年に一度のナレッジキング決定戦が終わってしまい、秋の日のヴィオロンのため息の身にしみてひたぶるにうら悲しい元文学少女、ゾリラバです、こんばんは。
はい、2日経っても不本意な結果に立ち直れていませんガネ。
こういう時は、アニメワンピースでも観てお気楽に笑ったりしようと思います。
出張で溜まっていたアニメワンピースの感想の遅れもキャッチアップせねば。
早速いってみましょー!
10月4日に放映された#944は、原作だと巻94第945話の後半にあたります。
錦えもんの土下座
“敵の敵は味方作戦で”アシュラ童子を仲間に引き入れようとした錦えもんは、自らの姑息な手段を悔やんで、アシュラ童子に土下座します。
やはり背中を預けて一緒に闘う相手には、虚心坦懐に接することが大切ですが、時を越えて来た錦えもん達には、カイドウが支配するワノ国でアシュラ童子が過ごした20年の重さがわかりませんでした。
錦えもんが懺悔して言うとおり、時間がなく強硬手段を取ったこともアシュラ童子を怒らせた一因でしょうが、やはり長い歳月が人の心に与える影響をタイムスキップ組が理解できなかったことが大きいでしょうね。
ここは原作でも好きなシーンでしたが、錦えもんの「おぬしの力が必要だ」というセリフと、アシュラ童子の「お前らに20年は理解できん」というアニメオリジナルなセリフは、とても自然で良かったですわー。
アシュラ童子、ホントに味のあるキャラだと思う。
ビッグ・マム登場
ビッグ・マムがとうとう兎丼の囚人採掘場に到着しました。
入り口に到着した先週から、ルフィ達の前に姿を現すまでが長い(笑)。
後半の尺を丸々使っての進撃です。
アニメスタッフさん、かなり引っ張りましたねー。
ビッグ・マムの怪力っぷりを示す入り口の頑丈な扉の破壊をじっくり描き、おしるこがあるという嘘がばれることを恐れるチョッパーの怯えをじっくり描き、お菊のほっかむりの経緯を丁寧に描き(笑)。
ゾリラバは原作原理主義者ではないので、原作の面白さや感動が損なわれなければアニメオリジナルは楽しむ方ですし、不自然なほどでなければ尺が引き延ばされる大人の事情もわかります。
ただ逆に面白いセリフなどが省略されるのはちょっと残念かも。
このモブのセリフとか、ゾリラバはなにげにウケてたので。
登場まであれほど引き延ばすなら、土煙の中でからビッグ・マムが現れた時のクイーンの部下達のとまどいもちゃんと描いて欲しかったかなーと。
ブラキオサウルスのクイーン
ビッグ・マムにおしるこを寄越せと言われてブチキレたおしるこ大好きクイーン。
多少冷静さを欠いていたにせよ、相手が四皇ビッグ・マムと分かっていても立ち向かうところは、さすがにこちらも四皇の大看板ですね。
クイーンがリュウリュウの実古代種モデル・ブラキオサウルスに変身していく過程は、なかなか迫力がありました。
クイーン、さすがはブラキオサウルスの能力者だけあって、巨大なビッグ・マムが子供に見えるサイズです。
因みに実在したブラキオサウルスと人間のサイズ比はこのくらいだそうです。
しかしその巨大なクイーンを、体型からは想像もつかないジャンプ力と敏捷さでワンパンしたビッグ・マム。
「今は記憶を失って優しい“おリンちゃん”になっているから、クイーンに苛められているのでは?」というチョパえもん達の心配は、全くの杞憂だったようですね(笑)
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