最近、ブログネタに迷ったらワンピースキャラの誕生日を調べるようになったゾリラバです、こんばんは。
今日、5月9日は、センゴク元帥改めセンゴク大目付の誕生日です。
しかし大目付てwww
どうしてもちょんまげを結って裃を着た武士を想像してしまいます。
元帥の重責から解放された近頃は、ガープじいちゃんとキャラが被りそうなくらい、陽気な自由人っぷりを発揮しているセンゴクさんについて、語りたいと思います。
海軍の「正義」の体現者
センゴクは、27年前にはすでに海軍大将の地位にあり、2年前の頂上戦争の時点では、元帥の階級に上り詰めていました。
ガープじいちゃんと同期入隊ですが、「自由にやるにはこれ以上の地位はいらん。」と昇任を断り続けたガープ中将と違って、着実に昇任を重ね、トップとして長年海軍を率いてきました。
おつるさんと共に海軍の頭脳であり続けた「智将」であり、「仁義という名の正義」を掲げて、古くは海賊王ロジャーから2年前の頂上戦争まで、海賊との闘いの先頭に立ってきた「ザ・海軍」ともいうべき海兵です。
ただ、「仏のセンゴク」という異名や「仁義」とは相容れないのではないかとゾリラバが感じた言動がいくつかありました。
例えばオハラの件。スパンダインのような出世欲しかない俗物にバスターコールの権限を与えたり、サウロに対して「政府を疑う気か…黙って従え!!」と言ってみたり。
もっと言えばエースの公開処刑についてもそうです。
ただ、海軍トップとしての重責から解放された現在のセンゴクの「良い人っぷり」を見るにつけ、また、わずか2年で一気に白髪頭になった老け込みっぷりを見るにつけ、やはり本当の本当のところは「仏のセンゴク」だったんだろうなと。
部下には「政府を疑う気か!!」と言うものの、頭のいいセンゴクさんが世界政府や天竜人の「おかしさ」に気づいていないはずはなく、いろんな苦悩と矛盾を飲み込みながら、海軍トップとして大海賊時代に世界のバランスをとってきたんだろうな。
改めて長年のセンゴクさんの苦労に思いを馳せるにつけ、お疲れさまでした、と言いたくなります。
センゴクの実力
センゴクの実力は、はっきり言ってよくわかりません。
ガープと二人で海賊王ロジャーを追い詰めたとか、金獅子のシキをインペルダウン送りにした(これもガープと二人がかり)とか、そういう断片的な戦果と、実力がものを言うワンピース世界の海軍において長年、大将/元帥を務めてきたという事実から、相当強いのだろうなと推測できるだけです。
唯一、「仏のセンゴク」の異名の原点である悪魔の実「ヒトヒトの実モデル大仏」の片りんを見せてくれた頂上戦争の処刑台では、まんまとエースに逃げられましたし(笑)。
元帥まで上り詰めた以上、悪魔の実の能力は覚醒しているのでしょうが、覚醒するとどうなるかが今一つはっきりしないため(これについては改めて考察してみたいと思います)、読者が真の強さを目の当たりにしないまま、現役を引退してしまいました。
どこかで大目付センゴクのとてつもない強さを見てみたいものです。
センゴクの人間臭さ
センゴクは、ガープじいちゃんの自由奔放さに27年前から(おそらくもっと前の同期入隊時から)振り回され頭を抱えていますが、一番人間らしさを取り戻せるのもガープじいちゃんといる時なのではないかと思います。
頂上戦争でルフィが落ちてきた時の「ガープ、また貴様の家族だぞ!!!」(第557話)は笑えました。
数々の迷惑を被りながらも、そんな漫才のような掛け合いができるガープじいちゃんがずっとそばにいたから、センゴクは自分の信じる正義を貫けたのではないでしょうか。
性格が全く違うけれど誰より信頼できるガープじいちゃんが、万年中将として支え続けてくれたからこそ(自由人のじいちゃんは「支えなくては」などと考えていないでしょうが)、センゴクさんが、矛盾とプレッシャーを抱えながらも正気を失わずに重責を果たしきれたのではないかと思うと、ゾリラバ、胸熱。
蛇足ながら、センゴクさん以上に実力が謎のコング元元帥も、今日、5月9日のお生まれだそうです。今、どこでどうされているんでしょうね。