慢性的な睡眠不足のくせに、週末になると目覚まし時計より早く目が覚める、遠足の日の小学生の心を持った永遠の少女、ゾリラバです、こんにちは。
“ONE PIECE DOORS!①”を眺めていたら、やはり懐かしく印象深い扉絵がたくさんあって、人類がサルだったころから持っている「ランキング欲求」に逆らえなくなってきたので、今日は、扉絵シリーズのうち、ワンピース連載当初からある「アニマル劇場」シリーズ(読者リクエストを除く)に限定して、印象的な扉絵をランキングしてみたいと思います。
第5位
ドロドロドロドロ…
第33話の扉絵、ドクロマークのセスナで空を飛ぶルフィ、ゾロ、ナミ、ゴリラ!
この第33話の扉絵は、ゾロとナミがそれぞれの海賊マークが描かれたセスナに乗り、ルフィは、ゾロが操縦するセスナの後ろでゴリラ🦍に乗っている(笑)という、ワンピース連載初期のものです。
時代が下ると、アニマル劇場シリーズは、麦わらの一味の誰か一人と動物、というパターンが多くなるのですが、初期の頃にはこうした複数のキャラが一緒に描かれているものもあって、“ONE PIECE DOORS!①”の解説によれば、麦わらの一味が何人かで描かれているこの初期の扉絵が、その後のカラー見開き扉絵に発展したのだとか。
にゃるほどー。
麦わらの一味の海賊旗以外にそれぞれのどくろマークがあるのが意外だったのと、ゾロが珍しく子供みたいなやんちゃな表情をしているのが可愛いかったのとで、強く印象に残っています。
第4位
ドロドロドロドロ…
第124話の扉絵、秘密の何かが入ったスーツケースを持ったメガネサンジ!
この頃はまだ、ルフィ達がリトルガーデンでMr.3と戦っていた時期(懐かしい!)なので、サンジが本編でMr.プリンスとして登場するのはまだまだ先です。
だから眼鏡をかけたサンジくんはとても新鮮でした。
“SECRET”と書かれた麦わらの一味のドクロマーク入りスーツケースには何が入っているのだろう、「鶴交通(TSURU TRANSPORTATION)」の船でどこに行くのだろう、といろいろと想像を巡らせてワクワクしました。
そういえば、扉絵シリーズのこだわりとして、出てくる文字は看板も効果音もすべてアルファベット表記というのがありますね。
ワンピースでおなじみの「どんっ!!!」も扉絵だと「DON!!!」になります(笑)
第3位
ドロドロドロドロ…
第81話の扉絵、ベルメールさんやノジコとスパゲッティを食べるナミ!
これはアニマル劇場とはいえ(一応犬が一緒にスパゲッティ食べてますが)、主役はベルメール一家。
ナミが、本編でベルメールさんとケンカするきっかけになった、ベルメールさん手作りの服(ノジコのおさがり)を着ています。
ベルメールのスパゲッティを食べようと大きな口を開けているナミと、それを笑って見ているノジコが微笑ましい!
アニマル劇場シリーズの中ではかなりストーリー性のある本編寄りの珍しい扉絵でしょう。
第2位
ドロドロドロドロ…
第481話の扉絵、書道をするゾロ!
これは、読者による扉絵人気ランキングでも第2位を獲得したので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
大きな半紙に太い筆で味のある「剣」という字を書いて、吟味しているゾロ。
黒い着物にきりりと帯を締め胡坐を描いているゾロのすべてが日本男児っぽい。
傍らには顎に手を当てた同じポーズの舎弟と思しき猫がいます。
ゾリラバ的には、ゾロの後ろに掛かっている掛け軸の文字が「無農薬」なのが地味に笑えます。
第1位
そしていよいよ栄えある第1位!
ドロドロドロドロ…
第562話の扉絵、ロビンの後をついてくるカルガモ一家!
この扉絵の掲載時期は、ちょうど本編で頂上戦争が盛り上がり、緊張が高まっている頃でした。
ねぎの入った買い物袋を持ったロビンの後ろをカルガモがぞろぞろついてくる絵に、心から癒されたものです。
特に、口に小枝をくわえ、両手にも小枝を持った3刀流のカルガモが1羽、列を離れてあらぬ方向に行こうとしているのを見て微笑んでいるロビンは、どう考えてもゾロを連想してるよね!!!
…尾田先生、ありがとうございました。
インペルダウン篇と頂上戦争篇は、ワンピースの中でも特に傑作だと思いますが、長いことゾロやロビンが見られなくて淋しかったのだん!
しかし、今日はいつにもましてゾリラバのゾリラバによるゾリラバのためのランキングでしたね。
いやー、スワン、スワン♪
ONE PIECE DOORS! 1 (ジャンプコミックス)