明日が休みで考える時間がたっぷりあるので、何を書こうかとのんびりテーマを選んでいるうちに日付が変わってしまいかなり焦っている、計画性のある社会人、ゾリラバです、こんばんは。
書き始めてもまだ考えがまとまらないというね。
ま、仕事できる奴は走りながら考えるというし(ふるえ声)。
なぜ、今日はなかなか書き始められないかというと、最初に感動したセリフをリストアップしたら、とんでもない数になってしまって、とても5つにしぼることなど不可能だとわかったからです。
そこでまずは、ルフィのセリフに限定することにしました。
誰もが知っている超メジャーなものから、ちょっとマイナーなものまで、ゾリラバが独断と偏見で選ぶ感動したルフィのセリフのランキング、いってみます!(ルフィだけでもしぼるの大変なんですけどね)
第5位
まずは、第5位!
ドロドロドロ…
お前に勝てる!!
(ONE PIECE10巻第90話)
これは懐かしいアーロンパーク篇のセリフでしたね。
剣術も使えなければ航海術も持っていないし料理もできない、おまけにウソもつけない自分だから助けてもらわないと生きていけない自信があるというルフィ。アーロンからプライドもない情けない船長だと嗤われ、何ができるんだと嘲笑されたときのルフィのセリフですね。
ルフィが初めて、船長としての自分の役割を口にしたセリフだと思います。自分は何もできないけれど、仲間を苦しめる奴に勝って、仲間を守ることができると。
ルフィの中ではずっとそれが船長の役割というものだったのでしょうね。
だからこそ、シャボンディでバーソロミューくまに仲間を全員消されたことは、船長としての自分を否定されたに等しく、その悔しさが2年後の「全部守る」宣言につながっていくのだと思います。
ゾリラバの中でも、このセリフで船長の役割が「あ、それか」とすとんと腑に落ちるとともに、ルフィのカッコよさがガツンと来たことを思い出します。
第4位
続いて第4位!
ドロドロドロ…
お前さっきからなに見てたんだよ。ゾロに任せろ、邪魔すんな!
(ONE PIECE39巻第371話)
これは大好きなロケットマンのシーンから。ゾロが、ルフィとともにアクアラグナに風穴をあけ、障害物の車両を真っ二つにしたのを目撃しながら、Tボーン大佐に慌てるザンバイ達に向けてルフィが言った言葉です。
いやー、これにはしびれました。ゾロと出会ってすぐの「ナイス、ゾロ」からずっと、ルフィにとってはゾロは息の合った相棒であり、ゾロに寄せる信頼は随所で感じられましたが、このセリフはそれが最も分かりやすく示されたものでしょう。
ゾロを愛してやまないゾリラバにとっては、ルフィからゾロに向けられる信頼と敬意の言葉は、いつも「うぉおおおおお」と叫びたくなるほどの感動を呼び起こします。
第3位
そして第3位は!?
ドロドロドロ・・・
おっさん!!聞こえるか?黄金郷はあったぞ!!!400年ずっと、黄金郷は!!!空にあったんだ!!!!
(ONE PIECE32巻第298話)
ゾリラバは、空島篇がつまらなくてONE PIECEを読むのをやめたという話を聞くと、天国の入り口まで行って引き返した、と聞くのと同じくらい、残念な気持ちになります。
空島篇はそれくらいONE PIECEの素晴らしいところがてんこ盛りだと思うからです。空島篇をじっくり読んだら、最後のこのルフィのセリフで感動せずにはいられないだん。
尾田っちによればルフィは考えるくらいなら口に出すストレートな男なので、心の中のセリフは書かないと決めているとのことですが、唯一の例外が、このセリフ。空島から、黄金郷を探して海に潜り続けたモンブラン・クリケットに向けての叫びです。熱い思いに熱い思いで答えるルフィにただただ感動。
第2位
いよいよ残すところあと二つです。
第2位!
ドロドロドロ…
お前がいねぇと・・・!!おれは海賊王になれねぇ!!!!
(ONE PIECE84巻第844話)
来ましたよ、感動もまだ記憶に新しいこのセリフ!
いやもうこのルフィとサンジのまさかの決闘から続く一連のルフィのセリフは、どれもものすごい熱量を持って心に迫ってきます。
最初に読んだときは、この直前の「旅はまだ途中だぞ」あたりから涙腺がやばくなり、「お前はおれの船のコックだから!!おれはお前の作ったメシしか食わねぇ!!」で崩壊の兆しが見え、このセリフで一気に決壊でした。
ルフィにとって海賊王になることは、命を懸けるに値する決して譲れない夢。何が何でも叶えると決めている夢です。
でもその夢は、サンジがいなければかなわない夢だと言うルフィに、サンジは何を思ったのでしょう。ルフィにとっての海賊王の重さを十分に知っているサンジにとっては、何よりも嬉しく、そして何よりもつらい言葉だったはずですよね。
第1位
そして今回、堂々の1位に輝いたのはこのセリフです。
ドロドロドロ・・・
死ぬとかなんとか…何言っても構わねぇからよ!!!
そういうことはおまえ…おれたちのそばで言え!!!!
(ONE PIECE41巻第390話)
エニエスロビーでのロビン救出にまつわるルフィのセリフとしては「生きたいと言えェ!!!」の方が取り上げられることが多いですが、ゾリラバの好きなのはこっち。
ルフィはあまり仲間の過去や苦労の経緯自体に関心を示しませんが、現在置かれている状況と相手の気持ちは本能的にわかるようです。それがレイリーが言うルフィの見聞色の特徴「生き物の感情を感じ取る力」なのでしょう。
無自覚に相手が一番聞きたい言葉を言ってくれるのがルフィの凄いところ。
仲間を大切に想うからこそ、また自分が傷つきたくないからこそ、自分の心を閉ざしてルフィ達から離れようとするロビンにとって、これほど心を揺さぶる言葉はなかったのではないでしょうか。
こうして並べてみると、やはりルフィが仲間や友達を思って発した言葉ばかりですね。そこがルフィのルフィたるゆえん、普通のヒーローと一線を画す魅力なのかもしれません。
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実は、私は一番最初、空島編を軽んじていた一人です。スミマセン(m´・ω・`)m ゴメン…
コミックを大人買いして、勢いに任せて読んでいたので、ちょっとテンポが違うような気がしたもので・・・。
でも違うんですね、読み込みが足らなかっただけでした。
ルフィの味方は、空にも(ウェザリアも含む?)、海底にも、地上にも、いるという訳です。
空島編はファンの間でも評価が大きく分かれますね。おおかみさんがおっしゃるとおり、じっくり読むほど味わい深いエピソードだと思いますし、最後のシーンの感動も深いような気がします。