仕事をしていても、“赤ざや九人男”が気になって、いつの間にか手元のメモに「カン十郎」と書いていた、かなり集中力のあるゾリラバです、こんばんは。
今夜は、昨日書ききれなかった今週のワンピース第919話の感想・考察の続き、いってみたいと思います。
Contents
居眠り狂死郎
居眠り狂死郎は、明らかに昭和の人気小説&時代劇、眠狂四郎が元ネタでしょうね。
直接ワンピースのストーリーとは関係ないでしょうが、この眠狂四郎を演じて一世を風靡したのが、市川雷蔵。
居眠り狂死郎も、忍者の雷ぞうも、時代劇好きな尾田っちらしいネーミングです。
ワノ国の居眠り狂死郎は、見た目、遊び人か用心棒みたいですが、一応「黒炭家御用達両替屋」という肩書きを持っているようです。
ワノ国は今のところ鎖国国家なので、ワノ国の通貨として登場した「金」や「銀」をベリーに交換するニーズはあまりなさそう。
むしろ江戸時代の両替屋のように、金銀を小銭に替えて手数料を取ったり、金貸しのようなことをしているのかもしれませんね。
おでんの奥方の予言
月は夜明けを知らぬ君
叶わばその一念は
二十年を編む月夜に九つの影を落とし
まばゆき夜明けを知る君となる
おでんの奥方が息絶える直前に残したという言葉は意味深です。
オロチ将軍が読み解いた内容も当たらずとも遠からずなのでしょうが、単に20年後に化けて出て恨みを晴らすといった小さな話ではなく、もっと大きな話のような気がしてなりません。
おでんは、海賊王ゴール・D・ロジャーの船に乗り世界の秘密を知った男です。
したがって、彼の視点や価値観は、単にワノ国の光月家の当主に留まらず、世界を俯瞰していたに違いありません。
また、光月家の家臣でもあるイヌアラシとネコマムシのことを、ペドロは、
世界が待っているんだ…!!!
あのお二方だけは!!!
絶対に!!死なせてはいかんのだ…!!!
(81巻第810話)
と言っていました。
また、ネコマムシ自身も
わしはネコマムシ!!!
世界の夜明けを待つ男!!!
(81巻第809話)
と言っています。
つまりワノ国を開国せよとのおでんの遺言は、単なる一国の運命を越えて、世界の夜明けに関係しているものと思われます。
二十年後の九人の侍
20年前、おでんの忠臣だった9人の侍、すなわち“赤ざや九人男”は、タイムスリップした錦えもん、カン十郎、雷ぞう、お菊を除き、主君おでんと運命を共にしたと考えるのが自然でしょう。
それではおでんの死から20年を経た今年、現れる「九つの影」とは誰でしょう。
ゾリラバは、上記4人に加え、今週剣の練習をしている描写があったモモの助、剣を借り受けているルフィ、剣士であるゾロ、ロー、イヌアラシの5人が、「九人の侍」になるのではないかと予想しています。
雷ぞうは忍者ですが、第808話で、尾田っちはわざわざシープスヘッドとジンラミーに以下のようなやりとりをさせています。
バーカ、侍じゃねェ、雷ぞうは忍者だ!!
“侍”はワノ国の武人の総称!!どっちでもいいのだ!!
したがって、雷ぞうは侍にカウントできますね。
また、ブルックは麦わらの一味の剣士ではありますが、彼の得物は日本刀ではなくフェンシングの剣なのでちょっと侍のイメージとは違います。
まだ推測の域を出ませんが、ルフィを筆頭に、9人が赤ざやの刀を持って「べべんっ!!!」と並んだら、むちゃむちゃカッコいいと思いませんか?
見てみたい♪
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