明日からの海外出張を前にして、昨日のビブルカードの記事の続き(インペルダウン編)と今日放送のアニワンのどちらを先に書くか悩んで、一時間を無為に過ごしたゾリラバです、こんばんは。
また数日間、更新が滞るかもしれませんが、気長にお待ち下さい。
さて、悩んだ末に選んだのは、足が速い今週のアニメワンピースの感想の方。
早速いってみましょう。
早く終わらせて荷造りしなきゃ…(心の声)
男ベッジの勇姿
今週のアニワンの見処は、ベッジ一家の家族の絆に尽きると言っても過言ではないでしょう。
シロシロの実の能力者らしく、守るべき家族や部下に対するベッジのぶれない姿勢はまさに一国一城の主。
愛息ペッツに赤ちゃん言葉でデレても、ベッジの威厳が失われることはありません。
おー、よちよち、ママはすぐにパパが助けてあげまちゅからねー
からの船首に仁王立ちがかっこよすぐる。
ホントに尾田っちは、見た目がイケメンあるいは美人でなくても、中身の格好よさで魅せる天才だわ。
シフォンの覚悟
この夫にしてこの妻あり。
迎えに来たベッジ達に、あんた達だけでも逃げて、というシフォンがまたカッコいい!
実の母親であるビッグ・マムに虐げられ続け、夫のベッジと息子のペッツ、そしてファイアタンク海賊団だけが、自分の本当の家族だというシフォン。
アニメオリジナルの回想シーンはうるっと来ました。
血も涙もないギャングでゾウ編までは全く良い印象のなかったベッジの株は、愛妻家で子煩悩という一面だけでだだ上がりですね。
初めから裏切るつもりでビッグ・マムの傘下に入ったベッジですが、シフォンというギャングの「おかみさん」にふさわしい肝の据わった妻を得て、一年の苦労も無駄ではなかったということでしょうか。
ワンピースに登場するキャラは、完全な悪人も善人もいないから話に深みがあるんですよね。
水陸両用船ノストラ・カステロ号
ベッジの船ノストラ・カステロ号はイタリア語で「我々の城」という意味でしょうね。
「城(castello)」は男性名詞なので、文法的にはNostraではなく、Nostro Castelloが正しい気もしますが(語学ヲタクうるさい)。
そのノストラ・カステロ号、“城”の名にふさわしく、なんと水陸両用でした!
船のパドルが戦車のキャタピラになって陸に乗り上げるシーンは、ベッジの啖呵といい、BGMといい、完全に味方の戦闘の盛り上げ方ですね、東映さん♪
原作でもこのあたりのベッジとサンジとの阿吽の呼吸がゾクゾクしますが、今週はさわりだけ。
サンジがケーキを台車ごと空中高く蹴り上げ、甲板を空けろベッジ!と叫ぶとこまでです。
プリンちゃんが変装を解いたサンジの勇姿にハートを撃ち抜かれてるのはお約束としても(笑)、ベッジとサンジのお互いを認め合っているかのようなちょっとしたやり取りがいいですね。
うーん、今週のアニワンは、出張から帰ったらもう一度ゆっくり落ち着いて観たいわ。
それでは、今夜はここまで~。
時差に負けず更新がんばります(一応気持ちはあります・・・)。
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