8つの墓と聞くと、つい脊髄反射的に「八つ墓村のたたりじゃー!!!」と叫んでみたくなるお年頃、ゾリラバです、こんばんは。
昨日に引き続き、今週のワンピース第918話の最後のコマについて、あれこれ考察してみたいと思います。
なぜモモの助達の墓があるのかについての記事はこちら。
名前が読めない3つの墓
全部で8つ立っている卒塔婆のうち、名前が判読できるのは、「光月おでん」、「光月モモの助」、「家臣 錦えもん」、「家臣 カン十郎」、「家臣 雷ぞう」の5人です。
そして名前がわからない同じくらい古ぼけた墓が3つ。
よく目を凝らしてみると、うちひとつには「光月」の文字が、もうひとつには「家臣」の文字が見えますね。
残りのひとつも劣化がひどくてわかりにくいですが、「臣」の字があるように見えます。
モモの助の母親の墓
おでんの後ろにある「光月」の墓はおそらく、おでんの妻で、モモの助の母親の墓と思われます。
モモの助が、「母上も殺されもうした!!」(第819話)と言っていたので、おでんと時を同じくしてカイドウに殺されたのでしょう。
おでんやモモの助と同様に墓碑の頂上部に小さな三角屋根がついていて、他の5つの墓より少し立派なのも、それを裏付けていそうです。
他の生き残った家臣
他の二つが家臣の墓だとすると、彼らは錦えもんらと同様に生きて現在にタイムスリップしている可能性が高そうです。
なぜなら、ゾウで錦えもんがおでんについて
家臣である我ら全員の命を守り!!
最期を遂げられた!!
(第818話)
と言っているからです。
おでんと一緒に墓が立てられたなら同じ時期に死んだ(と思われている)可能性が高い。
そしておでんが「家臣を全員守った」なら、錦えもん達と同様に生き長らえて数ヶ月前の同じ時期に復活(?)したと考えるのが妥当でしょう。
この二人の家臣が既出の人物かは分かりませんが、もしそうなら、おこぼれ町に1ヶ月前に来たばかりの侍、お菊はちょっと臭いますね。
逆に、3年前にエースに会っている天狗山飛鉄やお玉ちゃんは除外できそうです。
錦えもんがゾウで言っていた「今 国ではわずかな反乱の意志をかき集めている」(第819話)「国の同志が心配ゆえ」(第820話)というのは、残る2つの墓に標された家臣のことかもしれませんね。
信じられねェ「事実」
信じがたいチートな悪魔の実の能力を持ち、冷静沈着なローが、「信じられねェ事実」と呼び、同じく多少のことには動じないゾロが「おれもビビった」と言うくらいですから、8つの墓の謎の答えは、「タイムスリップ」くらい荒唐無稽であってもおかしくありません。
ただし、「人をタイムスリップさせること」がおでんの能力だとすると、それは冷凍保存のようなものではなく、一瞬で人を未来に飛ばすようなものではないかと想像します。
なぜなら、冷凍保存のように人を自在に眠らせたり起こしたりする能力であれば、おでんが死んだときに能力が解除されてしまうと思うからです。
ワノ国篇は、尾田っちが書くのを楽しみにしていたというだけあって、本当に最初からドキドキハラハラの連続ですね。
いくつもの伏線が今後どう回収されていくのか、楽しみで仕方ありません♪
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