
その後、命がけでシフォンの脱出を助け、奇跡と執念で娘たちと26年ぶりの再会を果たした時には、パウンド父さん、良かったねぇと涙が出ましたわ。
ホントにこれまでの分も娘たちや孫のペッツに囲まれて賑やかに過ごして欲しいのですが、これからどうするんでしょうね。
パウンド父さんの身の振り方は今後の本筋とは全く関係ないでしょうが、ゾリラバ、地味に気になります。
第2位
残すところあと2人!
第2位は!?
ドロドロドロドロ…
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モモの助と日和の父、光月おでん!
べべんっ!
第2位は、未だ記憶に新しいワノ国編のヒーローおでん様。
20年も前に亡くなった英雄なれど、残したものは赤鞘九人男という忠実な部下達だけではありません。
跡取り息子のモモの助と娘の日和にとっては、誰よりも偉大で強くて優しい大好きな父親でした。
短い歳月でしたが、白ひげの船で生まれた子供たちに世界を見せ、常に間近で父親の背中を見せてきたおでん様。
ロジャーとの冒険を通じて怪物を倒したりするカッコいい姿だけでなく、ワノ国に戻ってからは国中の笑い者になっても黙って何かを背負い耐える背中も見せてきました。
偉大過ぎる父親を持ったモモの助の自己嫌悪とプレッシャーには同情を禁じ得ませんが、父親ができなかったことを成し遂げるのは、息子の役目。
モモの助よ、奮起せよ。
第1位
栄えあるワンピース理想の父親ランキング第1位は!?
ドロドロドロドロ…
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レベッカの父、キュロス‼︎
もう1位はゾリラバ的には一択でしたね。
キュロスの無骨で不器用で一途な生き方は、コラさんのローに対する無償の愛と共に、ドレスローザ編の骨格と言ってもいいくらい。
それくらいキュロスは魅力的です。
大恩あるリク王への忠誠心もさることながら、何よりレベッカに対する父親としての愛情が胸をうちます。
シュガーの能力でオモチャにされ、存在を忘れられて、父と名乗ることはできなくても、母を失った幼い娘レベッカを守り育ててきたキュロス。
ブリキの一本足の兵隊という不自由な体で、レベッカを養うために肉体労働をし、王家を簒奪したドフラミンゴを倒すために戦って来たオモチャが、元々はコロシアム無敗の剣闘士キュロスであり、レベッカの実の父親だったことが分かった時の驚きたるや。
人間に戻った瞬間に10年待たせたことをリク王に謝罪しながらドフラミンゴに斬りかかるキュロスもカッコいいけれど、ブリキの手でレベッカのバースデーケーキを作る兵隊さんも最高です。
理想の父親No.1は、「兵隊さん」ことキュロスに決定!
ONE PIECEの父親像
冒頭で、今回のランキングからは理想の「父親的存在」は除くと書きましたが、実際に除いてみると、意外と父親の役割をきちんと果たしているキャラが少ないことに気づけました。
放置プレーやパワハラ父が多い!(笑)
そもそも主人公ルフィの父親ドラゴンだって、革命軍の仕事が忙し過ぎるせいか、何か事情があったのか、ルフィは顔どころか存在すら知りませんでした。
エースも、生まれてきた時にはすでに父ロジャーは処刑されていました。
ヤマトの父カイドウは、息子(娘)を支配しようとするパワハラおやじだし、サンジの父親のヴィンスモーク・ジャッジに至っては、自分の野望を叶えるために子供達の遺伝子操作をするようなクソッタレです。
ONE PIECEの魅力のひとつは、これまでも散々書いていますが、後天的な絆が血縁を凌駕して実の親子兄弟以上の心の通いあいを見せてくれること。
オーナーゼフしかり、ベルメールさんしかり、ヒルルクや、くれはや、トムさん、ダダンなど枚挙に暇がありません。
ワンピースの前半は特にそういう印象が強いですが、上記のランキングを見てもわかるとおり、新世界に入ってからのドレスローザ編、ホールケーキアイランド編、ワノ国編では、愛情に満ちた実の父親が多く登場していますよね。
これは作者の尾田っち自身が家族ができて父親になったことも関係しているのかなーと思ったり思わなかったり(どっちだ)。