クリスマスシーズンの巷の盛り上がりをよそに、三連休は引きこもってONE PIECEと戯れる気満々の正真ヲタク、ゾリラバです、こんばんは。
世間のしがらみや大人の事情でなかなか完全引きこもりは難しいですが、先週の休載を挟んでようやくワンピースの続きが読めると思うと、到底、師走の街に積極的に繰り出す気にはなりません。はい。
それでは早速、今週のワンピース最新話の感想・考察、いってみましょう!
以下、ジャンプ掲載の最新の内容に触れますので、アニメ派、コミックス派の方はご注意下さいね。
採石場での人間模様
ルフィがカバのスマイルから救ったヒョウじいは、採石場の古参囚人のようですね。
古参と聞くとつい、光月家関係者か?と思ってしまいがちですが、雷ぞうが知らないということは、光月家とは無関係でしょうか。
いずれにしても、情けは人のためならず、がワンピースの常道ですから、ルフィの情けはきっとまたここぞというタイミングで、「ヒョウじいの恩返し」となって返ってくることでしょう。
さて、ドロンと現れた雷ぞうですが、ルフィの海楼石の手錠の鍵を手に入れようとしているみたいですね。
雷ぞうはこれまで悪魔の実の能力者らしき描写はなかったので、海楼石には触れるってことでいいのかな。
カリブーの“キビだんごでケヒヒヒヒ”
カリブーがぶれないお調子者っぷりで、なんか安心しました。
以前も書いたけど、ワノ国編のカリブーはおそらく、インペルダウン編のバギーやホールケーキアイランド編のシーザーのような狂言回しですね。
お腰につけたキビだんご、ひとつ私に下さいな♪
とルフィに取り入ってみるものの、相手にされていません。
カリブーの懸賞金は、シャボンディの初登場時から全く上がっていませんね。
ま、性懲りもなく魚人島で人魚を拐おうとしてジンベエに捕まったり、海軍に処刑されそうになったり、革命家ガブルーと間違えられたり、ドレークと戦ったりと、彼なりに冒険いっぱいの日々(笑)でしたが、特に目覚ましい活躍はしてませんからね。
それにしても、バラティエで雑用やらされた時は何の役にも立たなかったルフィが、メシのためとはいえ真面目に労働して、カリブーにまで「働け!!」とか言ってるのが地味に笑えます。
ルフィも単純肉体労働なら百人力なわけね。
しかもカリブーのうわさ話に耳を貸さず
お前どこまでしょうもねェんだ
とあしらうとこなんて大人の香りさえします。
ま、ルフィは信頼する人の言うことは無条件で信じるけど、カリブーのことは全く信用してないんでしょうね。
海楼石は加工金属!?
以前から、海楼石は原石なのか合金なのか疑問に思っていましたが、今週のカリブーの発言から、少なくとも手錠のような加工品は、海楼石の「効き」の強さを加減できるようです。
“働ける様に多少弱く作ってある”というのは海楼石に何かを混ぜて効果を和らげてるってことですかねー。
悪魔の実の能力者は海楼石に触れると、
①実の能力を発揮できなくなる。
②身体の力が抜ける。
というのがこれまでの理解ですが、カリブーの「おれァ充分動けねェ…」という発言から、いくつかの可能性が考えられます。
①海楼石はあくまで悪魔の実の能力に関連する部分のみに有効で、ルフィやキッドは元々の基礎的な身体能力が高いために悪魔の実の能力者であってもカリブーより動ける。
②超人系(パラミシア)よりも自然系(ロギア)の方が海楼石の影響を強く受けやすい。
③単にカリブーがヘタレの根性無しなだけ。
このいずれか、もしくは全部かもしれませんが、実際にカリブーはゼーゼー言っているので、口先三寸で楽をしたいだけではなさそうです。
いろいろと書きたいことを書いていたら、今週のサブタイトルになっている小紫どころか、キッドのところまでもたどり着きませんでしたが、これから冒頭の大人の事情で外出を余儀なくされているので、いったんここで区切ります。