暑くなったり寒くなったりのお天気にちょっと体調が優れないゾリラバです、こんばんは。
はうっ、胸が…!!!(ハンコック風)
そういうわけで、今日は頭を使ったりコミックスをあちこち参照したりしないと書けない考察系ではなく、お気楽に書けるワンピース関連作品の感想、行ってみたいと思います。
1話2話がONE PIECE.comで同時配信され、「面白いワンピースのパロディ漫画が始まったなぁ♪」と思って読んでいた“ONE PIECEコビー似の小日山~ウリふたつなぎの大秘宝”第3話が、6月25日に再びワンピースドットコムで無料配信されました(ジャンプ+でも読めるようです)。
作者は「なかまる」さんで、尾田っち御大も面白いと太鼓判を押しているそうな。
確か最初に読んだのは、昨年末の少年ジャンプのワンピーススピンオフ企画『ONE PIECE ショート』でした。いろんな作家さんが、ワンピースをパロった漫画を描くという企画。
今日はあまりネタバレを気にせず(四コマ漫画なので)、内容を紹介していきたいと思いますが、先に漫画を読みたいという方は、少年ジャンプ+のリンクを貼っておくので、こちらからどうぞ。
Contents
コビー似の小日山とは
このスピンオフ漫画、ひとことで言うと、ワンピースに登場するあのコビー(初登場時)にそっくりな中学1年生、小日山(こびやま)君の学校生活を描いた4コマ漫画です。
主人公が、ルフィでも麦わらの一味でもなく、あのコビー、しかもよりによって初登場のダルダルだった(ルフィ評)コビーにそっくりという設定からしてまず笑えます。
そしてなぜか主人公小日山君の学校は、クラスメートから担任教師、保健室の先生にいたるまで、やたらワンピースに詳しい。
当の小日山君だけは、あまりワンピースを知らないようで、なぜ地味で平凡な彼の一挙手一投足に周囲が注目し、勝手に盛り上がっているのか、今一つわかっていないようです。
そのちょっとずれた真面目なところも、コビーそっくりと周囲を喜ばせるばかり♪
第1話
第1話では、掃除している小日山君のところに友人が来て、窓枠を「ツー」っとやり、
なんだい?
このホコリは…
というシーンから始まります(笑)。
むちゃむちゃ懐かしいですね。
身近にコビーにウリふたつの友達がいたら、絶対ゾリラバも、アルビダごっこ、やると思います。
当の小日山君は、なぜ僕の掃除にだけはみんな厳しいんだろうと首を傾げるばかり。
特に第1話でウケたのは、スマホを取り上げて小日山君をからかう同級生を
やめて下さいよ!!!!
といって小日山君が殴ってしまう話。
そう、あの海兵の前でルフィを殴るコビーそっくり。
すみませんと慌てる小日山君をよそに、うぉーと喜ぶ周囲は、ドンドットットとキャンプファイヤーまでやって盛り上がります(空島でルフィ達がやったあれですね)。
その羽目を外した様子に、小日山君はよりによって、両手を広げて、
もうやめましょうよ!!!!
火に油を注ぐとはまさにこのこと(笑)
第2話
第2話は、小日山君の隣のクラスの女の子、赤石まどかちゃんの恋話が面白いです。
まどかちゃんの恋の相手は二次元の人。そう、ワンピースに登場するコビーでした。
ただし、ウォーターセブンでの再登場時以降のコビーです。
初めて小日山君を見かけたまどかちゃん、雷に打たれて言うことには
すごい・・・絵にかいたようなコビー
・・・コビーはそもそも絵だけど
・・・笑えます。
ただ、まどかちゃん、恋はいつでもハリケーン!!!といいながら、意外と冷静で、小日山君がコビー同様の変身を遂げる保証はないことから、当面は様子見作戦をとる模様(笑)
第3話
そして配信されたばかりの最新話、第3話は、体育の授業で50m走をする小日山君の話がメインです。
ワンピースファンなら、「コビー」「走る」と聞けばだいたい六式ネタかとわかると思いますが、もうひとつ先に意外な笑いを仕込んでくれましたよ。
ゾリラバ的には、もうひとつの話、Mr.1似の深栖太一(みすたいち)の話が面白かったです。小日山君は出てこないんですけども。
スピンオフ作品全般に言えることかもしれませんが、特にこの漫画は、ワンピースの小ネタを知っていれば知っているほどパロディの面白さの爆発力が大きくなりますね。
世の中にはそっくりさんが3人いるといいますが、二次元で同じ顔をしているとこれだけ笑えるのかという感じ。
まどかちゃん同様、今後の小日山君の成長に期待したいと思います。