三連休が嬉しくて朝4時に目が覚めてしまったので、そのまま荷造りをして熊本にやって来た、ワンピースに関してだけフットワークの軽いゾリラバです、こんにちは。
熊本復興プロジェクトの一環として、熊本県各地に建てられている麦わらの一味の銅像は、3年前のルフィに始まって、昨年までにサンジ、ウソップ、チョッパー、フランキー、ブルックと見てまわりました。
その後、ナミとロビンの像が建ち、先月にはついにゾリラバのゾロの像の除幕式が行われたというニュースを聞いて、ゾリラバ、居ても立っても居られなくなったばい。
その3体は、南阿蘇の比較的近いエリアに固まっているため、車を運転できないゾリラバでも、公共交通機関と徒歩で何とかなるんじゃないかと思って来たのですが。
全然何とかならなかった‼︎
今日はゾリラバと同じ轍を踏む方が出ないよう、教訓としてウロウロ道中レポをお送りしたいと思います。
ここんとこコロナでお出かけを控えていたので、イベント系の記事は久しぶりですねー。
東京からだったらちょっと厳しかったかもなー。
ゾロ像(大津町)
さて、熊本駅からJR豊肥線に揺られること約30分、まず降り立ったのは、肥後大津駅。
なんとも雰囲気のある駅です。
そこから徒歩で約8分ほどの大津中央公園に、躍動感溢れるゾロの姿が‼︎
なんと美しい立ち姿よ‼︎
今まで見た像で一番カッコよく見えるのは、ゾロファンの欲目ではないはず!(欲目かも)
口が裂けそうだけどアップも凛々しい‼︎
二の腕の血管もリアル‼︎
もちろん、背中の傷は剣士の恥なので、後ろ姿にも一分のスキなし‼︎
この衣装の動きを銅像で実現するってすごいなと素人ながら思いました。
…と、ここまではゾリラバの旅も順調だったんですよね。
ロビン像(東海大学阿蘇校舎)
超絶方向音痴のゾリラバは、Google map師匠がいないとどこにも行けないのですが、ロビン像のある南阿蘇村の東海大学阿蘇校舎を訪ねようと師匠にお伺いを立てたところ、豊肥線の立野駅というところからバスで2駅行き、更にそこから徒歩54分とのお告げが。
うーん、最寄のバス停からも1時間近く歩くのかー。
と一瞬ひるんだものの、今回行かないとまたいつ行けるか分からなかったので、師匠を頼りにせっせと40分ほど歩いたところ。
途中で道が終わってる‼︎
ガードレールで行く手を阻まれ、目を凝らすとその先には道が無い‼︎
これも熊本の震災の爪痕なのでしょう。
やむを得ず、師匠に相談しながらぐるっと迂回したところ、目的地まで真っ直ぐ北上すればあと「12、3分」というあたりでどこも「工事中」「全面通行止め」の表示があって、先に進めません。
30分ほど行ったり来たりして途方にくれたゾリラバは、最後の手段として、「ロビン像」で検索したら表示された番号に電話をかけて道を聞いたところ。
現在は道路や崖の工事のため南側からのアプローチができないとのこと。
でも1時間も歩いたのに、あと北へ数百m進めないばかりに諦めるなんてこと、到底ゾリラバのONE PIECE魂が許しませんでした。
しかし徒歩で工事現場をぐるっと迂回して北からアプローチしようと思うとあと1時間はゆうにかかりそう…
周りには店の一軒もないし、タクシーどころか車もほとんど通らない…
ゾリラバは基本、公共交通機関と自分の足で移動するのが信条ですが、やむを得ずタクシーを呼んで連れてってもらいましたよう。
でも麗しいロビンちゃんを見たら、疲れが吹き飛びましたわ。
地震の痕跡が今も残る東海大学阿蘇校舎1号館の真正面に花に囲まれて咲くロビンは、今後「熊本地震震災ミュージアム」の中核拠点として生まれ変わるこの地でずっと愛されていくことでしょう。
これから行かれる方には車での移動を激しくお勧めしますが、ゾリラバ同様に「いんや徒歩で行っちゃる!」というモノ好きな方は、最新の道路事情とアクセス経路をよおーっくご確認下さい。
情けない声でSOSを出したゾリラバに、電話で親切に対応してくださった東海大学阿蘇校舎の職員の皆様、ホントにお世話になりました‼︎
ナミ像(西原村俵山交流館萌の里)
最後の目的地のナミ像は、ロビン像から車で30分くらい離れた西原村というところにあります。
こちらもJRの駅からはかなり離れているので、既に骨折後のリハビリにしては歩き過ぎたゾリラバ、ロビン像まで乗せてくれたタクシーで、そのまま俵山交流館に向かいました。
出費は痛かったけど、背に腹は変えられません。
こちらがタクシー代約7,000円を払ってたどり着いたナミすわんの像。
美しい‼︎
やはり黄金の像が一番似合うのはナミさんではないかしら。
ゾロはね、なんかもっと黒っぽい色とか、長い歳月を経て、なんなら鳩のフンとかもかけられて、渋い味わいを増した方がいいと思うんですよ(←ファンのくせにひどい)。
でもナミさんはこの金ピカでゴージャスな感じがピッタリです。
愛くるしい笑顔とかスラリと伸びた脚とか宝箱に座ってセクシーポーズ決めてる姿が最高なり。
ナミさんの美しさに、大勢のナミさんのしもべ達が先を争って写真撮ってましたわ(笑)
この交流館の目の前から、阿蘇熊本空港経由で熊本駅に向かうバスがあって助かりましたが、2時間に一本しかなく、最終は16時過ぎなので、利用される方はお気をつけて下さい(←1時間50分待ったヒト)。
朝から回った割にはほぼ一日がかりでしたが、ハプニングも含めて楽しい思い出ができましたガネ。
まだ設置場所も決まってませんが、次はジンベエですね‼︎
どこに建つのか楽しみだよい。