ワンピース第1104話“ありがとう、お父さん”感想・考察(その2)くまの行動に心揺れる黄猿と待たれるルフィの復活

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ワンピース第1104話“ありがとう、お父さん”感想・考察(その2)くまの行動に心揺れる黄猿と待たれるルフィの復活

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今週のワンピースを何度も読み返しては、くまがボニーを抱き上げてぎゅっとするコマで涙腺が崩壊するゾリラバです、こんばんは。

本当にくまの愛には、最先端の科学も、歴史の恩讐も、根深い憎悪も、手も足も出ないという感じですわ。

くあー。

書く書く詐欺にならないように、今週のワンピースの前半の感想の続き、いってみたいと思います。

 

サターン聖の能力

本当に憎らしいほどに攻略の隙が無いジェイガルシア・サターン聖。

ボニーが刀を突き立てても眉ひとつ動かさず再生したし、今週は、崩壊した建物の下敷きになって失った腕も再生していました。

それどころか、フランキーのラディカルビームで身体に風穴が開いても、シューという音ともにあっという間に傷口がふさがってます。

これ、なんなんでしょうね。

 

物理的な攻撃が効かないというと真っ先に浮かぶのは、自然系(ロギア)の悪魔の実ですが、ロギアの能力者のように攻撃がすり抜けるという感じではなく、ちゃんと実体はあるようです。

アルビダのスベスベの実のように攻撃を受け流したり跳ね返しているわけでもなく、ダメージは受けるものの、即座に回復する感じですよね。

 

これまでサターン聖が見せた底知れぬ強さを改めて列挙すると

① 瞬間移動

② 怪物のような蜘蛛の姿

③ 眼力での攻撃

④ 周囲を動けなくする力

⑤ ダメージからの即時回復

というところ。

一方、ワンピース世界で人智を超えた能力というと、「悪魔の実の能力」「覇気」「ベガパンクの人類の500年先を行く科学力」「特殊な種族の力」「超人的訓練による力(六式等)」「愛の力」「根性(笑)」などがあります。

ジェイガルシア・サターン聖も、最高権力者でかつ科学防衛武神なので、最高峰の科学力を持っていても不思議はありません(ベガパンクが自爆装置をくまに付けなかったのを見破れなかったけど…)。

 

そう考えると、これまでサターン聖が見せてきた上記の異常性のうち、一番しっくりくる組み合わせは

① 瞬間移動→科学力(ベガパンクもワープしてました)

② 怪物蜘蛛のような外見→悪魔の実の力(クモクモの実?幻獣種?)

③ 目力攻撃→覇気(触れずに打撃を与える覇気の進化系)

④ 周囲を動けなくする→悪魔の実の能力(蜘蛛の糸の能力?)

⑤ ダメージの回復→五老星特有の能力(不老に関係ある?)

 

一番謎なのが⑤のダメージ回復なんですが、もし仮に五老星がかつてオペオペの実による不老手術を受けて何十年も容姿がかわっていないのだとするとですよ。

不老というのはすなわち、細胞が劣化しないということなので、すぐに元の状態が再生される、つまり傷もすぐ治る、ということなのかなと。

 

だとすると、不老はイコール不死ではないとはいえ、いったいどうやったら倒せるのか。

カイドウやビッグ・マムみたいにマグマ溜まりに落とせば再生が追いつかないかもしれないけど。

 

濃いサングラスが必要な黄猿

エッグヘッド編になってから、黄猿のイメージはだいぶ変わりましたね。

自らを社畜と半ば自虐的に呼ぶものの、若い頃から立場は違えど縁あって親しくしていたベガパンク、戦桃丸、ボニー、くまが次々と抹殺しなくてはならない相手となり。

黄猿の「どっちつかずの正義」は、もはや崩壊寸前、という感じです。

 

麦わらの一味の成長ぶりに感慨深げな様子も、2年前のシャボンディで彼らを四散させた時とはまるで違います。

フランキーを蹴り飛ばしながらも

 

見せてみろ…成長‼︎

 

という黄猿には、麦わらの一味への期待さえ感じられるような。

 

それでも最後まで立場を捨てられない黄猿に、ベガパンクがかけた言葉は

 

心が持たんか

悲しい男じゃのう黄猿…

 

さすが長い付き合いだけあって、黄猿の気持ちが分かるようです。

「持たんか」は「保たんか」が正しいと思うけど(ぼそっ)。

 

それに対して黄猿の返しが渋いです。

 

みっともねェよな…もっと濃いのをかけてくるんだったよサングラス

 

任務と人情の板挟みになって、黄猿は「どっちつかずの正義」を貫けず、アラバスタのたしぎのように「選べる正義がない」状態になってしまったんでしょうね。

 

不都合に満ちた島

そしてついにエッグヘッドにバスターコールが発動されました。

サターン聖いわく、この島は「世界の秘密を探求する者」「失われた種族の血を引く者」「古き神を呼び起こしてしまった者」という不都合に満ちていると。

それぞれベガパンク、バーソロミュー・くま、ルフィのことでしょうが、もしかしたら「世界の秘密を探求する者」にはロビンも含まれているかも。

 

でもルフィ達は一度エニエスロビーでバスターコールを逃れているので。

今更、バスターコールが発動されても、それ自体はあまり脅威に感じられません。

むしろその混乱に乗じて脱出のチャンスが増えるんじゃないか、みたいな。

 

誰かに食糧を恵まれて復活し、海軍の手を逃れたらしいルフィの活躍が、いよいよ見られそうですね。

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     ど忘れしましたが3つぐらい保護対象にしてたはずなのに(ヨークとかマザーフレイムとか)
    それらを度外視してバスターコール発動するあたり
    サターン聖に焦りを感じますね。
     強いけど活動時間に限界があるとか? ただめんどいだけかもですが!

    • ゾリラバ より:

      サターン聖は、「欲(ヨーク)の身柄」とその脳である「パンクレコード」、そしてマザーフレイムを生む「融合炉」(パワープラント)」の3つを守るべきものと言ってましたね。でも元々はヨークを助けるつもりなかったみたいだし、いったんマザーフレイムを手に入れてルルシアでの実験にも成功した(推定)以上、融合炉も再生できると判断したのかもしれないですね。あるいは失う物は大きくてもいろいろな「不都合」を消すことが最優先というプランBに移行したのか…

  2. 匿名 より:

    魔人ブウっぽい再生力があるのでしょうかね?
    身体の恒常性をキープする為に欠損した部位を元に戻そうとする働きがあったりなかったり。汗
    もしくは幻影(分身)の可能性も少なからず?汗
    うーん、分かんないですが…。

    • ゾリラバ より:

      ホント五老星は謎だらけですね。彼らの上に君臨するイム様は更に強いのか⁉︎

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