最近、アニメワンピースで前半と後半の間に差し込まれるスケッチが楽しみで仕方ないゾリラバです、こんにちは。
今週は、ロジャーとレイリーが腕を交差させて酒を酌み交わすこれまたエモいシーン。
いやー、ほんと最高。
またしてもアニメワンピースは、ほぼ1週間遅れの感想になってしまいましたが、早速いってみましょう。
今週の#968は、原作では第967話の後半に当たります。
倒れたトキの覚悟
ワノ国を目前に、倒れてしまったトキ様は、イヌアラシとネコマムシを連れてロジャーの船を降りることになりました。
高熱で目が潤んでいるトキを見ると、日和はそっくりですね。
ま、母娘だから当たり前と言えば当たり前なんですが。
長い船旅で病にかかった妻を心配して、自分も船を降りようとするおでんですが、最後まで旅を続けたいおでんの気持ちを理解しているトキは、800年前から来た者としておでんの使命をうすうす感じているからかもしれませんが、離縁をちらつかせてまで、毅然としておでんの下船を拒否します。
いやー、この夫にして、この妻あり。
本当にお似合いの夫婦ですな。
モモの助と日和
ワノ国に海賊船が着いたと聞いて、もしやおでん様では!?と駆けつけながら、こっそり様子を伺う錦えもん達とおでんが感動の再会を果たすアニメワンピースオリジナルシーンは、「いかにもありそう」で良かったですね。
相変わらずのほっかむりへの信頼が笑えます。
幼い頃からビビり気味のモモの助と、物怖じしない日和の対比も、実際に起きたことっぽい!
この辺りは原作では詳しく描かれなかったので、こういう丁寧に隙間を埋めていくようなアニオリは大歓迎。
初めて世継ぎのモモの助を見て、「利発そうでおでん様に似なくて良かったですな」と軽口を叩く錦えもんと、大笑いする赤鞘の侍達に、待ちわびたおでんの帰還に対する喜びが感じられます。
おでんとロジャー
だからこそ、おでんが旅を続けると言った時の、錦えもん達の絶望はいかばかりか。
去っていくロジャーの船に「戻って下さい!!」と叫ぶ錦えもん達。
ここまでのやりとりで、「ろくでなし〰️!!!」の台詞が生きますね(笑)
原作でもロジャーが尻馬に乗って「ろくでなし」と言うのには笑いましたが、アニワンではその後、前を向いて静かに「すまんな、おでん」というロジャーと、その肩を黙って叩くおでんのオリジナルシーンがあって、またしてもゾリラバ、プチ感動しましたよ。
今週は、いよいよラフテル到達という超重要な展開が描かれた回のせいか、アニメスタッフさんの意気込みとワンピース愛が随所に感じられましたなー。
バギーの看病に残ると言ったシャンクスの頭に手を置くロジャーのシーンも然り。
幼いシャンクスは可愛らしくて愛嬌がある子供として描かれていますが、いつか自分の船で行く、と言った時の力強い目に、将来の四皇の片鱗を見ました。
東映さんもそのつもりで演出してるのだと確信しましたね。
海賊王誕生と笑う白ひげ
前人未到の世界一周を成し遂げ、「海賊王」と呼ばれるようになったロジャー。
新聞でその記事を読んで、にいっと笑う白ひげのアニオリも最高です。
白ひげはきっと
とうとうやりやがったな、ロジャー、おでん。
と思いながら記事を読んだんでしょうね。
いやー、今週はホント、エモいアニメオリジナルシーンが多くて、何度も観直しましたわ。
ラフテルと“memories”
今週もロジャー海賊団の“ビンクスの酒”海賊王バージョンが聴けて嬉しかったですが、加えて更に懐かしいあの曲が!!
ラフテルに到達したシーンで、アニメワンピース最初のエンディング曲だった大槻真希さんの“memories”が流れましたね。
いやぁ懐かしい。
未だONE PIECEの正体が明かされていない状態で、最後の島ラフテルを描くのは、アニメスタッフさんも苦労したと思いますが、淡いピンク基調の絵と“memories”の音楽で、とても穏やかな雰囲気になりました。
次回はいよいよロジャー海賊団の解散とロジャーとの別れです。
箱ティッシュの用意が必要かも。