赴任先のご当地B級グルメが美味し過ぎて、東京にいた頃から体重が4ヶ月で8%も増加したゾリラバです、こんばんは。
消費税のようにじりじり右肩上がりになりそうで不安です。
さて、夏休み合併号から約2週間ぶりのONE PIECE、「いよっ、待ってました‼︎」と叫びたくなる展開でした。
早く最後の1ページを語りたくてウズウズしていますが、心を落ち着けていつものように順番に見ていきましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
忍びの道と人の道
先々週に書いたとおり、曲者ぞろいの飛び六胞が全滅し、バトルカードのステージは大看板クラス、すなわち敵のボスの右腕級に上がりました。
まずは、1年半以上前から見たい見たいと騒ぎつつマッチアップを期待していた雷ぞう対福ロクジュ対決!
共に笑い泣いた主君光月おでん亡き後もその志を果たさんとする雷ぞうと、時の「将軍」への忠義を全うすることが「忍び」の道と主張する福ロクジュ。
福ロクジュの言うことも、決して間違っているわけではないんですよね。
現実世界の軍隊だって、「国」やその時々の政権に従うのであって、個人に仕えるわけではありません。
カイドウと対立して勝ち目がないことは分かっているでしょうに、オロチを最後まで見離さないところは、福ロクジュ、一応スジの通った有言実行の人と言えそうです。
その福ロクジュから見れば、雷ぞうこそ忍びの道を外れた落ちこぼれ。
一方、卑劣な手段で権力を簒奪したオロチを支える福ロクジュを非難し、忍びであることより光月おでんという偉大な傑物に仕える従者であることを人の道として全うしようとする雷ぞう。
どちらが正しいかではなく、目指すものが違うから拳を交えなくてはならない。
“ONE PIECE”にしばしば登場するモチーフです。
頂上戦争でのルフィとガープじいちゃんの対立しかり。
ロケットマンでのゾロとTボーン大佐の対決しかり。
このバトルは熱いですわ。
厄介なホーキンスの能力
飛び六胞が倒れ対カイドウ戦は大看板のステージに、と冒頭で書きましたが、とんだ伏兵が残っていましたね。
キラーと対峙していたホーキンスです。
純粋な武力ではキラーに圧倒されていたらしいホーキンスは、いつものように自分の身代わりとして他者の「ライフ」を使って生き延びていました。
ところがキラーの一撃が、離れたところでビッグ・マムと対峙しているキッドのダメージに!
なんとホーキンスはいつの間にかキッドの「ライフ」までワラ人形として取り込んでいたようです。
ベポ達が人質にとられローが捕らえられた時にも気になったのですが、問題はどうすればホーキンスが他者の命をワラ人形に仮託できるのかということ。
このハードルが低いとなると、めちゃくちゃチートな能力ですよね。
例えばですが、髪の毛一本あればその人間の生殺与奪の権を握れてしまうといった条件だと、もう無敵もいいとこ。
キッドもカイドウに捕らえられた時にホーキンスに何かされたのでしょうが、今回、突然ダメージを負ったことにキッド本人も何が起きたかわからず戸惑っているようです。
とすると、例えば本人を脅してでも承諾させないとワラ人形化できない、といった厳しい条件ではなく、本人が気づかないうちに「ライフ」を握れるとみてよさそう。
なぜ、ワラ人形化の条件がそんなに気になるかというとですね。
いったん捕らえられたベポ、ペンギン、シャチ、キッドが簡単にホーキンスの「ライフ」にされていたということは、カイドウに負けて兎丼に収監されたルフィの「ライフ」だってホーキンスに蓄えられていてもおかしくないわけで。
カイドウ戦を控えてホーキンスがそこまで重要な鍵を握るとも思えないけど、少なくとも今、キラーがどうやったら現状を打開できるか見当がつきません。
ホーキンスの能力って、人質と言っても自分のダメージの身代わりにはできるけど、自分がワラ人形にした相手を殺せるわけではないですよね。
だからとりあえず出来るだけダメージを与えずに拘束できればいいんでしょうけど。
キッドにダメージが行くとわかってしまったキラーには、もうホーキンスを攻撃するのは無理だろうなー。
ネコマムシvsペロスペロー
そしてビッグ・マムの長男であり後継者を自認するペロスペローも、決戦の舞台から退場願う時がやってきましたよ!
こちらも1番最初のバトルカード予測の時から期待していたように、ペドロの仇としてネコマムシの旦那が相手です。
いきなりの先制攻撃で、ペロスペローは「ぶフェッレベバ!!!」という謎の叫び(笑)と共に吹っ飛んでいきましたが、このまるでタイプの違う2人の対戦カードも楽しみです。
肉弾戦ならネコマムシの旦那の方が強いでしょうが、アメ人間のペロスペローの能力もなかなか厄介ですからね。
ところでネコマムシがペロスペローに表に出ろと言ったのは、再び“月の獅子(スーロン)”化を狙っているから?
一晩に何度もなれるものなのかな。
戦闘の実力的にはビッグ・マム海賊団のNo.2はカタクリでしょうが、ペロスペローもよく頭が回り悪知恵が働く奴なので、どんな闘いが繰り広げられるのか楽しみです。
後半については、マルコのこととか、サンジのこととか、ゾロのこととか、ゾロのこととか、ゾロのこととか、語りたいことがたくさんあるのでまた明日改めて続き書きます!