月曜未明にデジタルでONE PIECE最新話を読んで寝不足になり、夕方帰宅するなり寝落ちてしまって、真夜中の変な時間に目覚めたアナーキスト、ゾリラバです、こんばんは。
今週のワンピも、鬼ヶ島決戦の流れの中ではまだ起承転結の「承」かなと思ったら、衝撃的な引きで、オロオロしました。
ウォロロロロ(違う)。
早速感想いってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
ゼウスとヘラ
ビッグ・マムに捨てられ、仲間のプロメテウスやナポレオンからも見放されたゼウスは、ナミの下僕に戻るのかと思いきや。
なんとあっさり新たに生み出された雷雨ヘラの餌食となってしまいました。
命名の元になったギリシャ神話でも、万能神ゼウスは、やきもち焼きの妻のヘラに頭が上がらないわけですが、ONE PIECEのゼウスはまさかヘラに捕食されてしまうとは。
元々はビッグ・マムのソウルを吹き込まれたただの「水蒸気」(ブルック評)とはいえ、臆病で卑怯なとこも含めて人間くさかったので、かわいそうですねぇ。
バリバリという音がして、ウソップたちがゾッとしてるので、これは完全に食べられてしまったようですね。
あわれ、ゼウス。
サブタイトルの意味
今週のサブタイトル“Anarchy In The BM“は、野暮を承知で日本語に意訳すると「やりたい放題のビッグ・マム」という感じですね。
Anarchyという言葉は、元々「無政府主義」という意味で、政府のような権威やリーダーを認めないという考え方。
転じて自由奔放とか無秩序というニュアンスですね。
ビッグ・マムの中にあるそういった「めちゃくちゃ」ぶりを表すサブタイトルです。
先週の感想では、ビッグ・マムのことをどちらに転ぶか分からないワイルドカードだと書きましたが、まさに今週、ナミを殺そうとしたうるティをワンパンしてやっつけてくれたかと思うと、一度は友達と認めたお玉もろともナミ達を殺そうとするなど、もうビッグ・マムの行動原理はめちゃくちゃ。
長年腹心だったゼウスをあっさり殺すなど、ビッグ・マムはまさに、自分の心のままに好き放題のanarchistということでしょう。
キッドvsビッグ・マム
致命的な破壊力を持つうるティの頭突き“ウル頭銃“を免れたナミ達ですが、今度はビッグ・マムの矛先が向いて絶体絶命のピンチというその時。
キッド、来たー!
失せろ“麦わらの一味“
コイツはおれの獲物だ‼︎
というキッドの海賊らしいセリフがカッコいいですね。
ここはおれに任せて逃げろってことなんだけど、キッドはそんなことは絶対に言わない。
うん、ハードボイルド。
しかしいかに覇王色の覇気を持ったキッドとはいえ、一人でビッグ・マムを戦闘不能にするのは難しいでしょうから、ローも遠からず到着するのかな。
また「オレの獲物だ」「お前がどっかいけ」みたいなやりとりがありそうな2人ですが、キッドとローが共闘してビッグ・マムと戦うカードはなかなか楽しみですよ♪
ルフィ、落下中
しばらく屋上でのカイドウとルフィのタイマンバトルが描かれていませんでしたが、やはりルフィ一人ではまだ力が及ばなかったようです。
なんと最後のページでは、首を切りそこなったことを悔やむカイドウと、気を失って鬼ヶ島から落下するルフィが描かれました。
これで2回目の敗北です。
でもね、アラバスタでの対クロコダイル戦でも、ルフィは格上の敵に2回撃退されましたからね。
まだまだこれからです!
それにしても空を飛ぶ鬼ヶ島は、まだ海上ですよね。
既に花の都の上空に差し掛かっていて陸地に落ちるなら、ゴム人間のルフィにはどうってことありませんが。
海に落ちるのを助けられるとすればサンジかマルコあたりでしょうか。
魚人のジンベエや、能力者以外の人間でも救出はできるでしょうが、空を飛べないと鬼ヶ島に戻れないもんね。
各地の現在の戦況一覧を整理しながら、また今後の展開を考えてみたいと思います。