出張間のわずかな在宅時間のほとんどをワンピースによるヤル気充電に費やしているヤルキマン・マンカインド、ゾリラバです、こんにちは。
次の出張までの数時間の間に、たった今放映された今週のアニメONE PIECEの感想を書いておこうと思います。
今週のアニワンは、原作の868話のラストから、原作869話の途中まで。
明日のコミックス89巻発売を控えて、アニメの方もようやくコミックス86巻の内容が終わりそうです。
城(ルーク)イン・フォラ・グレーセ
このシーンをわざわざ今週に持ち越しただけあって、ベッジの城、「大頭目(ビッグ・ファーザー)」への変身シーンは気合いが入っていました。
この後に出てくるジェルマの変身シーンもそうですが、アニメならではの迫力があり、ルフィでなくとも目がキラキラになります。
アニメオリジナルですが、ベッジがコマンドを出すときの指輪だらけの手の動きもなかなかカッコ良かったです。
ベッジの城(ルーク)の中に退避しようとするナミとチョッパーとキャロットを吹き飛ばしてシーザーが我先に逃げようとするオリジナルシーンも、シーザーのぶれないクズっぷり(笑)と、ナミ達が逃げ遅れた理由をうまく説明していてうまいと思いました。
ジェルマ66(ダブルシックス)変身!!!
ベッジの「大頭目」も見ごたえがありましたが、今週のアニメワンピースの目玉はやはりこれですね。
なんせわざわざ、このシーンだけの宣伝用動画を配信したくらい、東映さん気合い入ってましたから。
そしてファンの高まる期待に見事に応えてくれましたね。
原作を読んだ時から、このシーンをアニメで観るのを楽しみにしていましたが、戦隊ヒーローものの王道を行く変身シーンは、それらしいBGMとあいまって鳥肌もの。
レイジュが着ていた服が脱げてレイドスーツに変わるシーンでは、キューティー〇ニーの変身にドキドキした子供時代を思い出しました。
オンナのゾリラバでさえそうですから、今頃、日本中に、このシーンを一時停止したりコマ送りしながら観ているファンがいるはず。(←断定)
いやぁ、眼福、眼福♪
レイジュだけでなく、イチジ、ニジ、ヨンジの変身シーンとその戦いっぷりも、それぞれの特徴が出ていて、むちゃむちゃカッコいい!!!
ジャッジの決断
原作では、ジャッジの変身シーンはなかったのですが(あんまりジャッジの“おはだけ”とか見たくないしね)、アニメでは、イチジたちと同様に、“GARUDA”として紹介されていました。
そういえば、ジャッジはそういう異名でしたね。
ガルーダはインドネシア語の「鳥」。
インドネシアの航空会社の名前もガルーダ航空です。
ガルーダはもともと、インドの神話に登場する「迦楼羅(カルラ)」という金色の鳥の神様で、このシーンのジャッジは、そのイメージにぴったりでした。
また、原作と違うアニメオリジナルとして、ジャッジが、「行くぞ、ジェルマ66!!!」と号令をかけるシーンもありました。
ジャッジは原作以上にジェルマの首領としてふさわしい扱いを受けているようです。
なお、今週のアニメワンピースは、ベッジの変身とジェルマ66の変身に気合が入りすぎて、原作の第869話の最後の3ページ分が、来週に持ち越しになりました。
でも、ヴィトが「生」ジェルマ66の「リアル」変身シーンをみて感涙にむせぶシーンとか、期待していたオリジナルシーンも観られて、ゾリラバ的には大満足です。
次週は、因縁の親子、サンジと父ジャッジの対峙が見せ場ですね!!
ONE PIECE 89 (ジャンプコミックス) [ 尾田 栄一郎 ]