今週のワンピを読んで、錦えもんの愛らしさに開眼したジュクジュクの実の能力者、ゾリラバです、こんばんは。
かなり長い間、重く切ない話が続いていたONE PIECEですが、ようやく気分がスカッとするような、こぶしを突き上げたくなるようなストーリー展開になって参りました。
特に最後のコマは何度読んでも笑えます。
「お~ま~え~!!」と叫びながら、錦えもんに“萌え”を感じざるを得ませんでした。
今週はカッコいいシーンがたくさんあるのですが、すべて最後に錦えもんに持っていかれた感じです。
早速、感想いってみましょう。
以下、週刊少年ジャンプ掲載のONE PIECE最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
カン十郎の狼狽
オロチが「手を打った」はずのルフィ達が現れてカン十郎が慌てています。
それにしても、カン十郎が「ルフィ」や「ロー」と呼んでいることが、とても辛い。
ドレスローザからずっと親しくしていた日々が、こういう「名前呼び」のような小さなことからも感じられて、カン十郎の裏切りが改めて重たいですわー。
作戦が全て漏れていたと聞き「!?」という表情でカン十郎の方を見たルフィは、何を思ったでしょうね。
ま、何十年もの間、おでん様と赤鞘の仲間達を裏切っていたことを思えば、ルフィやローに対する裏切りなんて、毛ほどの良心の痛みも感じなかったでしょうね。
カン十郎めー。
「ライバル対決」再び
カイドウにキッドが捕まっていることを知った時からずっと、楽しみにしていたルフィ、ロー、キッドの揃い踏み。
いやー、シャボンディ以来の楽しいデジャヴですねー♪
ルフィとキッドは兎丼の採掘場でも張り合っていましたが、どうやらこの二人といるとクールなローまで闘争心に火が着くみたいです。
パンクハザードやドレスローザでルフィと共闘していた時は、子供じみた対抗心など見せなかったのに、キッドが加わって3人揃った時の化学反応はとても興味深い。
カイドウの部下が言うとおり、3人とも「ワノ国」で一度捕まっているんですよね。
しかし小物に「小物」呼ばわりされて、ブチキレる3人が笑えます。
それぞれが一番前に出ようとした挙げ句、3人同時に技を繰り出すのもシャボンディとデジャヴりまくり♪
ルフィとローの出した技は何だったかわかりませんが、キッドの“磁気魔人(パンクロットン)”は初出ですね。
今回はどういう技かはっきりしないので、決戦で再登場してじっくり描かれることを期待したいと思います。
傳ジロー登場
錦えもんの口から初めて傳ジローの名が出たのは、1年以上前の第921話でした。
おでん様の過去編を経て長く合流が待たれた狂死郎親分改め赤鞘九人男の傳ジローが、今週、最もカッコいい形で登場しましたね。
傳ジロー、キター♪o(゚∀゚o)(o゚∀゚)o♪
船を沈めるのは悪いからと、砲台だけ船から削ぎとる剣の腕前は、船を一刀両断できるゾロに匹敵することを暗示しているようです。
そしてゾロは、一度手合わせしている傳ジローのことをちゃんと覚えてましたね。
都に留守番として残った狂死郎こと傳ジローは、案の定、「羅刹町牢屋敷」の囚人達を解放して、参戦してきました。
これで現時点での味方の勢力は、しめて5400人。
まだカイドウ勢の半分ではありますが、ここまで集まるとは正直思いませんでしたね。
もしカイドウ達が鬼ヶ島上陸前に迎撃に出てくると、相当迫力のある海戦が見られそうです。
錦えもんの一計…?
オロチにやられたように見えたサニー号やその他の船が無事だったことは想定内でしたが、康イエの命がけのメッセージ「ハブの腹に線2本」の意味が「トカゲ」ではなく「ハト」だったとはね。
しかも誰もがみなそう読めるの!?
傳ジローは、ここで錦えもんの「一計」を褒め称え、「錦さん!!さすがはおれ達のリーダー!!」と言い、錦えもんも「ああ」と応えていますが…
最後のひとコマの錦さんの心の声と表情には笑いを禁じ得ません。
「トカゲ」じゃなくて「ハト」って読むのか!!!
さあ、皆さん、ご一緒に!
錦えもん、お~ま~え~!!
でも錦えもんが可愛いからちょっと庇って深読みすると、もしかしたら皆も「トカゲ」だと思っていたのをオロチの策を見抜いた傳ジローが「ハト」だということにして、各地の味方の指揮を取り、更に錦えもんを立てた、という可能性はあるかな?
傳ジロー、「できる男」だからそれくらいのことはやりそうです。
深読みし過ぎかもしれないけど。
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